自分のための記録日記^^
1回目の日記が長すぎた気がするので、分けることにしました。
手術前日から手術終了、まで。
もう少し詳細に思い出しながら書き直してみたいと思います。
大学病院で初めての手術へ
手術前の準備って、意外に大変
まずは絶食と下剤の服用
2022年5月6日(金)、ようやく手術を受けることとなりました。
入院は前日から・
その日の朝に病院へ入り、昼食を食べてからは絶食。
そこから準備が始まります。
まずは食後に下剤の服用。
私の場合は卵巣がある下腹部の手術であることと、状況によって人工肛門を取り付けるため、事前準備として必然となりました。
下剤の服用する日、時間は病院によって差があるようです。
ネットで調べたら、手術の3日前から飲むと書いている病院もありました。
また下剤と言っても、錠剤ではありません。腸や大腸を洗浄するための水タイプの下剤です。
大腸内視鏡検査でマグロコールPやモビプレップ等を処方されるかと思います。
コレ、驚くほど超マズいんです。
個人差はあるかと思いますが、私は吐き気を覚えるほどでした。
でも、大腸がスッキリします。
入院の際に飲んだ下剤は、それよりも小さなタイプ。
薬剤名は忘れましたが、350㎖のペットボトル飲料くらいの大きさでした。
それでも出てくる大便の色が水っぽくならなければ、浣腸も行います。
私も下剤では水っぽくならず、浣腸されました。
あんなの、子供のときだけだったよ……ちょっと恥ずかしい_| ̄|○
下剤を飲んで便意を待つ間に、ストーマ装具を取り付ける位置を仮決めしておきます。
シャワーを先に浴びてから、上下左右、お腹に水性マジックでマルを書くんですね。
この位置に看護師さんがマルを書いていました。
まずは大きくお腹に丸を、それから縦横に線を書いてから、「ここかな?」と言って○と4ヵ所書いたので、下の画像を脳内でイメージしていたんでしょうね↓↓
このとき質問しなかったので詳細はわかりません。
でも骨がある位置には付けられませんし、便を出す器具なので、あまりに大腸から遠かったら意味がありませんしね^_^;
さらに手術部位が下腹部になるため、毛剃りも行われます。
下腹部の、ホントに際まで剃られました。
「切除するの卵巣だしな、けっこうお腹を切るのかな~」と呑気に考えていたくらいです。
下準備を終えても夕食はなし。
飲めるのは病院から与えられたスポーツドリンクらしきもののみ。
そして21時に消灯。早っ(*゚Д゚)
お腹も空いているし、こんなに早く寝られるかーとか思ってましたが、LINEでhiroさんに連絡してから目を閉じると、素直に寝てしまってました。
準備が終わったら手術室へGO!
自分でも驚くほど緊張しなかった
早めに寝たおかげか、5時に起きてもスッキリしていました。
いま考えても不思議なんですが……
ほとんど緊張しておらず、リラックスしていました。
腹を括ったとか、覚悟を決めたとか、そういう気合いが入った感覚ではなく……
もう先生方や看護師の方々にお任せするしかない、という気分でもなかった気がします。
すでに私ができることは全部やっています。
……とは言っても、体調管理と神頼みくらいですけども。
神頼みは複数箇所でお願いしました(笑´∀`)
でも、その神頼みが良かったのかなと、今は思っています。
入院してからずっと、なんとなく「守られている」という気分でいることができましたから^^
9時に病室で術着に着替えて、歩いて手術室へ。
手術室は少し寒かったです。
手術台に寝かされると、看護師さんが選んだ医療用の着圧ソックスをはかされました。
おそらく、しばらく寝たきりになるためではないかと思われます。
今も愛用していますが、サイズが大きかったようで、あまり着圧感が薄いです。
MかLでサイズを迷ってらしたので、Mサイズと言えば良かった。
それから背中へ入れるという麻酔の管を入れる施術がまず行われます。
硬膜外麻酔の準備だったかな?
施術のために局部麻酔もされたような気がしますが、なんせ背中なのでわかりません(^◇^;)
「ごめんなさいね~。背中なので痛いですよ~」
……と看護師さんたちに言われましたが、想像していたほどの痛みではありませんでした。
もっと激痛がくると思っていたようです。
いりの、マンガ読み過ぎ!(笑´∀`)
実は私、早起きしてしまったせいか、背中に施術を行っている間に眠くなってしまい、思いっきり寝てしまったようです。
背中に管が入ったあたりから、ほとんど記憶がないので、医師や看護師の方々に呼びかけられても答えていないと思います。
全身麻酔の手術ですが、麻酔をかけたときもわかりません。
ドラマとかでは声をかけてもらえるようですが、ほとんど覚えていませんw
開腹手術は予想以上に長丁場でした。
9時に手術室へ入り、諸々の処置を行って、おそらく9時30分過ぎには開始されたかと思います。
その後、hiroさんへ電話で手術終了と内容の知らせが入ったのが19時40分頃だったと、後から聞きました。
10時間も手術したんですね……
担当された医師や看護師の皆さま、本当にありがとうございます。
当の私は麻酔から目覚めた後、すぐに病室へ戻されました。
がんは、部位によっては数日ICUに入ることもあるそうですが、私は行くことはありませんでした。
手術室から出るときに、自分でも驚くほどガタガタと震えていたのを覚えています。
おそらく大量に出血したせいだと思いますが、とにかく寒かった。
真冬に薄着で放置された気分でした。
医師か看護師の誰かが、「電気毛布を当ててあげてね~」と言っていたのを、うっすら覚えています。
5月でそこそこ暖かい日だったと記憶していますが、一晩電気毛布にくるまれて寝ました。
翌日、普通に朝7時過ぎくらいにに目覚めることができましたが、常にうつらうつらとしていたような気がします。
体がとにかく重く、ベッドから動けませんでした。
もちろん食事なんて頭に浮かびません。
体中にいっぱい管がついていて、何がどうなっているのか最初はわかりませんでした。
それが徐々に理解できはじめた頃に、術後の症状が出てくるのですが……
書き出すと長くなりますので、次回にいたします。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。