言葉を紡ぐ日々 ~Every day write what I like or think~

アラフィフ主婦の徒然日記。薬物治療のことだとか愛猫のことだとか物語を書くこととか。気になること好きなことを好きなように記録してゆきます

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その①

Scene 1  黒い手紙

 

          1

 

  大学の敷地内でもっとも端のほうにある古ぼけた木造校舎。創設時から存在する記念校舎は、現在はほとんど使用されておらず、築年数も高いため老朽も激しい。

 そんな校舎の裏側に、私が友人と「秘密の場所」と決めた場所があった。

 青々と生い茂る芝生。近くには創設時に植樹されたぶなの木。なにより、不便な位置にあるためにまったく人気がないという点を、私も友人――ミシェルもとにかく気に入っていた。

 ここでミシェルと開く勉強会が、私の数少ない楽しみの一つ。

 カリフォルニア州サンノゼ郊外にある、とある私立大学へ入学してから知り合った少女、ミシェル・マクガイヤー。

 めずらしい銀髪、上質のサファイアを思わせる暗青色の瞳。ミシェルの特徴はいろいろあるけれど、特に目をひくのが、時折性別を見失いやすくする中性的な雰囲気だと思う。

 ミシェルの今日の服装はローウエストのスリムジーンズに襟と袖にレースをあしらった瞳の色と同色のインナーシャツ。その上から丈の長い黒のカーディガンを着ている。胸にある銀色のロケットペンダントが色っぽく輝いている。

 胸元が開いているせいかとても女の子っぽく見える。でも、もっとラフな――たとえばジーンズにトレーナーのような服装になると、とたんに少年に見えたりもする。不思議な子だなって会うたびに感じてしまう。

「この数式は真純の学力ならすぐに理解できるよ。……あ、そっか、全部英文だから……」

「そうみたい。数式そのものはわかるんだけど……」

 毎日忙しいなか時間を割いて、ミシェルが勉強を見てくれる。そのお礼に私は自習時間を削って作ったお菓子をごちそうしたり、簡単な日本語を教えたりする。

 今も芝生の上に手作りクッキーと甘めのコーヒーを持参して、勉強会を開いている。今日の紅茶クッキーはかなりの自信作。ミシェルも一口食べたらすぐに目を輝かせてくれた。

 ミシェルに出会えたのは、本当に奇跡だと思う。

 今年の夏、大学付属のイングリッシュスクールでの勉強を終えた私がこの大学へ入学した当初、この勉強会は私一人のものだった。場所も屋外ではなく図書館で、大きな辞典や書物に囲まれ板書したノートと必死ににらめっこ。とにかく追いつくことに必死だった。

 カンバセーション・パートナー――大学側が斡旋してくれる、英語圏での生活を補佐してくれるボランティアの学生がいたのだけれど、家庭の事情とかで出会って三日目に大学を辞めてしまい私は途方に暮れた。スタートからいきなりつまづいた感じ。大学側も手配してくれたけれど、急だったからパートナーはなかなか決まらなかった。私はたった一人でがんばるしかなかった。

 半月ほど経ったある日、私は図書館で持病のぜんそくの発作を起こした。

 図書館は埃っぽいので注意していたのだけれど、カンバセーション・パートナーもいなくなって、とにかく大学の勉強についてゆくことに必死だったから、自分の健康管理を疎かにしていた気がする。ストレスもだいぶ溜まっていたし。

 あのときの私は激しく咳き込み、呼吸が困難になって、気が遠くなりそうだった。こんな私を見て周囲の戸惑った声だけが耳に届くなか、冷静に私のショルダーバックから発作治療薬を出してくれたのが、偶然目の前に座っていたミシェルだった。

 そして先日のお礼としてパウンドケーキを作って、勇気を持ってミシェルへ声をかけたことがきっかけで勉強会が始まったんだっけ。

 室内では息がつまるというミシェルの提案で、屋外の静かな場所を二人で探しているうちにここへ行きついた。

 確かに私にとっては、人と本が密集する図書館は息が詰まる場所。でも最近になって、「息が詰まる」というのはミシェルの口実なのではないかと感じるようになった。

 ぜんそくは気道の炎症によって起こる病気だと、私はお医者様から説明を受けている。空気の刺激によって発作を起こす敏感な病気でもあるため、肺へ吸い込む空気はきれいなほうがいいよと幼い頃から言われていた。それをミシェルは気づいたのかもしれない。その証拠に、ここへ来てから私は呼吸の心配をしなくてもよくなっている。

 相手へわからないようにして、ミシェルは私を気遣ってくれている。とても優しい人。でも、ミシェルは第一印象がとても冷たいために損をしている気がする。私は他の人が知らないミシェルの優しさや笑顔の温もりを知っている。

 けれど、一方でミシェルはとても謎が多かった。

 ミシェルは一見大人びて見えるけれど、実は私よりも三つ年下の十六歳だ。

 この大学へ入る前からすでに博士号を取得していたらしいのだけれど、専攻した学問は何度尋ねても語らなかった。ただ、ここへ越してくる前はニューヨークで暮らしていたとだけ語ってくれた。

 さらにミシェルは博士号を取得してなお大学へ入学し直し、一般教養から勉強をし直している。アメリカでは、すでに博士号を取得している人間が他の専攻へ挑戦する場合、大学卒業後の修士課程から勉強を開始する方法が一般的らしい。よくよく考えてみれば一般教養を重ねて取るのは無駄が多いから当然なのだけれど、ミシェルはあえてそうしている気がする。

 しかもミシェルの成績ならサンノゼ近郊の街パロアルトにあるスタンフォード大学へすんなり入学できそうなものなのに、わざわざ海に近い私立大学を選んでいる。ここも入学が難しい大学とはいえ、スタンフォード大学と比べるのは間違いだ。なにせスタンフォード大学は、合格率が5%を切るような国際的なレベルでトップクラスを維持する有名校なのだから。

 大学を選んだ理由は「家から近いから」と答えたくれたけれど、本当にそうなのかなって疑問に感じてしまう。だって他の質問はやっぱり笑顔でごまかすだけだから。

 ミシェルを見ていると、いつも自然にため息がでてくる。

 飛び級ができる国だと知っていても、そういった人間を間近で見るとアメリカは本当に能力主義の国なんだなって思う。そしてその事実に臆することなく勉学に没頭するミシェルは年下でもすごいと常に思い知らされる。

 だから私も、負けてはいけないと日々努力を重ねているつもりなんだけど……頭脳明晰な美少女と、一五〇センチあるかないかのチビでめがねでちんちくりんな一般人じゃ、差は歴然かなぁと、ちょっと落ち込んでしまう。

 そのうえ私は童顔で、よく小学生に間違えられていた。それはアメリカだからではなく母国でも同じで、日本ではちょっと学年があがって中学生になる程度だった。

 私は自分の服装を見下ろした。今日はすりきれたジーンズに裾がひらひらとした丈の長い長袖シャツ。その上から、防寒用に厚めのTシャツを着ている。ミシェルと比べれば比べるほど、小中学生のファッションにしか見えなかった。

(傍から見たら、大人が子供に勉強を教えているようにしか見えないかも……)

 後頭部の上部あたりでだんごの形に結い上げた髪をなで、私はがっくりと肩を落とした。数秒だけたっぷりと落ち込む。それをため息で吹き飛ばして顔を上げた。

 落ち込んで立って仕方ない。だって、顔の造形はどうあっても変えようがないし。この顔は親からのプレゼントだもの。だから整形手術なんてする気も毛頭ない。だとしたら、落ち込むなんて時間の無駄だもんね。

「……少し休もうか?」

「え? どうして?」

 突然の発言に驚いて、私は軽く瞳を見開いてから何度か瞬かせた。

「だって、しんどそうだから。勉強、疲れた?」

「うぅん。だって好きだから」

 首を横に振って、ミシェルへ笑顔を向ける。勉強が好きなのは嘘ではなく本当のこと。

 私はぜんそくのせいで、子供の頃は入退院を繰り返していて、ほとんど学校へ行けなかった。だからなのかはわからない。でも、とにかく学びたいという意思は誰よりも強かったと今も思っている。

 あとから教授に聞いた話だけど、日本人留学生は大学入学を前にして脱落する人がけっこういるのだそう。

 それはやはり語学力の問題があって、私たち日本人留学生は高校での総合成績とTOEFLの点数で合格内定をもらい、四月に渡米してからも大学側が指定する集中英語コースで英語を学ばなければならないシステムになっている。

 つまり一定の英語力がなければ入学が認められないのだけれど、これにはキチンと理由があって、九月の入学式以降はすべて英語の、しかも専門用語を使用する授業が待っているから。

 だからこそ、基準値をクリアしないと、結局のところ授業についてゆくことができずに退学となってしまう。最初の厳しさはむしろ私たち留学生の先を考えてのことで、この厳しい基準値は、後々留学生が困らないようにという配慮から。

 それでも、慣れない異国での生活。学校側がなんらかのフォローをしてくれるし、ネット環境がひと昔前よりも発達しているとはいうものの、母国語が一切ない環境下ではホームシックに陥って途中脱落する人もやっぱり少なくない。それでも私が留学生活を続けられた理由は、よくよく突き詰めて考えてみると、「勉強が好き」という理由もあるけれど、最終目標が明確だったからかもしれないとも思っている。

「真純って、確か子供の頃は入退院を繰り返していたって言っていたよね?」

 ミシェルが教科書を芝生へ下ろしてみつめてきたので、私はゆっくりと頷いた。

ぜんそくの発作で、幼稚園から小学校の頃はね。だから友達なんてほとんどいなかったの。だから、大きくなったら、外へ出たい。広い世界へ出て勉強したい。友達を大勢作って、笑い合いながら勉強したいって思ってたの」

