言葉を紡ぐ日々 ~Every day write what I like or think~

アラフィフ主婦の徒然日記。薬物治療のことだとか愛猫のことだとか物語を書くこととか。気になること好きなことを好きなように記録してゆきます

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その①

Scene 1  黒い手紙

 

          1

 

  大学の敷地内でもっとも端のほうにある古ぼけた木造校舎。創設時から存在する記念校舎は、現在はほとんど使用されておらず、築年数も高いため老朽も激しい。

 そんな校舎の裏側に、私が友人と「秘密の場所」と決めた場所があった。

 青々と生い茂る芝生。近くには創設時に植樹されたぶなの木。なにより、不便な位置にあるためにまったく人気がないという点を、私も友人――ミシェルもとにかく気に入っていた。

 ここでミシェルと開く勉強会が、私の数少ない楽しみの一つ。

 カリフォルニア州サンノゼ郊外にある、とある私立大学へ入学してから知り合った少女、ミシェル・マクガイヤー。

 めずらしい銀髪、上質のサファイアを思わせる暗青色の瞳。ミシェルの特徴はいろいろあるけれど、特に目をひくのが、時折性別を見失いやすくする中性的な雰囲気だと思う。

 ミシェルの今日の服装はローウエストのスリムジーンズに襟と袖にレースをあしらった瞳の色と同色のインナーシャツ。その上から丈の長い黒のカーディガンを着ている。胸にある銀色のロケットペンダントが色っぽく輝いている。

 胸元が開いているせいかとても女の子っぽく見える。でも、もっとラフな――たとえばジーンズにトレーナーのような服装になると、とたんに少年に見えたりもする。不思議な子だなって会うたびに感じてしまう。

「この数式は真純の学力ならすぐに理解できるよ。……あ、そっか、全部英文だから……」

「そうみたい。数式そのものはわかるんだけど……」

 毎日忙しいなか時間を割いて、ミシェルが勉強を見てくれる。そのお礼に私は自習時間を削って作ったお菓子をごちそうしたり、簡単な日本語を教えたりする。

 今も芝生の上に手作りクッキーと甘めのコーヒーを持参して、勉強会を開いている。今日の紅茶クッキーはかなりの自信作。ミシェルも一口食べたらすぐに目を輝かせてくれた。

 ミシェルに出会えたのは、本当に奇跡だと思う。

 今年の夏、大学付属のイングリッシュスクールでの勉強を終えた私がこの大学へ入学した当初、この勉強会は私一人のものだった。場所も屋外ではなく図書館で、大きな辞典や書物に囲まれ板書したノートと必死ににらめっこ。とにかく追いつくことに必死だった。

 カンバセーション・パートナー――大学側が斡旋してくれる、英語圏での生活を補佐してくれるボランティアの学生がいたのだけれど、家庭の事情とかで出会って三日目に大学を辞めてしまい私は途方に暮れた。スタートからいきなりつまづいた感じ。大学側も手配してくれたけれど、急だったからパートナーはなかなか決まらなかった。私はたった一人でがんばるしかなかった。

 半月ほど経ったある日、私は図書館で持病のぜんそくの発作を起こした。

 図書館は埃っぽいので注意していたのだけれど、カンバセーション・パートナーもいなくなって、とにかく大学の勉強についてゆくことに必死だったから、自分の健康管理を疎かにしていた気がする。ストレスもだいぶ溜まっていたし。

 あのときの私は激しく咳き込み、呼吸が困難になって、気が遠くなりそうだった。こんな私を見て周囲の戸惑った声だけが耳に届くなか、冷静に私のショルダーバックから発作治療薬を出してくれたのが、偶然目の前に座っていたミシェルだった。

 そして先日のお礼としてパウンドケーキを作って、勇気を持ってミシェルへ声をかけたことがきっかけで勉強会が始まったんだっけ。

 室内では息がつまるというミシェルの提案で、屋外の静かな場所を二人で探しているうちにここへ行きついた。

 確かに私にとっては、人と本が密集する図書館は息が詰まる場所。でも最近になって、「息が詰まる」というのはミシェルの口実なのではないかと感じるようになった。

 ぜんそくは気道の炎症によって起こる病気だと、私はお医者様から説明を受けている。空気の刺激によって発作を起こす敏感な病気でもあるため、肺へ吸い込む空気はきれいなほうがいいよと幼い頃から言われていた。それをミシェルは気づいたのかもしれない。その証拠に、ここへ来てから私は呼吸の心配をしなくてもよくなっている。

 相手へわからないようにして、ミシェルは私を気遣ってくれている。とても優しい人。でも、ミシェルは第一印象がとても冷たいために損をしている気がする。私は他の人が知らないミシェルの優しさや笑顔の温もりを知っている。

 けれど、一方でミシェルはとても謎が多かった。

 ミシェルは一見大人びて見えるけれど、実は私よりも三つ年下の十六歳だ。

 この大学へ入る前からすでに博士号を取得していたらしいのだけれど、専攻した学問は何度尋ねても語らなかった。ただ、ここへ越してくる前はニューヨークで暮らしていたとだけ語ってくれた。

