言葉を紡ぐ日々

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ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記 その⑧ ~副作用の対処法をまとめてみた~

おはようございます、いりのです。

 

久しぶりのディナゲスト(ジエノゲスト)日記です。

ディナゲスト(ジエノゲスト)の副作用にもだいぶ慣れてきました

そこで自分なりの副作用の対処方法をまとめてみた

ディナゲストからジェネリック医薬品であるジエノゲストへと変更してから、もうすぐ4ヶ月になろうとしています。

 

飲用されている方はよくご存じだと思いますが、ここでディナゲスト(ジエノゲスト)の復習をば。

 

ディナゲスト、もしくはジェネリック医薬品ではジエノゲストとは、黄体ホルモン製剤です。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)を服用すると排卵が止まります。

ピルと似たような作用があるんですね。

 

なので、結果的に生理が止まります。

 

なぜ生理が止まるかというと、卵巣から分泌される女性ホルモンを抑制するから。

なかでももっとも作用するのが卵胞ホルモンの分泌だそうです。

 

そのため子宮内膜症を直接抑制して働きを小さくする効果があります。

 

子宮内膜症は、本来子宮にしか存在しないはずの子宮内膜が、子宮以外の場所で増殖と剥離を繰り返し、臓器に癒着することで炎症を起こす病気。

 

長年に渡って増殖し、臓器に広く癒着して起こす炎症はかなりの痛さです。

(※ただし、痛みには個人差があります)

 

汚い話で恐縮ですが、いりのの排泄時に起こす痛みは相当なもので、トイレのなかで短い悲鳴を上げていました。

 

 

もちろん月経痛に悩んでいるという方にも効果があります。

 

月経に絡む病に悩まされている方への治療には効果的な黄体ホルモン製剤というわけです。

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 ……で。

 

確かに定期的な生理は止まりました。

それに伴う痛みも減り、私の場合は子宮内膜症の症状があるのですが、それに関係する痛み(下腹部痛・腰痛・排泄時の痛み)が激減しました。

 

しかし生理に関する悩みが消える一方で、ディナゲスト(ジエノゲスト)は副作用が出る薬としても有名です。

 

気分の落ち込み(抑うつ)、頭痛、吐き気(悪心(おしん))、不正出血、寝つきが悪い(不眠)、体重増加……などなど、いろいろと副作用が出ておりました。

 

他にも浮動性めまい、ほてり、ヘモグロビン減少などもあるようですが、こちらはわかりにくいです。

(※めまいに関してはメニエール病を持っているため、どちらの病で出ているのか判別しにくいです)

 

副作用は現在進行形でいまも現れています。

 

およそ1か月前、薬をあと2ヶ月続けてみると決めたわけですが……

roshiatehamother413951.hatenablog.com

決めたとなると、副作用とどのように向き合うのかというのも考えなければなりません。

 

そこで、ディナゲスト(ジエノゲスト)の服用を始めてからの経験を元に、どのようにして副作用を処理してきたのかを書いてみたいと思います。

 

あくまで自分に表立って出ている(と、強く感じている)副作用のみとなりますので、ご注意くださいませ。

 

1,吐き気(悪心(おしん))

これは副作用のなかでも軽度なほうだと思います。

(※個体差はあると思います。いりの@の場合は、と考えてください)

 

その吐き気は「食べ過ぎないこと」で対応中。

 

ですが食事量が少なくても、軽く気分が悪くなることがあります。

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とはいえ食べ過ぎると、もっと気分が悪くなることは間違っていないので、これは正しい方法ではないけれど、完全に方向性が違うというわけでもなさそうです。

 

お腹が空きやすいという状態でもあるため、食べる量を考えつつ対処法を考えてみたいと思います。

 

2,頭痛 

頭痛は「我慢できるのであれば、落ち着くまでおとなしく待つ」

それが無理なら「消炎鎮痛剤(痛み止め)に頼る」

この副作用は強いときと弱いときがあり、その日その日で違う気がしています。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)に対しての、自分の肉体の反応が日々の体調によって差があるのかもしれません。

 

疲れがあったり、風邪などひいていたりすれば、やはり頭痛も深く重くなると思いますしね。

 

現状のまま対処しつつ、様子見したいと思います。

 

3,不正出血

不正出血は意図して止められるものではないので、不正出血がきそうな体調変化に注意してみました。

 

そもそも不正出血が起こる理由は「子宮内膜が薄くなってはがれやすい状態になっているため」に起こりやすい症状なのだそうです。

 

そのため、生理周期のように定期的に血が出るわけではなく、突如として起こる症状とされています。

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確かにこれまでは突然くるような感覚でした。

 

ただし最初のうちは、体の反応が生理前に近い気もしていました。

 