「どうして国外に出たの? 日本にも大学はたくさんあるし、友達も作りやすいでしょう?」

「高校生の時に家族旅行でサンフランシスコへ行ったの。土地がすごく広くて空も大きくて……とにかくすべてが広かった。『ここで学びたい!』って単純に思っちゃったの」

 ものすごく単純な理由に、自分でも恥ずかしくなってくる。でも、本当にサンフランシスコの空はとても気持ちがよくて……ここならずっと学べると感じたのは本当のこと。ミシェルに嘘は言いたくなかったから、素直に気持ちを言っちゃった。

 私が照れ笑いを返すと、ミシェルは笑顔でかぶりを振った。

「それに、私は心理カウンセラーになりたかったから。やっぱり、アメリカのほうが心理学はとても進んでいるもの」

 中学、高校へと進学した私は、体が丈夫になるにつれて発作の回数も減って入院することも少なくなった。けれど、あの時の淋しい気持ちはいつしか私を心理カウンセラーとしての進路を選ばせる良い経験となった。

「病気で苦しむ人の役に立ちたい。少しでも心を楽にしてあげる手伝いがしたい。いつからか……そう思うようになっていたの。それが私の今の希望なの」

「うん……真純はすごいよ。私も、そんな真純の手助けができればって思うんだ」

 私が語り終えると、ミシェルも力強く頷いた。まるで勇気づけるような仕草が嬉しい。

 脱落しなかった理由をいろいろ考えていたけれど、やっぱり一番の理由は、この謎が多い不思議な魅力を持つ友人と出会えたことだろうな。ミシェルがいなかったら、私はここまで勉強できていただろうかって、いつも考えてしまう。

 ミシェルがいなければ――そして彼女の励ましがなければ、やっぱり私も日本へ帰っていたかもしれない。この出会いを神様に感謝したいなっていつも思ってる。

「ちょっと休憩しよ。ミシェルも疲れたでしょう?」

 言葉の代わりに大きく首を上下させて頷いたミシェルへ、私は新しく注いだコーヒーを渡す。ミシェルはほうっと一息ついて、砂糖が多めのコーヒーを飲み、紅茶クッキーを食べる。そうして必ず「おいしい」と言って笑ってくれる。私はその笑顔を見るのが大好きだった。

「でも、お互いに成長したよね」

「……うん。最初はお互いの母国語もチンプンカンプンだったもの」

 そう相槌を打って、私はミシェルと顔を見合わせて笑った。

 当初の勉強会は英英辞典だけではなく、和英辞典や英和辞典、日本の広辞苑まで両脇に置いていた。勉学を教えようにもミシェルは日本語を知らないし、私も英単語の専門用語に関する知識がないしであたふたしていた。

 そんな私たちのパイプ役をしてくれたのが――――

「……お、やっぱりここにいたな」

 

~つづく~

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

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阪神淡路大震災のときに気づけなかったこと

おはようございます、いりのです。

 

昨日は久しぶりに小説の続きを載せるべく考えていたのですが……

気になる日記をみつけたので、当時の記憶を思い出しながら書いてみようと思います。

24年前の私

ガソリンスタンドって無敵の要塞のようだ……

久しぶりに読者登録しているブロガーさんの日記を読ませていただきまして……

そのなかで気になる日記を読みました。

yoshihide-sugiura.hatenablog.com

 

ガ、ガソリンスタンドって、そんな高性能な設備やったんか……!(*゚Д゚)

 

壊れにくく燃えにくい施設だったんですね……!

でも、危険物を扱っていることを考えたら納得です。

 

太陽電池発電設備を整えているだの、静岡・兵庫・高知には給水設備もあるガソリンスタンドもあるようで……この事実にもびっくり。

 

災害対応型施設所というそうですが……

 

まさに無敵の施設ですね。

(※それは言い過ぎか……(^◇^;))

 

兵庫県は日本各地で地震などの災害があると、NHKなどが必ず災害関係のなにかしらの組織が動きました~とニュースになるので、もしかしたら先進県を意識しているのかもしれません。

 

阪神淡路大震災の意識は、おそらく強いのではないかと。

 

過去の日記にも書いているようなのですが、実は阪神淡路大震災のとき、もっとも倒壊が激しい区におりました。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

もう24年も前のことになるのですね……

 

来年で四半世紀目だとか、時の流れを感じます。

 

あの頃は20年経っても覚えているのかな~とか思っていたものですが……

 

意外に覚えているものですね。

阪神淡路大震災のときにできたこと

あの日のこと……というよりも、発生以前のことをよく覚えていまして、地面から除夜の鐘のような音を聞いたことだけは、やたらと覚えています。

 

当時、マンションの3階部分に住んでいました。

畳の部屋でしたのでベッドではなく、布団で寝ていました。

 

1995年1月17日5時46分。

畳から「ごぉおおおおおぉぉん」という、低いけれど、よく通る金属音が聞こえてきて……

 

……で。

布団に寝ていて、なぜ地面からお寺の鐘のような音がしたんだろうマンションなのに~と思ってうっすらと目が覚めたとき、大きな揺れがきました。

 

揺れが収まって外を眺めたとき、驚愕の光景。

アスファルトが割れているとか、電柱が倒れているとか、漫画のような崩壊の光景をリアルに見る日がくるとは思っていませんでしたしね。

 

明るくなるに従って広がる視界に映る光景は、信じがたいものでした。

 

同時に、私たち被災者は行動が制限されていました。

倒壊があまりにもひどくて、ほぼ自宅周辺から動けなくもなっていたんですね。

 

また、あちこちで火災もあり、きな臭い臭いがプンプン漂っていて、むやみやたらに歩き回れなかった。

 

倒壊状況が予想を超えていたというのもあります。

 

なんとか大きな車道へ歩いて行ってみても、ほとんど車が動いていない。

電車も走り出した様子がない。

 

なにがどうなっているのかわからない。

バイクや自転車は動いていて、人も歩いていても、どこかおかしな感じ。

 

そういう意味で、当時の私たちは情報弱者だったのだろうとも思っています。

 

今ではインターネットで情報が掴めますが、当時はなかったですからね……

 

インターネットは暗い部分も多々ありますが、情報を送りやすく、かつ掴みやすいものだとも思います。

 

難しいものです。

 

さて。

当時は若かったこともあり(笑)、ガソリンスタンドがそういう強固な場所だということは、当然知りませんでした。

 

おそらく知っていたら調べに行ったでしょうね^^

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当時はどこそこで災害があったというニュースが流れても、日が経てば忘れてしまうような時代でもありました。

 

阪神淡路大震災前にも大きな地震はあったと思うのですが、それでも、24年前の地震までは地震に備えましょうという情報は少なく、そして薄かった。

 

今はネットで調べればすぐに出てきます。

時代が変わったなぁとも感じます。

 

さらにガソリンスタンドが当時よりも減っていることも、時代を感じます。

ほとんどがセルフ化されていますしね。

 

昔はアルバイトさんが入れてくれていたんだよ~とか、今の中学生とかに言ったら、驚くかもしれませんね。

(※まだノズルに自動停止の機能なんてなかったから、バイトがガソリンを入れすぎて、あふれ出て怒られるというミスもあったね……)

 

それでも、時代の流れが変わってガソリンスタンドが少なくなっていても、ガソリンスタンドが強固な施設であることに変化はないようです。

 

とはいえ、いざというときにガソリンスタンドなんて思いつかないかもしれません。

経験上、地震の規模があまりに大きいと行動できないことが多い気がしますので。

 

日本は地震が起こりやすいお国柄です。

 

車での移動中になにかあったら、とっさの避難場所として記憶しておくのもいいかもしれませんね^^


 

THE DARK KNIGHT ~気ままな私の映画レビュー~

おはようございます、いりのです。

 

皆様、ご無沙汰しております。

 

気がつけば、前回投稿してから1ヶ月が過ぎていたようで……

はてなブログさんのメルマガから「記事を書きませんか?」とか、催促が来ておりました^_^;

 

この1ヶ月間、それなりにいろいろとありまして……

 

もっとも更新が遅れた理由は、ノートパソコンの調子が悪くなってきたので、正月商戦が終了し、落ち着いてから思い切って買い換えました。

 

デスクトップパソコンもですが、どちらも近い時期に購入したPCだったので…

 

どちらも6年くらいがんばってくれました。

 

そのモロモロの作業や私事の準備や手配などで時間が過ぎ去っていたようです。

 

……で。

最初は小説を載せようかと思っていたのですが、小説の進み方がかなり悪いので、今回は下書きにしたままの日記を処理することにしました。

 

過去にも映画感想の日記を書いたかと思うのですが……

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

あれから映画レビューはまったく書いてない感じですねσ^_^;

 

実はけっこう観ておりまして…

年末にもドラゴンボールの新作映画なども観たのですが、なにぶん感想をアップする時間がなく……(>_<)

 

映画は好きなのですが、あまり観に行くほうではないので……

(※自宅が田舎で映画館が遠いので、体調が良くないといけないというのが理由です)

観たモノはできるだけ日記にしたいんですけども。

 

なので、もっぱらテレビ鑑賞か、もしくはレンタルでの鑑賞です。

(※最近はネットでの鑑賞も増えました)

 

今日は、その中でも見てよかったな~と思った過去の作品の感想を書いてみたいなと思います。

 

最初の作品は「THE DARK KNIGHT」 

かなり昔にレンタルで観ました。

正義と悪業は別物であり、平和と正義もまた別物であるとは思います。

 

