病院はホテルじゃない
入院して4日目になります。
いりの@です。こんにちは。
なに急に、この冒頭の見出し?
なにをわかりきったことを。
な~んて思われるかもしれませんが、実際に入院してみると、意外に思うのです。
アレもないのか、コレもないのか、と。
……っていうか、病院ってベッドと食事以外、本当になんにも無いんですよ(;'∀')
テレビ有料だし、冷蔵庫があっても有料だし、洗濯も有料だし、パジャマも有料だし……
さらに私の場合は緊急入院でしたので、必要品を用意する時間もありませんでしたし……
そこで今日は、入院する際にあったら良いモノや、便利な物をピックアップしてみました。
1,下着&パジャマなどの衣類
下着は必須ですよね^^;
旅行へ行くときだって持ってゆくものですので。
女性の場合ブラジャーをどうするかですが、診察があることを考慮して付けておかないほうがいいかもです。
(※つけたりはずしたりが面倒になります)
なのでインナーを用意したほうがいいでしょう。
インナーはできればユニクロやイオンなどで販売している、カップ付きがおすすめです。
他にも販売しているメーカーさんもあるので検索してみてください。
あくまで提案なので、なければノーブラでTシャツを着ても良いと思います。
パジャマは病院によっては有料で貸し出ししているところもあります。
料金も病院によって差があるかと思いますが、おおよそ1日100円~ではないかと考えられます。
(※ちなみに私が入院している病院は4月から値上がりして124円と変更されます)
洗濯の手間がなくなるのでレンタルもお勧めですが、お金をかけたくないのであれば持参が一番です。
冬になると寒くなるので靴下があるといいですね。
あと、何日もお風呂に入れないことも多いので、ニット帽を2~3つほど持ってゆくと良いですよ。
できれば洗濯しやすい綿素材のニット帽がオススメです。
2,myお箸(スプーン)・コップ・水筒
お食事のときにお箸やスプーン&フォークが出ません。
レストランではないので、当然といえば当然ですが。
そのため、無ければ困ります。
お茶は患者さんが飲める配給の機械がありますが、コップが無いかもしれませんので、これも必要です。
(※病院によってはお茶の諸事情が違うかもしれません)
水筒は、ベッドで飲むものがないので、無料のお茶を水筒に入れておくためです。
自販機もありますが、節約したい方は水筒のほうが断然お得です。
3,日用品
大雑把に日用品と書きましたが、要は自宅でよく使用する備品です。
思いつく限りを書いてみました。
他にも愛用のマウスウォッシュとか歯間ブラシとか……
その人にとっての愛用品があるとは思います。
ただ、保管場所がベッド周辺以外にないので、あまりに持ち込むのもどうかと思いますが……
(※個室なら持ち込んでも大丈夫かとは思いますが、クローゼットの大きさに限りがあるので注意が必要です)
あなた自身にとって必要不可欠な日用品があっても、必要最低限の範囲で持ってゆくと良いでしょう。
また、生理用品も一応書きましたが、入院前は生理になってなくても、入院中にきてしまう場合もあります。
その際は病院へ頼んでみるといいかもしれません。
特に産科・婦人科がある病院であれば常備している可能性があるので、1日ぶんならもらえるかもしれません。
その後は、病院内の売店か近所のコンビニへ、家族の方に買いに走ってもらうほうがいいでしょう。
4,タオル
洗顔、入浴やシャワーを浴びる際、どうしても必要となります。
- フェイスタオル 2~3枚
- バスタオル(※スポーツタオルでも可)1枚
最低限はこれぐらいでしょうか。
入院が長期にわたるのであれば、この2倍はあったほうがいいかもしれません。
ですが、病院には入院患者のための洗濯施設もあるので、10枚を超えるくらいの枚数は、持ち込まなくても良いと思います^^
5,暇つぶしできるモノ
これは人によって異なると思います。
一般的なものをあげるとしたら
- 書籍(マンガ・小説など)
- 携帯ゲーム機
- ポータブルDVD(Blu-ray)
この辺りになるのかな?