日々の体調や精神面の流れを記録していたわけではないのですが、「あれ?今の体調って生理前に近い?」と思っているうちに不正出血が起こっていることが多かったのです。

 

なぜ、あれ?と思うかというと、月経前症候群PMS)の症状を感じていたから。

 

月経前症候群PMS)の症状には以下のものがあります。

身体的な症状

  • 下腹部膨満感
  • 下腹痛
  • 頭痛
  • 乳房痛、乳房が張る
  • 腰痛
  • 関節痛
  • むくみ、体重増加、脚が重い
  • にきび
  • めまい
  • 食欲亢進
  • 便秘あるいは下痢
  • 悪心、動悸
  • 過剰な睡眠欲不眠

精神的な症状

  • 怒りやすい、反感、闘争的
  • 憂鬱
  • 緊張
  • 判断力低下、不決断
  • 無気力
  • 孤独感
  • 疲れやすい
  • 不眠
  • パニック
  • 妄想
  • 症集中力低下、気力が続かない
  • 涙もろい
  • 悪夢を見る
  • 異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう

~月経前症候群 - Wikipediaより引用~

主にこういった症状が出るそうです。

 

ですが、おそらく症状のすべてが出るわけではなく、人によっては重い軽いという感覚で複数の症状が重なって出るのだと考えています。

 

私にも上記の症状が出ることがありました。

 

やたらキレやすくなって攻撃的になり、集中力が低下し、寝つきが悪くなり、なぜか優柔不断となります。

 

体重がいきなり増えて、乳房に張りを感じて痛みを覚え、便秘になり、むくみを全身に感じ、めまいが頻繁に起こり、排泄時に痛みを覚えるようになります。

 

……が、すべての症状が肉体や精神面にあらわれるというわけではありません。

 

精神面に関してのみ言えば、ややディナゲスト(ジエノゲスト)の副作用の一つである「精神面の落ち込み」に重なる部分もあります。

 

そのため「どちらだろう?」と悩むうちに不正出血が起こるといった感があります。

 

一方ではディナゲスト(ジエノゲスト)の服用を始めて月日を重ねるうちに、月経前症候群PMS)の症状が少しずつ減っています。

 

もしかすると生理前に近いと感じるのは服用してから最初のほうだけで、長く続けるに伴って減ってゆく可能性はありますが、今後も様子をみてゆきたいと思っています。

 

4,寝つきが悪い(不眠)

私は若い頃から不眠症だったようで、1日4時間、長くても6時間しか眠れないというのがほとんどでした。

(※「だったようだ」というのは、長らく不眠症の自覚がなかったからです)

 

当時はマンガを描きまくっていましたので、1日4時間睡眠というのは意外に便利だったのですが……

 

しかしツケというか、そういった不安定な睡眠の代償は必ずくるもので、毎月1回、突然動けなくなり倒れて寝込むということが必ずありました。

 

結婚前のhiroさんに、睡眠時間の話の流れから病院へ行ったほうがいいという助言を受けて通院したことで、不眠症だとわかり、それに伴う精神疾患も判明したわけです。

(※1日8時間は寝ないと耐えられないというhiroさんには、1日4時間しか眠れないという私は異常にみえたようです)

 

そのため、当時から処方されているレスリンを服用しています。

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あまり褒められたことではないのでしょうが、このレスリンという薬と、次に書くコンスタンという薬には長らく助けられてきました。

 

おかげで確かに寝つきは悪いのですが、思いの外すんなりと眠ることができています。

 

睡眠時間はだいぶ伸びまして、現在は6~7時間という普通の時間にもなり、精神的な面でも大きく助かっています。

 

現在は「眠りたい時間の30分くらい前にレスリンを飲んでおいて、ベッドに入って読書などをする」という感じです。

(※寝る前にゲームなどの派手な光は避けています)

 

あと、ときどきお香を焚きます。

良い香りはhiroさんも私も大好きなのです^^

 

寝つきが悪いから薬に頼ればいいというわけではありませんが、あまりにも悪いようでしたら、睡眠導入剤などを購入するのも一つの方法かもしれません。

(※できれば、使用する前にお医者さんに相談することをお勧めいたします)

薬に抵抗があるという方は

  • 寝室を眠りやすい部屋にする
  • 寝る2時間前に38度くらいのお風呂に入って疲れを癒す
  • アロマオイルやお香などで気持ちを癒す
  • 瞑想などで気持ちを落ち着ける

……など、快眠のための手段はいくらでもありますので、自分に合った方法で眠りの質を改善してみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、私は瞑想というか、寝る前にレイキ・ヒーリングを行っています。

 

スピリチュアルな方向へいって申し訳ないのですが、レイキをおこなうと不思議なほど寝つきがよくなります。

 