ですが、平和と悪業は表裏一体のものであり、それらを貫こうとする意思は似て非なるものでありながら、薄皮で張り付けられたかのごとく同等のものとも感じることができる。

 

正義と悪業が同一化することはないのですが、平和を貫くことは悪業をも背負うことではないのかと疑問視してしまう

 

日常のできごとから人々の心の片隅に、ひっそりと積もり積もる疑問を映像化させた映画。

 

それがクリスチャン・ベール主演作品

The DARK KNIGHT」ではないかと思います。

今のところ、私のなかではかなり上位に入る映画。

 

上映されてから10年以上経ちますが、今でもものすごく好きです。

最初に観たとき、勢いでBlu-rayを購入したくらい気に入ってます。

 

 必見すべきは、やはり、この作品へ魂を注ぐべく演じる俳優たちでしょうか。

 

彼らは与えられた役を自らの中で膨らませ、重要な布石として存在感を放っています。

 

ヒース・レジャーの演技ばかりが注目されがちでしたが、名優たちの作り込んだ演技、作品の構成力・世界観。

それが見事に重なってこその作品であり、演技だと私は思いました。 

 

当時、ヒース・レジャーはアカデミー助演男優賞を受賞しましたよね。

確かにヒースの演技は光っていました。

 

この映画を観た方のなかには、主役であるクリスチャン・ベールを呑みこんでしまったと、感じる人も多いのではないかと思います。

 

実際、途中で「この映画の主役はジョーカー?」と思うこともしばしばでした。

あまりに強烈だったんですね。

 

そういう観点から見ると、「脇役」であるヒースの演技は高く評価していいものかと疑問に感じます。

 

しかしヒースの狂気がなければ、この映画は成り立たないとも思えます。

 

彼の狂気があるからこそ、クリスチャン・ベールの狂気もまた映えている。

光と影の狂気が見事に相対しあった作品。

 

そう考えれば、ヒースが助演男優賞を受賞した事実は頷ける気がしました。 

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ジョーカーは「狂気」という名の台風の目。

その狂気に振り回されるようにして、バットマンも正義への狂気を加速させてゆきます。

 

悪業の狂気。 正義の狂気。 

 

実は同じではないのか。

 

平和を守るためと言いながら、犯罪行為を犯すのであれば、それは悪業ではないのか。

 

そう思わせるほどに、ジョーカーはすべてを振り回していました。

 

バットマンも、ゴードンも、デントも、レイチェルも、それぞれの立場で、曲がることのない自分の正義を貫こうとします。

 

その狂気に町のすべてが巻き込まれてゆきます。

 

警察、検察、マフィア、受刑者、一般市民。

強者、弱者問わず、果ては動物たちに至るまで。 

 

ゴッサム・シティという「街」そのものがジョーカーに振り回されてゆきました。

 

ゆえに観客は主人公:バットマンとともにジョーカーの狂気に振り回されてゆくことになります。

 

だからこそ、観客はバットマンの言動ではなく、ジョーカーの言動へ惹きつけられてしまう。

 

冒頭の銀行強盗から始まる小さな狂気は、物語の後半へと進むに従って渦巻く風のごとく次第に大きくなってゆく。

 

台風のごとく、事件が増えるたびにあらゆる人々を呑みこんで巨大化してゆく。

 

それは目を覆いたくなるような狂気であるにもかかわらず、いや、大きくなるからこそ、その先を追い続けたくなる。

 

怖いもの見たさの心理というのでしょうか。

 

無意識に人間の本質を自問自答してしまい、ジョーカー、そしてバットマンへ答えを求めてしまう。 

 

その結末として叩きつけられる、正義の転落。

あっけなく堕落する熱血漢は、あまりにも痛々しいものでした。

 

平和のために、すべての業を背負ったバットマンの姿も同様です。

 

唯一の「光」とも思えた子供の視点。 

 

ですが歳月が過ぎ、大人になった彼らが次の「ジョーカー」とならない保証はどこにもありません。

 

それらをどのように受け止めるのかは、観客次第なのだと思います。

 

アメコミ映画とは思えないほどのリアリティでした。

 

昔、ジョージ・クルーニーバットマンを観ましたが

明らかな娯楽作品で、ここまでの問題提起はありませんでした。

主演が悪役のアーノルド・シュワルツェネッガーという不思議なバットマン映画……(笑)

 

ネームバリューのせいでしょうね。

でもジョージがカッコよくて、バットマンがヒーローで、悪役がカッコよく暴れてくれたらええわ~みたいな。

 

バットマンも時代が変わると内容が難しくなるんですね~(;´・ω・)

 

もちろん、非の打ちどころがないと、手放しで誉める作品であるかはわかりません。

 

感想なんて、基本的に個人の主観ですし、「いや、これ駄作でしょ」という方もおられると思いますし^^;

 

個人的には、ジョーカーが消えたあたりで少々ダレた感もありましたしね。

 

 逆にいえば、それだけ「ジョーカー」という存在が大きかったということだと思いますが……

 

とはいえ、当時は久しぶりに時間を忘れて見入った作品でした。

 

シシィが「メシくれ~」と目の前に来なければ、晩ごはん作るのも忘れていたと思います(笑)

 

 「~ながら」で見る私が、テレビの前にくぎ付けとなった作品。

ちゃんと椅子に座って真正面から観た映画でした。

 

そして久しぶりに

 

映画館で見れば良かったわぁぁぁあああぁぁぁぁぁああっ!!!(゚◇゚)

 

……なんて、頭を抱えてもんどりを打ち、後悔した作品でもありました。

 

2008年の映画なのでもう古いですし、かなりの方が観たかと思いますが、まだの方は、ぜひ一度ご覧になってみてください☆
 
おもしろいですよ^^
 
 

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます

おはようございます、いりのです。

 

なんというか、すでに七草がゆを食べて1年の無病息災を願おうという日に、のんきに正月のご挨拶をさせていただきます。

 

あけましておめでとうございます<(_ _)>

 

昨年中は大変お世話になりました。

今年もマイペースにがんばりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

なんとかかんとかクリスマス商戦も乗り切り、正月も乗り切りました。

 

おもちゃ屋はクリスマスよりも、正月のほうが実は楽しいなと思っています。

 

クリスマスでおもちゃを買いに来るのって、サンタクロース役の大人ばかりですからね。

 

子供のためへの愛情は感じますが、子供が買う気持ちとはやっぱり違います。

 

お年玉を握りしめて、親戚一同からもらったお年玉をまとめて買い物をする子供たちは可愛いですね。

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兄弟姉妹でお金を出し合って買うとかね。

 

お年玉でもらったお札の枚数を必死に数えて、任天堂switchとソフトを買おうとがんばるんですよ。

 

足りないぶんは、ちょっとだけ両親に出してもらってがんばるわけです。

千円札をまとめて20枚以上出すとか、レジ担当としては「マジ勘弁して…」のノリなんですが、相手が子供でキラキラした目で出されると文句も言えません( *´艸`)

 

クリスマスから正月へかけては売れるに伴って嫌なことも多い時期ではあります。

 

それでなくても、昨今の物販事業には目をおおいたくなることが多すぎて愚痴も増えてしまいますが……

 

子供の純粋な姿は何度見てもほっこりさせられますね。

 

……さて。

 

2019年はいりのにとってどんな年になるかな~と思いつつ、閑散期にやりたいことの準備を進めています。

 

今年はできるだけ執筆中心で、仕事は二の次(まじめに働かないというわけではないです(;^_^A)

 

ブログ更新もおろそかにすると思います(笑)

(※でも更新はしたいですけども)

 

皆様、今年もよろしくお願いします!<(_ _)>

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その㉒

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

「わぁ……。きれいな教会」

 教会内に入るのと同時に私はため息をついた。ミシェルも楽しそうに周囲を見渡した。

 室内はとてもきれいだった。でも家具や装飾品なんかの朽ちた感じから、築年数はかなり大きいんだろうなってことはわかる。

 ミシェルは室内を見渡しながら、ゆっくりと歩きだしていた。白塗りの壁を触りながら歩き、ときおり立ち止まっては床や天井を見ている。

 特にミシェルが熱心に見ていたのは正面に掲げられたイエス・キリストの像だった。像だけでなくて台座まで見回しているから、なんだか調べているような感じに見えないこともない。

 見た感じ、欧米ならどこにでもある普通の教会だと思うのだけれど……ミシェルには違うのかな。それとも単純な好奇心から動いているだけかも。行動がどこか少年の探求心で動いているように見えないこともないし。

 そういえばミシェルはキリスト教圏の生まれだけれど、教会へ通っているとか聞いたことなかった。めったに行かない場所であれば、もの珍しいのは当然かもね。

 私は正面に掲げられたイエス・キリスト像に目を向けた。

 十字架に張り付けにされたキリスト像の背後にある大きなステンドグラスから差し込む陽光が、室内を温かく照らしている。すごくきれい……。私は光に吸い込まれるような錯覚を覚えた。

 炎へ吸い寄せられた羽虫のように、ごく自然な歩みで正面に掲げられているキリスト像のところまで進んでゆく。私は立ち止まってキリスト像を見上げた。

 遥か……遥かな昔。イエス・キリストが信者のために、自らが処刑されるための台座として背負ったという十字架。だから象徴として印象深いんだろうな。偶像崇拝が禁止されている教義の教会でも十字架は掲げている。

 神道と仏教の教えを根本に持ち、キリスト教の教えをきちんと学んだことがない私にとって、キリスト教の教義がどういうものかは正直わからない。

 イエス・キリストは「神の子」と称された人物だという。神様の子供が受肉したことによって人としての性を持った人物だとかなんとか、インターネットで読んだ記憶がある。

 本当に神様の子供で、母親である聖母マリアが処女受胎であったのか。そんなことに興味はないけれど、実際にそうだとしたらイエス・キリスト聖母マリアもすごい人だなぁとは漠然と考えている。そして愛について教えを説き続けたということも。