 さらにミシェルは博士号を取得してなお大学へ入学し直し、一般教養から勉強をし直している。アメリカでは、すでに博士号を取得している人間が他の専攻へ挑戦する場合、大学卒業後の修士課程から勉強を開始する方法が一般的らしい。よくよく考えてみれば一般教養を重ねて取るのは無駄が多いから当然なのだけれど、ミシェルはあえてそうしている気がする。

 しかもミシェルの成績ならサンノゼ近郊の街パロアルトにあるスタンフォード大学へすんなり入学できそうなものなのに、わざわざ海に近い私立大学を選んでいる。ここも入学が難しい大学とはいえ、スタンフォード大学と比べるのは間違いだ。なにせスタンフォード大学は、合格率が5%を切るような国際的なレベルでトップクラスを維持する有名校なのだから。

 大学を選んだ理由は「家から近いから」と答えたくれたけれど、本当にそうなのかなって疑問に感じてしまう。だって他の質問はやっぱり笑顔でごまかすだけだから。

 ミシェルを見ていると、いつも自然にため息がでてくる。

 飛び級ができる国だと知っていても、そういった人間を間近で見るとアメリカは本当に能力主義の国なんだなって思う。そしてその事実に臆することなく勉学に没頭するミシェルは年下でもすごいと常に思い知らされる。

 だから私も、負けてはいけないと日々努力を重ねているつもりなんだけど……頭脳明晰な美少女と、一五〇センチあるかないかのチビでめがねでちんちくりんな一般人じゃ、差は歴然かなぁと、ちょっと落ち込んでしまう。

 そのうえ私は童顔で、よく小学生に間違えられていた。それはアメリカだからではなく母国でも同じで、日本ではちょっと学年があがって中学生になる程度だった。

 私は自分の服装を見下ろした。今日はすりきれたジーンズに裾がひらひらとした丈の長い長袖シャツ。その上から、防寒用に厚めのTシャツを着ている。ミシェルと比べれば比べるほど、小中学生のファッションにしか見えなかった。

(傍から見たら、大人が子供に勉強を教えているようにしか見えないかも……)

 後頭部の上部あたりでだんごの形に結い上げた髪をなで、私はがっくりと肩を落とした。数秒だけたっぷりと落ち込む。それをため息で吹き飛ばして顔を上げた。

 落ち込んで立って仕方ない。だって、顔の造形はどうあっても変えようがないし。この顔は親からのプレゼントだもの。だから整形手術なんてする気も毛頭ない。だとしたら、落ち込むなんて時間の無駄だもんね。

「……少し休もうか?」

「え? どうして?」

 突然の発言に驚いて、私は軽く瞳を見開いてから何度か瞬かせた。

「だって、しんどそうだから。勉強、疲れた?」

「うぅん。だって好きだから」

 首を横に振って、ミシェルへ笑顔を向ける。勉強が好きなのは嘘ではなく本当のこと。

 私はぜんそくのせいで、子供の頃は入退院を繰り返していて、ほとんど学校へ行けなかった。だからなのかはわからない。でも、とにかく学びたいという意思は誰よりも強かったと今も思っている。

 あとから教授に聞いた話だけど、日本人留学生は大学入学を前にして脱落する人がけっこういるのだそう。

 それはやはり語学力の問題があって、私たち日本人留学生は高校での総合成績とTOEFLの点数で合格内定をもらい、四月に渡米してからも大学側が指定する集中英語コースで英語を学ばなければならないシステムになっている。

 つまり一定の英語力がなければ入学が認められないのだけれど、これにはキチンと理由があって、九月の入学式以降はすべて英語の、しかも専門用語を使用する授業が待っているから。

 だからこそ、基準値をクリアしないと、結局のところ授業についてゆくことができずに退学となってしまう。最初の厳しさはむしろ私たち留学生の先を考えてのことで、この厳しい基準値は、後々留学生が困らないようにという配慮から。

 それでも、慣れない異国での生活。学校側がなんらかのフォローをしてくれるし、ネット環境がひと昔前よりも発達しているとはいうものの、母国語が一切ない環境下ではホームシックに陥って途中脱落する人もやっぱり少なくない。それでも私が留学生活を続けられた理由は、よくよく突き詰めて考えてみると、「勉強が好き」という理由もあるけれど、最終目標が明確だったからかもしれないとも思っている。

「真純って、確か子供の頃は入退院を繰り返していたって言っていたよね?」

 ミシェルが教科書を芝生へ下ろしてみつめてきたので、私はゆっくりと頷いた。

ぜんそくの発作で、幼稚園から小学校の頃はね。だから友達なんてほとんどいなかったの。だから、大きくなったら、外へ出たい。広い世界へ出て勉強したい。友達を大勢作って、笑い合いながら勉強したいって思ってたの」