レイキは施術を生業としている方もおられれば、それを教える方もおられるので、習いにいくのも良いですし、体験してみるのも良いかと思いますよ。

 

私の習いに行っているレイキ塾はこちら⇒東京・大阪レイキ|元の氣塾

 

5,精神面の落ち込み(抑うつ

 これは以前の日記でも書いたと思いますが……

roshiatehamother413951.hatenablog.com

飲み始めの頃は、この気分の落ち込み度合いが本当にひどくて大変でした。

 

やたら愛猫を抱いて泣いたり死にたくなったりして困りました(笑)

 

そのため、コンスタンという精神神経科で処方してもらっている薬に頼っています。

 

あまりに抑うつが強かったのか、自律神経失調症の症状すら現れ始めて、仕事も辞めたくらいですしね。

 

この頃は本当に辛かったです。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

最近は仕事によるストレスもないおかげか、だいぶ副作用に慣れてきました。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)を飲んだ後、抑うつとなる前に薬(コンスタン)を飲む」

 

これが私の、現在の対処法です。

 

朝と夜にディナゲスト(ジエノゲスト)を服用しているので、朝は飲んでから1時間後くらいに、夜は寝る前にレスリンと一緒に1錠だけ飲みます。

 

ただし精神神経科の薬は依存度が高いため、1日の服用量を決めています。

 

担当医の説明によると、コンスタンの1日の上限は6錠だそうです。

ですが私は、その半分の3錠までと決めていて、なんとか「仕事のある日:3錠、休日:2錠」に止めています。

 

先に書いたレスリンも1日4錠くらいが上限だったと記憶していますが、これも2錠までと止めています。

 

依存度が高い薬を乱用すると、さらに強い薬を求めてしまい、薬物依存症に陥る可能性もあります。

 

そのため私の方法はお気楽にオススメできる方法でもないです。

でもうつ状態になって死にたくなるよりはマシです……死んだら終わりなので( ̄▽ ̄;)

 

副作用にはあくまで個人差がありますが、あまりにも抑うつ状態がひどいようであれば、お医者さんに相談するのはアリかもしれません。

 

私の場合は、という前提つきではありますが、薬を考えて服用しているおかげで症状は軽いですし、前のような激務は難しいかもしれませんが、もう少し肉体に負荷が少ない仕事であればできそうだとも感じています。

 

薬も過ぎれば毒となる…とことわざにもありますが、それは付き合いかたにもよるのではないかと思います。

 

お酒だって、食べ物だって、接種し過ぎれば毒になりますしね。

それと同じだと考えています。

 

何事も適量が良いのではないでしょうか。

 

6,体重増加(お腹が空きやすい?)

これも不正出血と同じく、あまり自分でどうこうできる症状でもないようです。

 

人によっては体重増加ではなく、吐き気によって体重が減少したという方もおられるので、如何とも言い難いですね。

 

入院によって筋力が落ちて体重が増えたこともありダイエットは続けていますが、あまり効果がありません。

 

体調が良いときに限って、カーヴィダンスもやっています。

 

現在の体重は53.5㎏

いやぁ、順調に増えていますね~~(;・∀・)

 

……あ。

考え方によっては、激増する体重を運動が抑えてくれているかもしれません。

 

あと、筋肉がついてきたという可能性もあります。

(※ビルトアップは避けたかったんですけどね……)

 

吐き気によって1回の食べる量はかなり減っているのですが、1日4回食べているので、1日の総カロリーに変化はないのかも。

 

とはいえ、運動をやめると一気に体重が増えそうなので、これからも地道にがんばります。

 

まとめ

私なりのディナゲスト(ジエノゲスト)の副作用対処法をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

私は「薬は飲み過ぎてはいけないが、頼るべき時は頼るべし」という考え方なので、薬の服用が苦手という方にはあまり向いていないかもしれません。

 

でも辛いのに、ただひたすら我慢するというのもどうかと思うのですよ。

心身ともにストレスが溜まりそうですからね(;^_^A

 

もちろん薬以外の方法を頼るのがベストだと考えています。

なので、まずは手っ取り早くストレス軽減をしてから、お香を焚くとか、お風呂に入るとか、いろいろと試しています。

 

ですが、もっとも効果的な対処法は睡眠時間を十分にとる

 

これに限るのではないかとも、服用を続けるなかで思い始めました。

仕事があるため私に必要な睡眠時間を確保できるよう、日常生活で行動していますが、体がとても楽だなと感じ始めています。

 

他にも良い方法があれば、引き続き「ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記」として書いてゆきたいと思います。

 

不正出血や体重の増減など、自分の意志で対応しにくい方法は仕方がありませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。