 一つの教義のみを曲げることなく伝えようとするのを実際に行うのは難しいし、生物学的に性交渉もなく子供を宿すなんて無理だってことは知識として持っているからこそ、真実であればすごいとも思えるんだろうな。

 そんななにかを超越した人物であれば……ううん、本当にイエス・キリストが神の子であるならば、西村先生を殺した犯人なんてすぐにわかるのかもしれない。

でもイエス・キリストに会うことなんてできないし、私には神様のような超常現象は起こせない。

 そんな、なんの取り柄のない私だけど……神様に祈ることはできる。

 目を閉じて、両手を組み、ただひたすらに神様へお願いすることはできる。

 亡くなった西村先生が安らかに天国へ行けるように。そして彼を殺した犯人をみつけられるように。犯人が警察に捕まってきちんと罰を受けることができるように。

 そして努力もできる。

 西村先生を殺した犯人を捜す努力はできる。

 だから神様、私に勇気をください。これからどんなに怖いことが待っているのかわからないけれど、その見えない恐怖に打ち勝つ勇気をください。

 私に、犯人を捕まえるための勇気と力と知恵をお与えください。

 ……そう願ったときだった。

 誰かが隣に立った。

 まぶたを上げて、視線を振らなくてもわかる。……ミシェルだ。

 私は、このときミシェルは神様が与えてくださった友人なのだと悟った。

 彼女は神様から与えられた、私の勇気と希望なんだ。

 ミシェルがいなければ、私はきっと動けない。怖いだけではなくて、西村先生を失ったショックから立ち直ることもできなかっただろう。

 陽光が暖かい。ぬくもりがなぜかありがたいと感じた。

 私は祈りを終えてから、ゆっくりと目をあけて、この美しい友人を見上げた。

 イエス・キリスト像の前で祈る彼女はとてもきれいだった。

 日の光を浴びた銀髪がキラキラと輝いていて、まるで天使のよう。イエス・キリストが神の子であるなら、ミシェルはもしかしたら御使いかもしれない。

 嘘でも本気でも、仮にそうだと言われたら私は信じてしまいそう。それぐらい、今のミシェルは輝いて見えた。

「……ここ、カトリック教会なんだね」

 祈りを終えたミシェルが私のほうへ振り返るとそう言って微笑んだ。

「え? そうなの?」

「だって、イエス・キリスト像が掲げられてる。プロテスタント偶像崇拝を禁止している教義だから、正面にはイエス・キリストでなくて十字架を掲げている教会がほとんどだよ」

 ミシェルがイエス・キリストを指示したので、私は慌てて正面を見やった。いえ、見なくても今までみつめていたんだから、そこにイエス・キリスト像があることに間違いはないんだけれど。

「あ、ホントだ……」

 そうだった、忘れてた。アメリカ合衆国プロテスタントの比率が高い国なんだ。

アメリカにはキリスト教以外の宗教もあるから、キリスト教の全体的な比率は全国民のおよそ八割くらいだと大学の友人から聞いたことがあった。

その友人が熱心なカトリック信者で、彼女の話によると、キリスト教信者だけの比率でカトリックプロテスタントを分けると自分たちは三分の一にも満たないとかなんとか言ってたっけ。だから信者の人口比率に合わせてプロテスタント系の教会のほうが自然に多くなる。

 そっか、だからミシェルはイエス・キリスト像を丹念に見ていたんだ。あまり見かけないから珍しかったのかもしれない。

じゃあ、住宅街を含めた周辺地域にカトリック信者がいるってことなのかな? あ、でも信者がいなかったら教会を建て直せないよね。

「そういえば、ミシェルはなにを祈っていたの?」

「たぶん、きみと同じこと」

 ミシェルがにっこりと微笑んでくれたので、とても嬉しかった。きっと天国にいる西村先生もきっと喜んでる。ついででいいから、私の祈りも喜んでもらえたら嬉しい。

 

 

~つづく~

 

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「◎◎感を感じる」という書き方は文章としておかしいのか?

こんばんは、いりのです。

お久しぶりのブログ更新です。

 

なんせ前回の投稿が12月3日。

前回の投稿から2週間を過ぎてしまった……_| ̄|○

 

……それはともかく。

今日は言葉について書いてみたいと思います。

「◎◎感を感じる」という書き方に、私はどうしても強い違和感を覚える

「◎◎感を感じる」は間違いなのか?

この書き方に違和感を持ったのは、とある方のブログを読んでからです。

 

ブログをリンクするとさらし者にするみたいですし、記事内容が悪いとか、そういう悪意ツッコミではありませんので、何卒ご容赦ください。

むしろ違和感のあった日記は、応援系の良い日記だと感じています。

 

「◎◎感を感じる」

 

何年も前からよく目にしたり、耳にすることがあたりまえとなりました。

 

ですが、私はこの書き方に、どうしても強い違和感を覚えてしまい受け入れられません。

 

単に元作家だからとか、そういうプライド的なノリではなく単純にダメなようです。

 

見聞きすると「なんですでに感じていることを重複してるんだ?」……と疑問が生じてしまう。

 

表現方法として、重複することで強調しているとは思えない使い方をされていることがほとんどであるため、余計に頭のなかは「???」です。

 

さらに私自身が疑問は解消しないと嫌なタイプであること、しかし、その疑問が(おそらく)解消されない内容であるため、嫌だなと感じて脳が拒否するんだと思います。

 

私にとって苦手な言葉は他にもありまして、「全然、大丈夫」なんかも苦手です。

 

初めて耳に入れたときは「アカンのか、大丈夫なんか、どっちやねん……」と、自然にツッコミを入れていました。

 

そのなかでも、「◎◎感を感じる」がもっとも違和が強い言葉です。

 

この表現は「重言(じゅうげん・じゅうごん)」、もしくは「二重表現」「重複表現」とも呼ばれ、修辞技法のひとつです。

 

有名な言葉使いでは、「頭痛が痛い」とか、「馬がいななく」などが挙げられます。

 

Wikipediaでは長嶋茂雄氏の有名な発言

「我が巨人軍は永久不滅です」

これも重言として挙げています。⇒重言 - Wikipedia

まぁ、確かに時間的な表現として終わりなく続くことを意味している言葉と、滅することがないと意味する言葉を重ねて使っていますからね。

 

とはいえ、これは発言として自分が愛する巨人軍の存続を強調していると考えることができますし、長嶋茂雄氏らしい使い方だとも思えます。

 

 「腹痛が痛い」「頭痛が痛い」を日常で使う人は少ないかと思われますが、これも冗談のひとつで使用することもありますよね。

 

ですが、冗談でも強調でもなく、「◎◎感を感じる」は日常会話でも普通に使用されていますし、ニュースなどでもキャスターが使用するのを聞いたことがあります。

 

……と、いうことはすでに「日常会話」で使用する言葉のひとつとして浸透しているということなのでしょう。

 

言葉は生き物だと言う方もおられます。

すでに表現としては現代社会において「生きている」言葉なのだとしたら、間違いであるとするのは早計かもしれません。

 

実際、「◎◎感を感じる」という言い方はアリだという方もおられるようですしね^^

 

なぜ、「◎◎感を感じる」が広く浸透しているのかを勝手に考察してみる

これはいりのの勝手な想像(もしくは自分を納得させるために考えた想像)ではありますが……

 

「◎◎感を覚える」「◎◎感を持つ」という言い回しのうちで、「~覚える」「~持つ」という部分が額面どおりの言葉ではなく、「感じる」というふうに受け止めている方が多いからだと思います。

 

(心や体が)感じていることなのに「覚える」とか、変じゃね?( 一一)

 

……と自分自身の発言に違和感を持ったら、普通に「違和感を感じる」と書いたり言ったりするだろうなぁ……と。

 

あと「◎◎感」という言葉そのものの意味が曖昧に覚えられているという可能性も捨てきれません。

 

「違和」「罪悪」「親近」「嫌悪」……「◎◎感」の前に入る言葉の多くは、「感」をうしろに書かなくても単語として意味を持ち、成立しています。

 

それを感じていることを「◎◎感」と書くわけですが、たとえば多くの人が「違和」ではなく「違和感」という単語を、「違和」として覚えているのではないかと。

 

「違和」という単語の意味は

  1. 体の調子がいつもと違って、どこか調子が悪いこと
  2. 対象を素直に受け入れたり、自然に周囲になじんたりするのに抵抗があること

……と、書かれてあります。

 

ちなみにこの辞書には「違和感」の表記もあって

  1. 生理的(心理的)にしっくりこないという感覚や、周囲の雰囲気や人間関係がどことなくそぐわないという判断
  2. その人の理想像や価値観から見て、どことなく食い違っているという印象

……ともあるので、やはり「違和感」という表現は「違和」とは意味が似ているようで違います。

 

~~新明解 国語辞典 第4版(三省堂)より引用~~

 

ですが、おそらく世の中の「違和感」の意味の使い方は「違和」のほうで、それらが重なることで「違和感を感じる」のような表現が生まれたのではないか……

 

それらが正されないうちに誰か(たとえば有名人)などがテレビで使用することによって、広く浸透した可能性は捨てきれない。

 

……と、いりのは勝手に推測しています。

 

ブログは話し言葉で書かれる方が多いですしね^^

表現が美しくないと否定することも、こういう表現もアリと考えるのも、今はどちらもあっていいんじゃないか

そう考えると、私は受け入れられないけれど、使いたい人は使えばいいよね?