「どうして国外に出たの? 日本にも大学はたくさんあるし、友達も作りやすいでしょう?」

「高校生の時に家族旅行でサンフランシスコへ行ったの。土地がすごく広くて空も大きくて……とにかくすべてが広かった。『ここで学びたい!』って単純に思っちゃったの」

 ものすごく単純な理由に、自分でも恥ずかしくなってくる。でも、本当にサンフランシスコの空はとても気持ちがよくて……ここならずっと学べると感じたのは本当のこと。ミシェルに嘘は言いたくなかったから、素直に気持ちを言っちゃった。

 私が照れ笑いを返すと、ミシェルは笑顔でかぶりを振った。

「それに、私は心理カウンセラーになりたかったから。やっぱり、アメリカのほうが心理学はとても進んでいるもの」

 中学、高校へと進学した私は、体が丈夫になるにつれて発作の回数も減って入院することも少なくなった。けれど、あの時の淋しい気持ちはいつしか私を心理カウンセラーとしての進路を選ばせる良い経験となった。

「病気で苦しむ人の役に立ちたい。少しでも心を楽にしてあげる手伝いがしたい。いつからか……そう思うようになっていたの。それが私の今の希望なの」

「うん……真純はすごいよ。私も、そんな真純の手助けができればって思うんだ」

 私が語り終えると、ミシェルも力強く頷いた。まるで勇気づけるような仕草が嬉しい。

 脱落しなかった理由をいろいろ考えていたけれど、やっぱり一番の理由は、この謎が多い不思議な魅力を持つ友人と出会えたことだろうな。ミシェルがいなかったら、私はここまで勉強できていただろうかって、いつも考えてしまう。

 ミシェルがいなければ――そして彼女の励ましがなければ、やっぱり私も日本へ帰っていたかもしれない。この出会いを神様に感謝したいなっていつも思ってる。

「ちょっと休憩しよ。ミシェルも疲れたでしょう?」

 言葉の代わりに大きく首を上下させて頷いたミシェルへ、私は新しく注いだコーヒーを渡す。ミシェルはほうっと一息ついて、砂糖が多めのコーヒーを飲み、紅茶クッキーを食べる。そうして必ず「おいしい」と言って笑ってくれる。私はその笑顔を見るのが大好きだった。

「でも、お互いに成長したよね」

「……うん。最初はお互いの母国語もチンプンカンプンだったもの」

 そう相槌を打って、私はミシェルと顔を見合わせて笑った。

 当初の勉強会は英英辞典だけではなく、和英辞典や英和辞典、日本の広辞苑まで両脇に置いていた。勉学を教えようにもミシェルは日本語を知らないし、私も英単語の専門用語に関する知識がないしであたふたしていた。

 そんな私たちのパイプ役をしてくれたのが――――

「……お、やっぱりここにいたな」

 

~つづく~

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

最後にポチッとお願いいたします<(_ _)>

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

f:id:roshiatehamother413951:20180412224051j:plain

 

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その㉑

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

 

「降りるか?」

 気を遣ってくれたのはビクターだった。たぶん、私がそういう目で教会を見つめていたのをサイドミラー越しに確認したんだろうな。

 ……うん。やっぱりビクターは優しい人だ。視線は怖いけれど、本質はきっと頼りがいのあるお兄さんタイプなんだろうと思う。

 ミシェルみたいに甘えるのは無理だけど、私も少しくらいは許される……かな?

「あ、でも……時間、大丈夫?」

「約束の時間にはまだ早いから、教会を見て回るぐらいの余裕はあるよ。それに、教授の自宅はすぐそこだし。雨もちょうどやんでるみたいだしね。……行こう、真純」

 ミシェルは私の返答も聞かずに、ビクターに車を止めるように頼んだ。ビクターは頷きもせず歩道に沿うように車を止めた。

 先にミシェルが車を降り、後に続くように私も降りた。エンジンを切ったビクターはイグニッションから鍵を引き抜くと、頭上にあるバイザーの間に鍵を挿んで最後に降りる。車に鍵はかかっていない。

やっぱり、鍵はかけないんだ。

アメリカへ越してきた当初、こういった降り方をする人間が多いことを知って驚いたっけ。あれって映画の世界かと思ってたけど、違うみたい。日本では鍵をかけて大事に乗っている人が多いから違和感のある光景に見えたっけ。

「やっぱり、そんなに遠くないね。二ブロック先だ」

 額に手をかざしたミシェルは、ポーター教授の自宅の屋根を見つめながら言った。

「……ねぇ、ミシェル。ここだけお家がないのね」

 私は背後にある違和感に気づいてミシェルを呼んだ。理路整然と家が並んでいる住宅街で、私たちの真後ろの敷地だけが家もなくて更地になっている。レゴブロックをきれいに並べてはめているのに、ひとつだけポコンとはずしたみたいな、そんな違和感。

「本当だ。両隣にも裏手にも家があるのに、ここだけ芝生だ」

 振り返ったミシェルも私と一緒に更地を見やる。ミシェルの言うとおり更地といっても芝生なんだけど、だいたい戸建て住宅一軒ぶんの土地が空いていた。

アメリカの中流家庭の住宅は日本の戸建て住宅と違って土地が広いから、一軒ぶんといってもかなり広い。日本だと三軒は余裕で入るんじゃないかな?