インターネットが使用可能であれば、タブレット端末やパソコンを持ち込むのもアリですよね。
(※パソコンの持ち込みは病院の許可が必要になる可能性もありますので、事前に申し出てください)
またスマホの持ち込みを許可している病院は増えましたが、マナーモードに切り替える、通話は決められた場所でする、ゲームや音楽を聴く際にはイヤホンをする、などの配慮は必要です。
共同部屋であればなおさらですので、気をつけましょう。
この機会にやりたかった勉強をやってみるというのも、良いかもしれませんね^^
6,常備薬・処方薬
もしもあなたが、毎日お薬を飲む必要があるのでしたら、そのお薬を持ってゆく必要があります。
ただし、それは担当のお医者さんと話し合ったうえで行うべきでしょう。
入院前に看護師さんから、毎日飲んでいるお薬やサプリメントのことを質問されることがあるかと思います。
治療の際に邪魔になるようであれば、たとえ持病のために毎日飲んでいる薬でも、一時的に飲むことを止められる場合もあります。
飲むことに問題がないと判断されれば許可されます。
緊急入院の場合だと、病院へ
「こんな薬を処方されています」
……と告げれば、同じ薬を処方してくれます。
製薬会社によって作り方が違うので、同じ薬品名で形・色が違う薬が処方されることもあります。
不安を感じたら、きちんと質問するといいでしょう。
もしも、長期入院のために処方されている病院へお薬をもらいに行けない場合は、看護師さんか担当医に相談したほうが良いかと思います。
ただし、処方してもらえたとしても別途料金はかかりますので、注意が必要ですよ^^;
入院が長期化するようだったら……
私の入院は2週間の予定です。
2週間も家に帰れないとなれば、さすがに必要なモノも増えます。
そこで、さらに必要なものを考えてみました^^
7,洗剤・柔軟剤
入院が1週間以上になるのであれば
できれば用意しておきたい日用品です。
病院にはおおむね入院が長期化する患者さんのために、洗濯をするスペースが設けられています。
簡易コインランドリーみたいなものですね。
手術直後などは無理ですが、体が動けるようになってくると、家族に持ってきてもらうよりも自分で洗ったほうが早いと思うことも増えます。
特にご家族の帰宅が面会時間を過ぎるような場合、足しげく通ってもらうこともできません。
(※病院によっては、患者の家族の持ち込みであれば、特別に遅い時間の来院を許可できることもあるようです。病院に問い合わせてみてください)
病院内の売店、もしくは近所にコンビニがあると、たいてい旅行用の洗濯洗剤が置いてあります。
柔軟剤もあるといいですが、なくても大丈夫です。
病院で日々快適に過ごすためにも、洗剤だけでも買えるなら買っておきましょう。
乾燥機もたいてい常備されているので、物干し用のロープなどは不要です。
乾燥機でザッと乾かし、生乾きのときは来客用の椅子にかけるなどして乾かしてしまいましょう。
8,ふりかけ&佃煮などの味の濃いご飯のお供
これは個人差があるかと思いますが……
病院の食事って薄味で単調なので、長期間食べ続けていると飽きてしまいます。
洋風のトマト煮とかが入っていても、やはりガツンとした味の濃いものはありません。
なので、もし可能であれば、ふりかけや佃煮などで、白いごはんを美味しくいただいてしまいましょう。
もちろん、事前に担当のお医者さんに聞いてください。
治療のために薄味にされていたり、食べてはいけない食材があるとしたら、勝手に口に入れるといろいろと問題が出てきます。
結果として退院が遅れる可能性もあります。
病院にいる限り、ルールからはずれることをする際には、必ず担当医師への相談が必要ですよ^^
必要なモノ・番外編 ~コレあって便利だった~
……ということで、私いりの@が入院の際に偶然持ち合わせていたおかげで重宝した
日用品をご紹介します^^
番外1:携帯型トイレの消臭剤
私は子宮内膜症のせいで、急におなかを下すことがあります。
そのため、トイレ対策として携帯型トイレ消臭剤を常に持ち歩いているのですが、コレが意外なほど重宝しています。
なんせ緊急入院で着の身着のままで放り込まれましたので、病室はたまたま空いていた共同部屋。
共同部屋はトイレ・洗面所が共同のため、どうしても自分のあとが気になるんですよね(;^_^A
(仮に個室が空いていたとしても1日の使用料が高いので、共同部屋が空き次第、すぐに変更してもらうと思いますが(笑))
なので、トイレのあとにコレを1滴たらせば、少しはにおいがなくなるかなぁ~と。
私が入院している病院の共同トイレは思いのほか喚起が利いているようで、あまりキツいにおいはしないのですが、それでも、やはり大のときは気になります……
同居者と快適に過ごすためのお守りみたいなモノと、考えていただければ良いかと思います。
番外2:家族に渡しておく電子マネーやお金
番外というより、事前に準備しておくことですが……
あなたが主婦で家計のすべてを握っている場合、入院が長期にわたると必ず金銭面で問題が出てきます。
まぁお金を出す人がいなくなるので、当然ですけども。
夫であれば高額のお金を入れた電子マネーを渡しておけば、毎日のお弁当代に事欠くこともありません。
お子さんでも同じですが、ある程度年齢が高くて家事を任せられるようでしたら、いくらか現金を持たせておくという方法もありでしょう。
いりの@の場合は、hiroさんへ電子マネーを渡し忘れたため、いまhiroさんのお財布が大変なことになっていますww
お小遣いがそろそろなくなるみたいですが、取りにも来られないので対処のしようがありません。
また、自分が使うためというのもあります。
病院内の売店やコンビニへ行く際、必ずお金が必要になりますし、テレビを見るにも冷蔵庫を使用するにも洗濯するにも、テレビカードを買わなければいけません。
(※洗濯は現金という病院もあるかもしれません)
入院生活でも意外にお金はかかります。
そのために便利な電子マネーや、いくらかの現金を持っておくことをお勧めします。
……いかがでしたか?
いりの@なりのまとめなので
「こんなのいらんわー!」
…というモノもあるかもしれませんが、できるだけ必要なものをまとめてみました。
あなたのライフスタイルに合わせて、必要なものを持ち込んでくださいね。
病気でも快適に毎日を過ごしましょう!
最後にポチっとお願いしますm(__)m