 

もしかしたら私のように、「◎◎感を覚える」という書き方のほうに強い違和感を持っている人がいるかもしれないし。

 

それにあたりまえのように使われている現代で、「その使い方おかしいです」とか、ツッコミ入れるほうも今更な感じで、変な気がする。

 

……とも思えるのです。

 

なので、書かれている文面を読むことはしますし、テレビなどから聞こえた言葉が耳に入っても普通に聞きますが……

アカン、「◎◎感を感じる」って、私にはなんか変……( ̄▽ ̄;)

……と、軽いストレスを感じながら見聞きしている、いりのです。

 

とはいえ、言葉は生き物。

 

長く使われているうちに、この「◎◎感を感じる」という表現も変化してゆくかもしれませんね^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その㉑

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

 

「降りるか?」

 気を遣ってくれたのはビクターだった。たぶん、私がそういう目で教会を見つめていたのをサイドミラー越しに確認したんだろうな。

 ……うん。やっぱりビクターは優しい人だ。視線は怖いけれど、本質はきっと頼りがいのあるお兄さんタイプなんだろうと思う。

 ミシェルみたいに甘えるのは無理だけど、私も少しくらいは許される……かな?

「あ、でも……時間、大丈夫?」

「約束の時間にはまだ早いから、教会を見て回るぐらいの余裕はあるよ。それに、教授の自宅はすぐそこだし。雨もちょうどやんでるみたいだしね。……行こう、真純」

 ミシェルは私の返答も聞かずに、ビクターに車を止めるように頼んだ。ビクターは頷きもせず歩道に沿うように車を止めた。

 先にミシェルが車を降り、後に続くように私も降りた。エンジンを切ったビクターはイグニッションから鍵を引き抜くと、頭上にあるバイザーの間に鍵を挿んで最後に降りる。車に鍵はかかっていない。

やっぱり、鍵はかけないんだ。

アメリカへ越してきた当初、こういった降り方をする人間が多いことを知って驚いたっけ。あれって映画の世界かと思ってたけど、違うみたい。日本では鍵をかけて大事に乗っている人が多いから違和感のある光景に見えたっけ。

「やっぱり、そんなに遠くないね。二ブロック先だ」

 額に手をかざしたミシェルは、ポーター教授の自宅の屋根を見つめながら言った。

「……ねぇ、ミシェル。ここだけお家がないのね」

 私は背後にある違和感に気づいてミシェルを呼んだ。理路整然と家が並んでいる住宅街で、私たちの真後ろの敷地だけが家もなくて更地になっている。レゴブロックをきれいに並べてはめているのに、ひとつだけポコンとはずしたみたいな、そんな違和感。

「本当だ。両隣にも裏手にも家があるのに、ここだけ芝生だ」

 振り返ったミシェルも私と一緒に更地を見やる。ミシェルの言うとおり更地といっても芝生なんだけど、だいたい戸建て住宅一軒ぶんの土地が空いていた。

アメリカの中流家庭の住宅は日本の戸建て住宅と違って土地が広いから、一軒ぶんといってもかなり広い。日本だと三軒は余裕で入るんじゃないかな?

 そんな広い土地に「land for sale」と書かれた、プラカードくらいの大きさの看板が立っている。木々もなく家もなく、芝生だけの土地はだらしなく開放されているかのようで、私は視線が緑の奥のほうへと吸い込まれそうになるのを感じた。

 なんだか、ポカンと虚無の空間が広がっているみたい。住宅街がきれいだから余計に目立っている気もする。

 私はミシェルを見上げた。なんとなく、ミシェルはなにを見ているんだろうって気になったからだ。

なんだかミシェルは難しい顔をしている。

 ミシェルは芝生の奥を見ている……のかな? 私も正面を見やると正面から見て奥のほうの梢の一部が断面のようにきれいに伐採されていて、そこから新芽が出ているのを確認した。

 ミシェルの視線が左右両隣の住宅へと流れる。私も同じように両隣の自宅を見た。

右側の家には最近リフォームされたようなあとがある。他の壁や窓と違って、一部が真新しいから違和感がある。

でも左側の家にはリフォームした形跡はない。……あ、でも左側の家は壁に焼け焦げたあとがある。あと、玄関前に設置されている階段の手すりが一部焼け落ちている。

「……あ、右側の家は売りに出されてる。だからリフォームしたのかな?」

「うん……なぜなんだろうね?」

 私の問いに答えながら、ミシェルの右手親指が徐々に唇を撫でてゆく。自分の思考へ集中している証だ。こうなるともう、ミシェルはしばらく無言になってしまう。

 様子をみようかな。私がそんなふうに考えたとき、ミシェルは唐突に親指をおろして私のほうへ振り返った。

「真純、行こう」

「もういいの?」

「うん。……行こう」

 どこかすっきりとした顔で頷き、ミシェルは右手を差し出した。

 きっと納得のいく答えが出たのかな。今回はすごく早い。

 でもミシェルが納得できたんならそれでいいかと思い直して、私はポーター教授の自宅があるほうへ視線を向けた。

 ポーター教授のお宅も含めて住宅地一列の正面に家は一軒もない。目の前には深い森。サンノゼは雨期に入ったばかりでまだまだ枯れた葉が多いけれど、森の木々は落葉樹ばかりではないから、ところどころ常緑樹の緑も見える。

「この辺りって昔は森だったみたいで、小さな村があったそうなんだ。そこを切り開いて住宅地にしたみたいだよ。図書館にあった郷土資料に書いてあった」

「そうなの……。じゃあ、その中にあるってことは古い教会なのかもしれないわね」

「そうかもね。ともかく、行ってみようか」

 ミシェルは本で調べたことを口にする。それにしても、いつの間に郷土資料なんて調べていたのかな? ミシェルの疑問に対する行動力には本当に驚かされる。

 私はミシェルの後に続くようにして、森へ足を踏み入れた。

 教会の入り口でもある森の入り口は大きな口を開くようにぽっかりと開いていて、まるで私たちを飲み込むかのようだった。森の奥へ造られた教会は道路から森の中へ五十メートルほど進んだ先にある。森の外から屋根が見えたから距離的に近い感覚だったけれど、実際に歩いてみると思っていたよりも森の深い位置にあるんだなって感じた。

「こんな場所に教会なんかあったか……?」

 教会を前にした時、ビクターがふと洩らした。

「来たことがあるの?」

「四ヶ月前、俺が探偵事務所を立ち上げた時の最初の依頼がここの近所だったからな。よく覚えてるぜ」

「え? じゃあ新しい教会なの?」

「いや……俺が単に見落としていただけなのかもしれないが……あんまり記憶にねぇな。ただ、森はこんなに整備されてなかったと思うが」

 そう言って振り返ったビクターは、三人で歩んできた舗道を指し示した。

「以前一度だけ森に入ったが、ここにこんな舗道はなかった。それ以前に、あれほど大きな森の入り口が車道に面してあったらいくらなんでも覚えてるだろ。……あぁ、待てよ」

 言いかけて、ビクターは思い出したように森の入り口あたりに視線を向けた。

「そういえば、表の車道に建築会社のトラックが止まっているのを何度か見たな。一度だけ作業着姿の男とすれ違った。スーツ姿の女を連れてるから、変だとは思ったんだがな」

「建設業者の営業の人ってこと?」

「設計士かもしれねぇな。どっちにしてもリフォームすることは決まってたんだろうぜ」

 記憶を紡いだビクターは口元にシニカルな笑みを浮かべた。

「金、もってんだな」……って、なぜかビクターの語尾に皮肉がたっぷりとこもったそんな言葉が続きそうな気がしたのはなぜなんだろう。

 そのとき私は、教会という組織の運営のほとんどが寄付で賄われているという話を聞いたことがあったのを、なぜだか急に思い出した。

「教会の寄付ってそんなに多いの? こんな辺鄙な場所にある教会を整備できるほど……」

 だからビクターへシニカルな笑みに対しての質問は避けて、ミシェルへ質問することで気持ちを切り替えた。するとミシェルは「そうだね」と前置きしてから、私のほうへ振り返った。

「信者が多ければ予算にも余裕があるだろうけど……。実際どうなんだろう。そこらへんは調べないとわからないね。でも、きっと寄付金が多く集まったんだと思うよ」

 ミシェルがやわらかく微笑んだ。

 う~ん……そういうものなのかなぁ。なんだか煮え切らない感じがして、私は胸の奥がもやもやした気分になった。

「ねぇ、ミシェル……」

「さて! それじゃ入ってみようか」

 まるで私の言葉を遮るようにして、ミシェルが私の横を通り過ぎる。そよ風がふわりと駆け抜けたみたいで、私は拍子抜けしたというか、質問の機会を失った気がした。

 ……うん、もういいかな。必要だったら説明してくれると思うし。私が知らないほうがいいのであれば聞かないほうが正しいんだと思う。

 ミシェルは先陣を切るように教会のドアを開けた。

 

~つづく~

 

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近畿三十六不動尊霊場巡礼 第9番「大龍寺」 ~気ままな私の日帰り旅行~

おはようございます、いりのです。

 

ブログをアップする時間がなくなりそうですが、来年の成人式を過ぎるまでの辛抱!