 そんな広い土地に「land for sale」と書かれた、プラカードくらいの大きさの看板が立っている。木々もなく家もなく、芝生だけの土地はだらしなく開放されているかのようで、私は視線が緑の奥のほうへと吸い込まれそうになるのを感じた。

 なんだか、ポカンと虚無の空間が広がっているみたい。住宅街がきれいだから余計に目立っている気もする。

 私はミシェルを見上げた。なんとなく、ミシェルはなにを見ているんだろうって気になったからだ。

なんだかミシェルは難しい顔をしている。

 ミシェルは芝生の奥を見ている……のかな? 私も正面を見やると正面から見て奥のほうの梢の一部が断面のようにきれいに伐採されていて、そこから新芽が出ているのを確認した。

 ミシェルの視線が左右両隣の住宅へと流れる。私も同じように両隣の自宅を見た。

右側の家には最近リフォームされたようなあとがある。他の壁や窓と違って、一部が真新しいから違和感がある。

でも左側の家にはリフォームした形跡はない。……あ、でも左側の家は壁に焼け焦げたあとがある。あと、玄関前に設置されている階段の手すりが一部焼け落ちている。

「……あ、右側の家は売りに出されてる。だからリフォームしたのかな?」

「うん……なぜなんだろうね?」

 私の問いに答えながら、ミシェルの右手親指が徐々に唇を撫でてゆく。自分の思考へ集中している証だ。こうなるともう、ミシェルはしばらく無言になってしまう。

 様子をみようかな。私がそんなふうに考えたとき、ミシェルは唐突に親指をおろして私のほうへ振り返った。

「真純、行こう」

「もういいの?」

「うん。……行こう」

 どこかすっきりとした顔で頷き、ミシェルは右手を差し出した。

 きっと納得のいく答えが出たのかな。今回はすごく早い。

 でもミシェルが納得できたんならそれでいいかと思い直して、私はポーター教授の自宅があるほうへ視線を向けた。

 ポーター教授のお宅も含めて住宅地一列の正面に家は一軒もない。目の前には深い森。サンノゼは雨期に入ったばかりでまだまだ枯れた葉が多いけれど、森の木々は落葉樹ばかりではないから、ところどころ常緑樹の緑も見える。

「この辺りって昔は森だったみたいで、小さな村があったそうなんだ。そこを切り開いて住宅地にしたみたいだよ。図書館にあった郷土資料に書いてあった」

「そうなの……。じゃあ、その中にあるってことは古い教会なのかもしれないわね」

「そうかもね。ともかく、行ってみようか」

 ミシェルは本で調べたことを口にする。それにしても、いつの間に郷土資料なんて調べていたのかな? ミシェルの疑問に対する行動力には本当に驚かされる。

 私はミシェルの後に続くようにして、森へ足を踏み入れた。

 教会の入り口でもある森の入り口は大きな口を開くようにぽっかりと開いていて、まるで私たちを飲み込むかのようだった。森の奥へ造られた教会は道路から森の中へ五十メートルほど進んだ先にある。森の外から屋根が見えたから距離的に近い感覚だったけれど、実際に歩いてみると思っていたよりも森の深い位置にあるんだなって感じた。

「こんな場所に教会なんかあったか……?」

 教会を前にした時、ビクターがふと洩らした。

「来たことがあるの?」

「四ヶ月前、俺が探偵事務所を立ち上げた時の最初の依頼がここの近所だったからな。よく覚えてるぜ」

「え? じゃあ新しい教会なの?」

「いや……俺が単に見落としていただけなのかもしれないが……あんまり記憶にねぇな。ただ、森はこんなに整備されてなかったと思うが」

 そう言って振り返ったビクターは、三人で歩んできた舗道を指し示した。

「以前一度だけ森に入ったが、ここにこんな舗道はなかった。それ以前に、あれほど大きな森の入り口が車道に面してあったらいくらなんでも覚えてるだろ。……あぁ、待てよ」

 言いかけて、ビクターは思い出したように森の入り口あたりに視線を向けた。

「そういえば、表の車道に建築会社のトラックが止まっているのを何度か見たな。一度だけ作業着姿の男とすれ違った。スーツ姿の女を連れてるから、変だとは思ったんだがな」

「建設業者の営業の人ってこと?」

「設計士かもしれねぇな。どっちにしてもリフォームすることは決まってたんだろうぜ」

 記憶を紡いだビクターは口元にシニカルな笑みを浮かべた。

「金、もってんだな」……って、なぜかビクターの語尾に皮肉がたっぷりとこもったそんな言葉が続きそうな気がしたのはなぜなんだろう。

 そのとき私は、教会という組織の運営のほとんどが寄付で賄われているという話を聞いたことがあったのを、なぜだか急に思い出した。

「教会の寄付ってそんなに多いの? こんな辺鄙な場所にある教会を整備できるほど……」

 だからビクターへシニカルな笑みに対しての質問は避けて、ミシェルへ質問することで気持ちを切り替えた。するとミシェルは「そうだね」と前置きしてから、私のほうへ振り返った。

「信者が多ければ予算にも余裕があるだろうけど……。実際どうなんだろう。そこらへんは調べないとわからないね。でも、きっと寄付金が多く集まったんだと思うよ」

 ミシェルがやわらかく微笑んだ。

 う~ん……そういうものなのかなぁ。なんだか煮え切らない感じがして、私は胸の奥がもやもやした気分になった。

「ねぇ、ミシェル……」

「さて! それじゃ入ってみようか」

 まるで私の言葉を遮るようにして、ミシェルが私の横を通り過ぎる。そよ風がふわりと駆け抜けたみたいで、私は拍子抜けしたというか、質問の機会を失った気がした。

 ……うん、もういいかな。必要だったら説明してくれると思うし。私が知らないほうがいいのであれば聞かないほうが正しいんだと思う。

 ミシェルは先陣を切るように教会のドアを開けた。

 

~つづく~

 

最後にポチッとお願いいたします<(_ _)>

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

 

f:id:roshiatehamother413951:20180412224051j:plain 

近畿三十六不動尊霊場巡礼 第9番「大龍寺」 ~気ままな私の日帰り旅行~

おはようございます、いりのです。

 

ブログをアップする時間がなくなりそうですが、来年の成人式を過ぎるまでの辛抱!

冬休みから成人式を過ぎれば、冬の閑散期に入るため飲食店も物販も暇が多い時期に入ります。

 

だけど忙しくても、時間がかかってもいいからゆっくりブログを書くぞー( `ー´)ノ

近畿三十六不動尊霊場巡礼

第9番「別格本山再度山(ふたたびさん)大龍寺(たいりゅうじ)」

〒650-0007 兵庫県神戸市中央区中央区神戸港地方再度山1−3

Tel:078-341-3482

 

今日は第9番目のお寺「大龍寺」をご案内します。

兵庫県神戸市のお寺です。

f:id:roshiatehamother413951:20181117194319j:plain

神戸市中央区と書かれてあるので、神戸という街を知っている方なら「もしかして都会のド真ん中?」と思われるかもしれませんね。

 

神戸市の中心地となる三宮や神戸ハーバーランドは「中央区

かの有名な観光地:異人館街も中央区なので、華やかな風景をイメージされるかもしれません。

 

ですが、神戸市は市街地の背後には連なる山々……かの有名な六甲山がそびえているのですよ……

f:id:roshiatehamother413951:20181117201214j:plain

つまり、北風を吹き下ろす六甲山中にも「中央区」は存在するわけです。

 

大龍寺は、そんな中央区の山奥に建っています。

 

最寄り駅はJR・阪急・阪神・地下鉄などの各線三ノ宮駅

三宮バスターミナルより「市バス25系統 森林植物園行」に乗れば20分ほどで到着します。

 

このバス、ちょっと不便で1時間に1本しか本数がないうえに土日祝日しか運行していません。

しかも4月1日~11月30日までという期間限定の運行です。

 

これは冬場になると六甲山に雪が降る可能性があり、山道が凍る危険性があるためです。

なので公共交通機関を使用するのであれば、4月~11月の休日に行くことをお勧めします。

f:id:roshiatehamother413951:20181117201653j:plain

バスの時刻表を載せておきます↓↓

三宮発

http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/jikoku/basjikoku/0250227010.html

大龍寺発

 

http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/bus/jikoku/basjikoku/0250275010.html

 

時刻表を見ていただければわかるかと思いますが、三宮発も大龍寺発もバスの最終便が15時です。

 

あまりに遅い時間の到着になるようでしたら、帰りは社務所でタクシーを呼んでもらったほうがいいかもしれません。

 

もしくは三宮からレンタカーを借りるのも良いかと思います。

インターネットなどを通じて予約しておけば安心です。

 

三宮や新幹線の駅がある新神戸にはレンタカーも多くあるので、よほどの繁忙期でない限りは飛び入りでも借りられるのではないでしょうか。

 

とはいえ、雪が降って積もってしまうと六甲山中の道路は凍ることが多いので、真冬にレンタカーで行くのはあまりお勧めしません。

 

春から秋にかけて、暖かい日和に行かれることをお勧めします。

大龍寺は参道が六甲縦走コースと交差する自然豊かなお寺

大龍寺は山の中に建てられたお寺特有の長い参道があります。

 

山門をくぐると、そこからはずっと坂道…

f:id:roshiatehamother413951:20181128130008j:plain

坂道…

f:id:roshiatehamother413951:20181128132132j:plain

坂道…

f:id:roshiatehamother413951:20181128132147j:plain

やっと広場らしき場所に出てきます。

 

実はここ、参拝者のための駐車場のようなのですが、標識もなにもないため大変わかりにくいです。

f:id:roshiatehamother413951:20181117194319j:plain

最初に通貨した山門の左側を通り抜けると車でも登れるようです。

 

……が、私たちは(2回目にもかかわらず)車で登って良いのか否かがわからなかったため、山門の前に車を停めて登りました。

思いの外長い坂道であるため、足腰の弱い方は車で登られるほうが良いかもしれません。

 