冬休みから成人式を過ぎれば、冬の閑散期に入るため飲食店も物販も暇が多い時期に入ります。

 

だけど忙しくても、時間がかかってもいいからゆっくりブログを書くぞー( `ー´)ノ

近畿三十六不動尊霊場巡礼

第9番「別格本山再度山(ふたたびさん)大龍寺(たいりゅうじ)」

〒650-0007 兵庫県神戸市中央区中央区神戸港地方再度山1−3

Tel:078-341-3482

 

今日は第9番目のお寺「大龍寺」をご案内します。

兵庫県神戸市のお寺です。

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神戸市中央区と書かれてあるので、神戸という街を知っている方なら「もしかして都会のド真ん中?」と思われるかもしれませんね。

 

神戸市の中心地となる三宮や神戸ハーバーランドは「中央区

かの有名な観光地:異人館街も中央区なので、華やかな風景をイメージされるかもしれません。

 

ですが、神戸市は市街地の背後には連なる山々……かの有名な六甲山がそびえているのですよ……

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つまり、北風を吹き下ろす六甲山中にも「中央区」は存在するわけです。

 

大龍寺は、そんな中央区の山奥に建っています。

 

最寄り駅はJR・阪急・阪神・地下鉄などの各線三ノ宮駅

三宮バスターミナルより「市バス25系統 森林植物園行」に乗れば20分ほどで到着します。

 

このバス、ちょっと不便で1時間に1本しか本数がないうえに土日祝日しか運行していません。

しかも4月1日~11月30日までという期間限定の運行です。

 

これは冬場になると六甲山に雪が降る可能性があり、山道が凍る危険性があるためです。

なので公共交通機関を使用するのであれば、4月~11月の休日に行くことをお勧めします。

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バスの時刻表を載せておきます↓↓

三宮発

http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/jikoku/basjikoku/0250227010.html

大龍寺発

 

http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/jikoku/basjikoku/0250275010.html

 

時刻表を見ていただければわかるかと思いますが、三宮発も大龍寺発もバスの最終便が15時です。

 

あまりに遅い時間の到着になるようでしたら、帰りは社務所でタクシーを呼んでもらったほうがいいかもしれません。

 

もしくは三宮からレンタカーを借りるのも良いかと思います。

インターネットなどを通じて予約しておけば安心です。

 

三宮や新幹線の駅がある新神戸にはレンタカーも多くあるので、よほどの繁忙期でない限りは飛び入りでも借りられるのではないでしょうか。

 

とはいえ、雪が降って積もってしまうと六甲山中の道路は凍ることが多いので、真冬にレンタカーで行くのはあまりお勧めしません。

 

春から秋にかけて、暖かい日和に行かれることをお勧めします。

大龍寺は参道が六甲縦走コースと交差する自然豊かなお寺

大龍寺は山の中に建てられたお寺特有の長い参道があります。

 

山門をくぐると、そこからはずっと坂道…

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坂道…

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坂道…

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やっと広場らしき場所に出てきます。

 

実はここ、参拝者のための駐車場のようなのですが、標識もなにもないため大変わかりにくいです。

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最初に通貨した山門の左側を通り抜けると車でも登れるようです。

 

……が、私たちは(2回目にもかかわらず)車で登って良いのか否かがわからなかったため、山門の前に車を停めて登りました。

思いの外長い坂道であるため、足腰の弱い方は車で登られるほうが良いかもしれません。

 

坂道は車1台分がとおるには十分の道幅です。

登りきれば、この広場へ停めるといいのかもしれませんね。

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奥に見える階段をのぼると大龍寺です。

 

この大龍寺への参道は六甲山縦走の山道も交差しています。

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六甲縦走コースとは、西は須磨、東は宝塚までの尾根伝いにのびる六甲山系ハイキングコースです。

 

神戸市は六甲山縦走市民の会との共催で、この縦走コースを利用して大会を催しています。

KOBE六甲全山縦走大会⇒http://www.city.kobe.lg.jp/culture/event/rokko/

 

ちなみにこの大会、走ることは禁止だそうです。

 

私はこのコースを歩いたことはありませんが、高校の頃の遠足が東は西宮から東は鵯越までを3年かけて歩く六甲縦走でした(;^_^A

(※兵庫県の高校の遠足すべてが六甲縦走とは限りませんので、悪しからず)

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ちょっと道を逸れただけで山道に入ってしまいますので、迷わないようにお気をつけくださいませ。

 

必ず、こちらの階段をのぼってください^^

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ですが、この階段をのぼりきっただけでは到着しないのが、山奥にあるお寺の怖いところ(;^_^A

 

仁王門をくぐっても、「あと少しがんばれ!」とばかりに階段が続きます。

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ひぃひぃ言いながら階段をのぼり、ようやくたどり着いた先にある大龍寺の門をくぐると正面にお堂があります。

 

ここの御本尊は本尊如意輪観世音菩薩だそうです。

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本堂から左手には少し開けた場所があり、こちらにも不動明王像が安置されています。

 

ここにはボケ封じの観音様もおられます。

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けっこうご利益があるとのことですので、記憶力に不安のある方も行ってみるのも良いかもしれませんね。

 

本尊如意輪観世音菩薩は奈良時代の立像で、確か国宝に指定されていたと記憶していますが……この大龍寺にはさらに珍しい神様が祀られています。

 

それが「三面大黒天」と呼ばれる神様です。

 

「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」

 

七福神で祀られている3人の神様が融合しているそうです。

戦国武将・豊臣秀吉が出世を祈願した神様としても有名なのだとか。

 

確か大師堂の左隣が毘沙門堂だったかと記憶していますが(間違っていたらすみません)、そこに祀られています。

(※拝観はできないようです)

 

hiroさんの話によると、前回は奥の院大師堂へ行ったらしいのですが……まるで記憶にないよ( ゚Д゚)

 

拝観料300円を払うと入れる場所があるらしいのですが、奥の院大師堂がそうなのかもしれません。

 

参拝時間が遅かったため、暗くなるのを避けるためにゆっくり回るのはやめましたが、次回訪れる機会があればゆっくり回りたいです。

 

不動明王様が祀られているお堂は、大師堂の右隣です。

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いつものように真言をとなえ、ご挨拶と日々の感謝とお願い事をして終了です。

 

巡礼も回数が増えると、自分が本当はなにをしたいのか、そしてなにを願うべきなのか。

そのことが見えてくる予感がしました。

 

もしかしたら、心の奥底に眠るなにかが見えてくるかもしれない(*''▽'')

そんな期待が膨らみました。

 

素敵な野良にゃんこ様たちが集う社務所

御朱印をいただくために社務所へ。

 

お不動様が祀られているお堂を少し進んだ先にある階段を下りると納経所と社務所を兼ねた建物があります。

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とても立派な建物の前で、愛らしい猫に出会いました。

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なんとも立派なお座り姿……

へぇーノラ猫ちゃん?おるんやー

 

…と思っていたら、他の場所から別の猫ちゃんが。

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写真は2枚だけですが、この猫ちゃんの他にも1匹、別の場所から白黒ブチ猫が現れました。

 

大のネコ好きであるhiroさんと私、野良ネコちゃんたちにご挨拶してから、社務所へ入り御朱印をお願いしました。

 

あまり神様仏様を写真に撮ってはいけないと思っているせいか、画像が少ないのですが……

 

ここ大龍寺の社務所は本来納経所であるためか、不動明王様や菩薩様、お大師様が祀られています。

(※記憶が曖昧なのですが……たぶんお大師様もおられたはずf^_^;)

 

さらには毘沙門堂では確認できない三面大黒天の模写像が祀られています。

三面大黒天がどういう像か確認したいのであれば、こちらの納経所を尋ねると良いかと思います。

 

御朱印を書いていただいている間にお参りさせていただきました^ ^

 

なんとも立派な建物で圧倒されますが、アットホームな雰囲気があるお寺です。

 

御朱印を待っている間にしいたけ茶をご馳走になりました。

椎茸が原料なので、昆布茶に近い感じがありましたが、塩気のあるお出汁みたいで美味しかったです。

 

帰り道でもノラ猫さまたちにお見送りしてもらいました。

(※本当はゴハンが欲しかったんだと思いますけどね(;^_^A)

 

帰り道になにげなく、納経所へ行くときにおりた階段の左にそれる道があり、奥へ進んでみました。

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その上から奥の家の屋根を覗いてみると、たくさんの野良猫さんたちが!

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この日は秋にしては暖かい日よりだったこともあってか、屋根の上で日向ぼっこをしていたのでしょうね。

 

なんともほっこりした気分で帰らせてもらいました。

 

再度山 大龍寺

 

六甲山中に建てられたこの寺はなんとも行きにくい場所にはありますが、雪が積もっていなければで行くことは可能です。

 

また山奥にあるおかげで空気も気持ちがいい。

 

暖かい時期になったらぜひ訪れてみてください。

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「別格本山 再度山大龍寺HP」↓

http://www.tairyuji.com/keidai21.html#image

 

読んでくださったあなたにも不動明王様のご加護がありますように^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

クリスマス商戦に入り日々忙殺されるなか、ブログ更新が厳しくなってまいりました

こんばんは、いりのです。

久しぶりに夜に更新します^ ^

 

今日は少しだけ日々の気持ちを書き連ねてゆきます。

やってきました恐怖のクリスマスシーズン

はてなブログアプリをスマホに導入するも使い方がわからないよ(笑)

見出しがホラーっぽいですが、別にクリスマスに怖い展開が待っているわけではありません。

 

いりのの勤務先がおもちゃ屋なので、これから正月をすぎて冬休みが終了するまでは気の休まる時がないというだけのお話し(;^_^A

 

今年がどうなるのかまだわからないのですが、シフトインしている時間すべてレジに張り付いて動けない日がまた来るのかな~と戦々恐々としております。

 

世間がブラックフライデーへと突入する少し前から、ぼちぼちクリスマス商戦に入ってまいりまして、職場がかなり忙しくなってきました。

 