坂道は車1台分がとおるには十分の道幅です。

登りきれば、この広場へ停めるといいのかもしれませんね。

f:id:roshiatehamother413951:20181128132307j:plain

奥に見える階段をのぼると大龍寺です。

 

この大龍寺への参道は六甲山縦走の山道も交差しています。

f:id:roshiatehamother413951:20181128133127j:plain

六甲縦走コースとは、西は須磨、東は宝塚までの尾根伝いにのびる六甲山系ハイキングコースです。

 

神戸市は六甲山縦走市民の会との共催で、この縦走コースを利用して大会を催しています。

KOBE六甲全山縦走大会⇒http://www.city.kobe.lg.jp/culture/event/rokko/

 

ちなみにこの大会、走ることは禁止だそうです。

 

私はこのコースを歩いたことはありませんが、高校の頃の遠足が東は西宮から東は鵯越までを3年かけて歩く六甲縦走でした(;^_^A

(※兵庫県の高校の遠足すべてが六甲縦走とは限りませんので、悪しからず)

f:id:roshiatehamother413951:20181128133113j:plain

ちょっと道を逸れただけで山道に入ってしまいますので、迷わないようにお気をつけくださいませ。

 

必ず、こちらの階段をのぼってください^^

f:id:roshiatehamother413951:20181128134220j:plain

 

ですが、この階段をのぼりきっただけでは到着しないのが、山奥にあるお寺の怖いところ(;^_^A

 

仁王門をくぐっても、「あと少しがんばれ!」とばかりに階段が続きます。

f:id:roshiatehamother413951:20181128134333j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181128134458j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181128134512j:plain

ひぃひぃ言いながら階段をのぼり、ようやくたどり着いた先にある大龍寺の門をくぐると正面にお堂があります。

 

ここの御本尊は本尊如意輪観世音菩薩だそうです。

f:id:roshiatehamother413951:20181128134554j:plain

本堂から左手には少し開けた場所があり、こちらにも不動明王像が安置されています。

 

ここにはボケ封じの観音様もおられます。

f:id:roshiatehamother413951:20181128140655j:plain

けっこうご利益があるとのことですので、記憶力に不安のある方も行ってみるのも良いかもしれませんね。

 

本尊如意輪観世音菩薩は奈良時代の立像で、確か国宝に指定されていたと記憶していますが……この大龍寺にはさらに珍しい神様が祀られています。

 

それが「三面大黒天」と呼ばれる神様です。

 

「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」

 

七福神で祀られている3人の神様が融合しているそうです。

戦国武将・豊臣秀吉が出世を祈願した神様としても有名なのだとか。

 

確か大師堂の左隣が毘沙門堂だったかと記憶していますが(間違っていたらすみません)、そこに祀られています。

(※拝観はできないようです)

 

hiroさんの話によると、前回は奥の院大師堂へ行ったらしいのですが……まるで記憶にないよ( ゚Д゚)

 

拝観料300円を払うと入れる場所があるらしいのですが、奥の院大師堂がそうなのかもしれません。

 

参拝時間が遅かったため、暗くなるのを避けるためにゆっくり回るのはやめましたが、次回訪れる機会があればゆっくり回りたいです。

 

不動明王様が祀られているお堂は、大師堂の右隣です。

f:id:roshiatehamother413951:20181128135615j:plain

いつものように真言をとなえ、ご挨拶と日々の感謝とお願い事をして終了です。

 

巡礼も回数が増えると、自分が本当はなにをしたいのか、そしてなにを願うべきなのか。

そのことが見えてくる予感がしました。

 

もしかしたら、心の奥底に眠るなにかが見えてくるかもしれない(*''▽'')

そんな期待が膨らみました。

 

素敵な野良にゃんこ様たちが集う社務所

御朱印をいただくために社務所へ。

 

お不動様が祀られているお堂を少し進んだ先にある階段を下りると納経所と社務所を兼ねた建物があります。

f:id:roshiatehamother413951:20181128152010j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181128153913j:plain

 

とても立派な建物の前で、愛らしい猫に出会いました。

f:id:roshiatehamother413951:20181128153808j:plain

なんとも立派なお座り姿……

へぇーノラ猫ちゃん?おるんやー

 

…と思っていたら、他の場所から別の猫ちゃんが。

f:id:roshiatehamother413951:20181128154037j:plain

写真は2枚だけですが、この猫ちゃんの他にも1匹、別の場所から白黒ブチ猫が現れました。

 

大のネコ好きであるhiroさんと私、野良ネコちゃんたちにご挨拶してから、社務所へ入り御朱印をお願いしました。

 

あまり神様仏様を写真に撮ってはいけないと思っているせいか、画像が少ないのですが……

 

ここ大龍寺の社務所は本来納経所であるためか、不動明王様や菩薩様、お大師様が祀られています。

(※記憶が曖昧なのですが……たぶんお大師様もおられたはずf^_^;)

 

さらには毘沙門堂では確認できない三面大黒天の模写像が祀られています。

三面大黒天がどういう像か確認したいのであれば、こちらの納経所を尋ねると良いかと思います。

 

御朱印を書いていただいている間にお参りさせていただきました^ ^

 

なんとも立派な建物で圧倒されますが、アットホームな雰囲気があるお寺です。

 

御朱印を待っている間にしいたけ茶をご馳走になりました。

椎茸が原料なので、昆布茶に近い感じがありましたが、塩気のあるお出汁みたいで美味しかったです。

 

帰り道でもノラ猫さまたちにお見送りしてもらいました。

(※本当はゴハンが欲しかったんだと思いますけどね(;^_^A)

 

帰り道になにげなく、納経所へ行くときにおりた階段の左にそれる道があり、奥へ進んでみました。

f:id:roshiatehamother413951:20181128152010j:plain

 

その上から奥の家の屋根を覗いてみると、たくさんの野良猫さんたちが!

f:id:roshiatehamother413951:20181128154522j:plain

この日は秋にしては暖かい日よりだったこともあってか、屋根の上で日向ぼっこをしていたのでしょうね。

 

なんともほっこりした気分で帰らせてもらいました。

 

再度山 大龍寺

 

六甲山中に建てられたこの寺はなんとも行きにくい場所にはありますが、雪が積もっていなければで行くことは可能です。

 

また山奥にあるおかげで空気も気持ちがいい。

 

暖かい時期になったらぜひ訪れてみてください。

f:id:roshiatehamother413951:20181128154712j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181128154959j:plain

「別格本山 再度山大龍寺HP」↓

http://www.tairyuji.com/keidai21.html#image

 

読んでくださったあなたにも不動明王様のご加護がありますように^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

クリスマス商戦に入り日々忙殺されるなか、ブログ更新が厳しくなってまいりました

こんばんは、いりのです。

久しぶりに夜に更新します^ ^

 

今日は少しだけ日々の気持ちを書き連ねてゆきます。

やってきました恐怖のクリスマスシーズン

はてなブログアプリをスマホに導入するも使い方がわからないよ(笑)

見出しがホラーっぽいですが、別にクリスマスに怖い展開が待っているわけではありません。

 

いりのの勤務先がおもちゃ屋なので、これから正月をすぎて冬休みが終了するまでは気の休まる時がないというだけのお話し(;^_^A

 

今年がどうなるのかまだわからないのですが、シフトインしている時間すべてレジに張り付いて動けない日がまた来るのかな~と戦々恐々としております。

 

世間がブラックフライデーへと突入する少し前から、ぼちぼちクリスマス商戦に入ってまいりまして、職場がかなり忙しくなってきました。

 

1回の納品量は多いわ、毎日おもちゃの問い合わせが入るわ、プレゼント包装はどんなに暇な日でも毎日あるわでてんてこ舞い。

 

人員不足も手伝って、残業する日が増え始めています。

 

でも、キレイに包装されたプレゼントを見たり、包装されていなくてもおもちゃを買ってもらったりした子供たちの嬉しそうな顔は見ていて気持ちがいいです。

f:id:roshiatehamother413951:20181124140536j:plain

しかも休日も、なんだか落ち着けない……

 

師走ってなんとなく日本中が忙しないオーラに包まれているせいか、妙な雰囲気を感じます。

 

私自身、休日でもなんらかの用事をこなしていますしね。

 

……というわけで、空いている時間に少しでも書かないと追いつかないんですよねf^_^;

 

はてなブログのアプリはかなり前からインストールしていました。

 

使ってみたのはごく最近からなのですが……書くことに精一杯でまだ使い方がいまいちわからない……

 

なので、ちまちま粗稿というか、軽い下書きだけをアプリで書いています。

f:id:roshiatehamother413951:20181124142017j:plain 

ブログは休日に書けばええや〜ん

……とか呑気に考えていたんですが、状況的に無理そうです( ;∀;)

 

年齢的に体や心の無理がきかなくなってきました

昔は物語を書きたくて夜更かししてでも書いていたものですが、今は病気のためにどんなに遅くても日付が変わる前には布団に入ります。

 

さらにはhiroさんが休みの日は一緒に出かけてしまうため、意外に書けないもんだなーと実感しています。

 

正直、何もせずに体を休める日も欲しいと思うのですけども……

 

人生の折り返し点をとっくに過ぎてしまうといつまで夫婦でいられるかわからないから、できるだけ一緒に出かけたいなという希望もあります。

 

……で、無理して倒れてしまうんですけども(; ̄ェ ̄)

 

hiroさんも年齢的に無理はしにくくなっていますから、早めの就寝、充分な睡眠時間は欠かせません。

 

持病も出てきましたし、体も30代前半どころか、40代前半とも違います。

 

アラサーに入るとき、20代の頃のような無理はできないと思いつつも、多少の無理はききました。

 

アラフォーに突入するときは、さすがにもう30代の頃のような感覚でいるのはキツいな~と思っていても、極端な無理を避ければまだまだいけると感じた。

 

ですがアラフィフを目の前にした今は、30代の頃のような~ではなく、40代前半の感覚でもいられません。

 

日々の無理が積み重なると、日常生活にも支障をきたします。 

 