1回の納品量は多いわ、毎日おもちゃの問い合わせが入るわ、プレゼント包装はどんなに暇な日でも毎日あるわでてんてこ舞い。

 

人員不足も手伝って、残業する日が増え始めています。

 

でも、キレイに包装されたプレゼントを見たり、包装されていなくてもおもちゃを買ってもらったりした子供たちの嬉しそうな顔は見ていて気持ちがいいです。

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しかも休日も、なんだか落ち着けない……

 

師走ってなんとなく日本中が忙しないオーラに包まれているせいか、妙な雰囲気を感じます。

 

私自身、休日でもなんらかの用事をこなしていますしね。

 

……というわけで、空いている時間に少しでも書かないと追いつかないんですよねf^_^;

 

はてなブログのアプリはかなり前からインストールしていました。

 

使ってみたのはごく最近からなのですが……書くことに精一杯でまだ使い方がいまいちわからない……

 

なので、ちまちま粗稿というか、軽い下書きだけをアプリで書いています。

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ブログは休日に書けばええや〜ん

……とか呑気に考えていたんですが、状況的に無理そうです( ;∀;)

 

年齢的に体や心の無理がきかなくなってきました

昔は物語を書きたくて夜更かししてでも書いていたものですが、今は病気のためにどんなに遅くても日付が変わる前には布団に入ります。

 

さらにはhiroさんが休みの日は一緒に出かけてしまうため、意外に書けないもんだなーと実感しています。

 

正直、何もせずに体を休める日も欲しいと思うのですけども……

 

人生の折り返し点をとっくに過ぎてしまうといつまで夫婦でいられるかわからないから、できるだけ一緒に出かけたいなという希望もあります。

 

……で、無理して倒れてしまうんですけども(; ̄ェ ̄)

 

hiroさんも年齢的に無理はしにくくなっていますから、早めの就寝、充分な睡眠時間は欠かせません。

 

持病も出てきましたし、体も30代前半どころか、40代前半とも違います。

 

アラサーに入るとき、20代の頃のような無理はできないと思いつつも、多少の無理はききました。

 

アラフォーに突入するときは、さすがにもう30代の頃のような感覚でいるのはキツいな~と思っていても、極端な無理を避ければまだまだいけると感じた。

 

ですがアラフィフを目の前にした今は、30代の頃のような~ではなく、40代前半の感覚でもいられません。

 

日々の無理が積み重なると、日常生活にも支障をきたします。 

 

そのせいか、心がすぐに折れる(笑)

 

まぁ折れるというよりも、「トシやな~もう無理できへんんわ~」という書きかたのほうが正解かもしれませんけども。

 

そうか……老いるって、こういうことなのか...( = =)トオイメ

そんなふうに日々感じています。

 

だけど不思議なことに、若い頃に戻りたいとは思わないんですよね。

 

肉体だけ20代に戻ってくれたら多少の無理がきくので嬉しいくらいで、20代や30代の若々しくて輝かしく見える時代をもう一度過ごしたいとは思えない。

 

これも、加齢によるものでしょうか。

私は昔の自分よりも、今の自分のほうが好きなんですよね^^;

 

こう考えられるのは、今の私が幸福だからなんでしょう。

 

hiroさんと結婚せずに実家で暮らしていたら、過去を悔やみ戻りたいと考える前に、生まれる前に戻りたいとばかり考えていたことと思います。

 

本当にありがたいことです。

 

体だけを若かりし頃に戻すわけにはいかないので、無理のない範疇で、執筆もブログ更新もできたらいいなぁと感じる今日この頃です。

 

「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」の改稿と執筆

ブログに更新している「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」

roshiatehamother413951.hatenablog.com

過去に私が刊行した作品を改稿して掲載していますが、これが20回目で止まってしまいました。

 

来週は掲載できると思います……たぶん……(※希望)

やはりこの更新も、来年の成人式を過ぎるまでは不定期になりそうだな~と思っています。

 

過去の日記にも書いていますが、先に書いておきたい小説もあるため、そちらと並行して書いているような状態です。

 

「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」の続きも考えてはいますが、まずは改稿と新作執筆ですね。

 

この続きを掲載したいです。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

日々の忙しさもあってかなかなか進みませんけども(;^_^A

 

こちらもマイペースにやってゆこうと思います。

ゲームだってお預けだ(笑)

実はゲームも仕事の勉強のためと称して購入してしまったのですが……

そう、「Nintendo Switch ポケットモンスター Let's Go! イーブイセット (モンスターボール Plus付き)」です。

 

セッティングのみで時間をかなり潰したためポケモンとの旅はお預けとなりました( ;∀;)

 

ですが、これでマイニンテンドーNintendo Switch内でのニンテンドーサイトに関することが若干わかりました。

(※紙面での説明書がないので、実はテレビにつなげるのもけっこうややこしかった)

 

ニンテンドースイッチの説明はインターネットだとは知っていたのですが、改めて調べるとNintendo Switchサポートサイトでチェックするのだと知りました。

www.nintendo.co.jp

正直な感想として、「ゲーム機をテレビにつなぐだけでいちいちインターネット見るか?」とも思ったのですが、スマホでチェックするほうが早いという人もいるんですよね……。

(※いりのもhiroさんも、いちいちスマホを見るもの面倒というタイプ(笑))

 

眺めるだけの商品ではないので、時間に余裕が生まれたら、こちらも商品説明がもっとうまくできるように扱ってゆきたいですね。 

 

時間があるときにでも、せめて愛らしいイーブイを見たいですが……

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今は愛らしい本体だけを毎日眺めています(笑)

 

ところで、このイーブイピカチュウが描かれたNintendo Switch本体、今後は任天堂株式会社からの出荷予定がなく、インターネットか店頭販売されている商品がなくなり次第、販売がすべて終了します。

 

そのためレアものとなると予測したのか、感覚の鋭いせどらーさんが大量購入している模様。

 

おかげさまでもっとも在庫が残りそうな、ソフトと本体セットが発売から1週間で売り切れました。

 

おそらく、今後はAmazonでの値段が高騰してゆくものと思われます。

任天堂の希望小売価格が41018円なので、すでに6000円ほど値段が上がっています。

 

転売で利益がどれくらいとれるのか、計算の仕方を忘れましたけども……

 

まだイーブイピカチュウ、どちらかを購入できる状況であれば、今後クリスマス商戦が重なることを考えると、5万円代まで値上げしても売れそうです。

 

おそらく、問い合わせも増えるでしょうね。

 

ゲーム機1つでもこんな状態なので、これからますます忙しくなってゆきそうですが、倒れないことだけを考えて日々仕事をこなしたいものです。

 

最後まで愚痴みたいな日記をご覧いただき、ありがとうございました<(_ _)>

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その⑳

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

          2

 

 翌日は雨が降っていた。さわさわと水気が顔に触れる感じの……これは霧雨。

雨期が近づいているから雨と晴れが交互にやってくる。でも、今年は雨の日が少ない。

 十五時に秘密の場所だった待ち合わせは、急遽カフェテラスへ変更となった。

 私はカフェテラスの窓際の席に座って灰色の空を眺めていた。

 西村先生が亡くなって二日しか経っていないのに、昨日、あれだけ先生の事件で騒いでいた大学内はいつもと変わりない平穏な一日に変化している。

(やっぱり、マスコミが強盗殺人事件と報じたせいなのかな……)

 我が身に災いが及ばなければ、一過性の犯罪などすぐに忘れ去られてしまう。他人に起きた事件を教訓に変えて記憶の片隅にしまわれ、時とともに消えてゆくのが常……なんだろうな。

 私だって、この事件の被害者が西村先生でなければ、今も覚えているかなんて自信がない。きっと日々の勉強に追われて他の生徒たちと同じように忘れているにきまってる。意識したとしても、留学生の世話をしてくれている人から日本人が殺されたらしいから気をつけろって注意されるときだけに違いないもの。

 まだ真犯人は挙がっていない。警察は強盗殺人のまま捜査してるってビクターも言っていた。やっぱり私がミシェルと一緒にがんばるしか事件の真相にはたどり着けないんだ。

「あれ? 早いね」

 頭上からミシェルの声が聞こえた。慌てて顔を上げると、ミシェルの背後にビクターが立っていたので驚いた。

「え? どうしてビクターがいるの?」

「情報を集めたら、私一人では対処できないとわかったんだ。人手を集めたかったんだけど、時間がないからとりあえずビクターに来てもらったんだよ」

 ミシェルよりも上へ視線を上げたら、ビクターと目が合ってしまう。だいぶ慣れたつもりだったけれど、やっぱり素の状態のビクターの視線って怖い。

「こ、こんにちは、ビクター」

 ちょっと笑顔がひきつっちゃったかもしれない。これからは注意しないと……。ビクターは私の態度なんか気にしていないようで、右手を上げて応えてくれた。

「よう。今日は中学生に見えるじゃねぇか」

 ポーター教授のお宅を訪ねるっていうから、失礼のないように軽くメイクしておしゃれしたことを言ってるんだと思う。メイクって言ってもアイライナーとマスカラ、それと薄い色の口紅を塗っただけなんだけれど……。

(そ、それでも中学生にしか見えないんだ……)

 いえ……ちょっと待って。この発言、ノーメイクの私ってビクターには小学生に見えているってことだよね。

 うぅ……落ち込みそう。いっそのこと普段どおりにしていれば良かった。

 がっくりと派手に頭を下げたとき、バスッとなにかが蹴られるような音がした。

 私が慌てて立ち上がると、ビクターが膝の裏に手を当ててミシェルを睨みつけている。

「てっ……てめぇ、なにしやがるミシェル!」

「さて。ポーター教授のお宅へ行こうか」

 ミシェルは何事もなかったかのような笑顔で私の肩を抱き、そのまま歩きだした。

 え? いいのかな、ビクターを放っておいて。かなり痛がってるんだけど……っていうか、蹴ったの絶対にミシェルだよね?

 それでもミシェルがかまわずに歩くから、私も歩調を合わせた。一度だけビクターのほうへ振り返ったら、ビクターはすぐに立ち直っていて速足でついてくる。

 ビクターの表情を見ている限り、蹴られたことに納得していないみたい。でも、それでもミシェルについていくってことは、こういうやり取りは二人にとってあたりまえで、彼は対応に慣れているんじゃないかな。

「ミシェルって、ビクターには甘えるのね」

 なんだかミシェルが可愛いって思ったら、自然にそんな言葉が口をついて出た。

ミシェルは「えっ?」と声を漏らすと、不思議そうな顔をして私を見下ろしている。本当にわかっていないんだろうな。

「でも、男の人を蹴っちゃダメだと思う。ビクターって頑丈そうだから、ミシェルに蹴られたくらいじゃなんともないかもしれないけどね」

 私が続けて言うと、ミシェルは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。歩みも止まっている。

 そんなに驚くこと? でも他人へ弱みを見せたことがないような雰囲気を持つミシェルに、そんなふうにやり取りができる相手がいるってこと、とても大事なことだと思うし、なによりミシェルも普通の女の子なんだなって思えて、より身近に感じることができて私は嬉しい。

 ミシェルはしばらく立ち止まって驚いた目のまま私をみつめていたけれど、ふいに悪戯っぽく笑ってみせた。

「ビクターの本当の強さを知ったら、きっとそんなこと言えなくなるよ」

「そうなの? それはぜひ見てみたいかも」

 たぶん、これってミシェル一流の冗談なのかな。だから私も笑顔で応えた。それに合わせてミシェルも笑ってくれる。こんなやり取りが嬉しい。

「ポーター教授はビクターが行くことを知っているの?」

 私の問いかけに対して、ミシェルは首を横に振った。

「だから、車の中で待機しておいてもらおうと思う。そのほうがビクターにとっても都合がいいしね」

「都合?」

「……こっちの話」

 茶目っ気のあるウィンクを私へ帰してから、ミシェルはビクターのほうへ振り返って声をかけた。

「ちょっと早いけど、行こうか。道が混むかもしれないしね」

「……おう、そうだな」

 ミシェルが微笑んでいるからだと思う。ミシェルの言葉を受け止めるビクターも笑っている。……とは言っても、事務所でよく見ていた驕慢的な笑い方なんだけど。

 でも、これがビクター・ヘインズって人なんだろうな。これが彼の性質。もしかしたら彼の優しさなのかもしれない。

 そうだってわかったら、普段の視線に怯える私の態度も改めなくっちゃね。私が子供に間違われて不快に思うのと同様に、ビクターもいちいち私に怯えられるのも不快かもしれないし。……あ、年齢のことも気をつけよう。

 大学を出た私たちは、ビクターの運転でポーター教授の自宅がある住宅街へ訪れた。

 街からだいぶ離れたサンフランシスコベイの外側の半島、ペニンシェラの丘の上にある閑静な住宅街。森を切り開くのではなく、森の中へ点在させるように住宅が並ぶこの街は、時折鹿などが現れる自然の多い住宅街だ。

 ミシェルの提案で早めに大学を出たけれど、予想していた幹線道路での渋滞がなかったから、思いの外すんなりと到着することができた。

 もう数ブロックも進めば教授の自宅へ到着する。それにしてもすごい森……。住宅街の隅っこにあるポーター家の周りってほとんど森なんだ。

 アメリカって大都市のイメージがあるから、こういう木々がたくさんある場所があるなんて想像もしていなかった。だけど東京や大阪のような大都市にも町のなかに神社やお寺があったり木々が多い公園があったりするものね。それと変わらないのかも。

「ちょっと早すぎたかなぁ。……どこかで時間潰せないかな」

 ミシェルが腕時計で時間を確認しながら呟いた。

 私はミシェルの言葉で自然に森へと視線を向けていた。すると、緑の木々を突き抜けるようにして屋根のてっぺんを飾る十字架が見えた。木々の隙間からは白い壁が垣間見える。教会だってすぐにわかる。

「……あ、教会。なんかかわいい」

「本当だ」

 心の色を表すかのような純白の壁と傾斜角度が高いこげ茶色の屋根。その先端に大きく掲げられた十字架。こぢんまりとした教会はドール・ハウスのようで、かわいらしい雰囲気があった。

 映画で見たような教会みたい。ちょっと覗いてみたいけど、ミシェルとビクターはどうなんだろう。

 

~つづく~

 

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近畿三十六不動尊霊場巡礼 第6番「太融寺」 ~気ままな私の日帰り旅行~

おはようございます、いりのです。

 

先日、ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記をアップしましたが、やや無理をしていたようです。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

一昨日、仕事からの帰宅途中で胃から下腹部にかけて痛みがあり、しかし仕事中のhiroさんへ助けを求めるわけにもいかず、なんとかゆっくりと歩いて帰りました。

 

4月に緊急入院したときと似たような痛みだったので、さすがにちょっと怖くなりましたが、翌日には痛みが引いたので無事に過ごしています。

 

通勤で歩くというのは、やはり厳しいのでしょうか……?

ううぅ~む(; ・`д・´)

 

悩み多く忙しい日々ですが、近畿三十六不動尊霊場はゆっくりと回っています。

(※ブログへのアップが追い付かないです……)

 

今回は、9月末にお参りしたお不動様を遅ればせながらご紹介します。

近畿三十六不動尊霊場

第6番「佳木山宝樹院(かぼくざんほうじゅいん)太融寺(たいゆうじ)」

〒530-0051 大阪府大阪市北区太融寺町3-7

Tel. 06-6311-5480

 

今回は太融寺(たいゆうじ)」です。

近畿三十六不動尊霊場では6番目のお寺となっています。

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写真だけ見ると落ち着いた雰囲気のお寺です。

 

ですが周辺はとても賑やかな場所。

Googleマップで見るとわかりますが、大阪の「キタ」と呼ばれる繁華街の真ん中にあります。

www.google.co.jp

大阪市扇町あたりは昔から寺が多い土地柄で、その名残が今も残っています。

そしてhiroさんの実家の菩提寺も、この扇町近辺のお寺。

 

ですが同時に、このあたりは騒然とした繁華街でもあります。

 

詳しい経緯はわかりませんが、戦後、その寺町のあたりの土地を買い取ったのでしょうか。

このあたりは「ラブホテル」と呼ばれるレジャーホテルが多く建ち並ぶ場所でもあるのです。

 

そのためなのか、扇町周辺は寺と墓場、ラブホテルと居酒屋や風俗店などのお店が混在する不思議な場所となっています。

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厳かな雰囲気の門。

 

その門扉の外側は、ホテルが並びます。

(普通にお店や会社などもあったりもします)

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扇町周辺には江戸時代に処刑場、明治時代には監獄があったという話もあり、有名な心霊スポットもあるようですが、私は行ったことがありません。

 

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ただ行ってみるとわかりますが、若干カオス的ななにかを感じる場所ではあります。

 

さすが大都市、そしてその町中にある寺ですね。

 

一人では行きにくいため、hiroさんに車で連れていってもらいました。

(※この辺りに行くのが恥ずかしいのではなく、いろいろな店が多くて道が入り組んでいて迷うためです(笑))

 

若かったらラブホテル街へ車で行くのは周囲の目が気になるところですが、アラフィフへと成長した私たちには気にもなりませんね!(`・∀・´)エッヘン!!

太融寺のお不動さまは一願成就の利益があることで有名

さて、太融寺ですが……

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高野山真言宗に属する寺院だそうで、本尊は千手観世音菩薩さまが祀られてあります。

 

西国三十三所霊場第2番札所、おおさか十三仏霊場第8番札所でもあり、近畿三十六不動尊霊場は第6番札所です。

 

先ほどの写真が正門のようですが、もう一つ入り口があるようです。

ですが、キチンと道案内があるので不動明王さまへの道は迷うことはないのではないかと思います。

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この小さなトンネルを抜ければ、すぐにお不動さまの元へたどり着けます。

 

もちろん本尊である千手観世音菩薩さまをお参りしてから、不動明王さまへ行くことも可能です。

 

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ここは一願堂と呼ばれているそうで、ここに祀られているお不動さまは「一願不動」と呼ばれているのだそうです。

 

一願成就の利益があるお不動さまとして親しまれています。

 

不動明王真言(慈救呪)を9回唱えて、いつものようにご挨拶とお礼とお願い事を言いました。

 

 

社務所のお坊さまと、不動明王さまに一言断りをいれてから、今回は写真を撮らせていただきました。

そして社務所御朱印をいただいて、太融寺のお参りは終了です。

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私は現在思っていることを願いとして言葉にしますが、神様や仏様は私たちが心の奥に眠らせている「本当の願い」を見透かしているともいいます。

 

また、私自身が生まれてくる前に、あの世で決めてくるという人生の設計図からそれた願い事であれば、たとえ心から切に願うことであっても叶えてくださらないともいいます。

 

 私の本当の願い事ってなんだろう?

 

願い事を言葉にしながらも、いつもそう思っています。

 

そしてきっと、心の奥底にある願い事を不動明王さまも叶えてくださるんでしょうね。

 

これにて、第6番「太融寺」の不動尊巡りは終了です。

www.taiyuji.com

読んでくださったあなたにも不動明王様のご加護がありますように^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。