そのせいか、心がすぐに折れる(笑)

 

まぁ折れるというよりも、「トシやな~もう無理できへんんわ~」という書きかたのほうが正解かもしれませんけども。

 

そうか……老いるって、こういうことなのか...( = =)トオイメ

そんなふうに日々感じています。

 

だけど不思議なことに、若い頃に戻りたいとは思わないんですよね。

 

肉体だけ20代に戻ってくれたら多少の無理がきくので嬉しいくらいで、20代や30代の若々しくて輝かしく見える時代をもう一度過ごしたいとは思えない。

 

これも、加齢によるものでしょうか。

私は昔の自分よりも、今の自分のほうが好きなんですよね^^;

 

こう考えられるのは、今の私が幸福だからなんでしょう。

 

hiroさんと結婚せずに実家で暮らしていたら、過去を悔やみ戻りたいと考える前に、生まれる前に戻りたいとばかり考えていたことと思います。

 

本当にありがたいことです。

 

体だけを若かりし頃に戻すわけにはいかないので、無理のない範疇で、執筆もブログ更新もできたらいいなぁと感じる今日この頃です。

 

「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」の改稿と執筆

ブログに更新している「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」

roshiatehamother413951.hatenablog.com

過去に私が刊行した作品を改稿して掲載していますが、これが20回目で止まってしまいました。

 

来週は掲載できると思います……たぶん……(※希望)

やはりこの更新も、来年の成人式を過ぎるまでは不定期になりそうだな~と思っています。

 

過去の日記にも書いていますが、先に書いておきたい小説もあるため、そちらと並行して書いているような状態です。

 

「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」の続きも考えてはいますが、まずは改稿と新作執筆ですね。

 

この続きを掲載したいです。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

日々の忙しさもあってかなかなか進みませんけども(;^_^A

 

こちらもマイペースにやってゆこうと思います。

ゲームだってお預けだ(笑)

実はゲームも仕事の勉強のためと称して購入してしまったのですが……

そう、「Nintendo Switch ポケットモンスター Let's Go! イーブイセット (モンスターボール Plus付き)」です。

 

セッティングのみで時間をかなり潰したためポケモンとの旅はお預けとなりました( ;∀;)

 

ですが、これでマイニンテンドーNintendo Switch内でのニンテンドーサイトに関することが若干わかりました。

(※紙面での説明書がないので、実はテレビにつなげるのもけっこうややこしかった)

 

ニンテンドースイッチの説明はインターネットだとは知っていたのですが、改めて調べるとNintendo Switchサポートサイトでチェックするのだと知りました。

www.nintendo.co.jp

正直な感想として、「ゲーム機をテレビにつなぐだけでいちいちインターネット見るか?」とも思ったのですが、スマホでチェックするほうが早いという人もいるんですよね……。

(※いりのもhiroさんも、いちいちスマホを見るもの面倒というタイプ(笑))

 

眺めるだけの商品ではないので、時間に余裕が生まれたら、こちらも商品説明がもっとうまくできるように扱ってゆきたいですね。 

 

時間があるときにでも、せめて愛らしいイーブイを見たいですが……

f:id:roshiatehamother413951:20181124161848j:plain

今は愛らしい本体だけを毎日眺めています(笑)

 

ところで、このイーブイピカチュウが描かれたNintendo Switch本体、今後は任天堂株式会社からの出荷予定がなく、インターネットか店頭販売されている商品がなくなり次第、販売がすべて終了します。

 

そのためレアものとなると予測したのか、感覚の鋭いせどらーさんが大量購入している模様。

 

おかげさまでもっとも在庫が残りそうな、ソフトと本体セットが発売から1週間で売り切れました。

 

おそらく、今後はAmazonでの値段が高騰してゆくものと思われます。

任天堂の希望小売価格が41018円なので、すでに6000円ほど値段が上がっています。

 

転売で利益がどれくらいとれるのか、計算の仕方を忘れましたけども……

 

まだイーブイピカチュウ、どちらかを購入できる状況であれば、今後クリスマス商戦が重なることを考えると、5万円代まで値上げしても売れそうです。

 

おそらく、問い合わせも増えるでしょうね。

 

ゲーム機1つでもこんな状態なので、これからますます忙しくなってゆきそうですが、倒れないことだけを考えて日々仕事をこなしたいものです。

 

最後まで愚痴みたいな日記をご覧いただき、ありがとうございました<(_ _)>

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その⑳

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

          2

 

 翌日は雨が降っていた。さわさわと水気が顔に触れる感じの……これは霧雨。

雨期が近づいているから雨と晴れが交互にやってくる。でも、今年は雨の日が少ない。

 十五時に秘密の場所だった待ち合わせは、急遽カフェテラスへ変更となった。

 私はカフェテラスの窓際の席に座って灰色の空を眺めていた。

 西村先生が亡くなって二日しか経っていないのに、昨日、あれだけ先生の事件で騒いでいた大学内はいつもと変わりない平穏な一日に変化している。

(やっぱり、マスコミが強盗殺人事件と報じたせいなのかな……)

 我が身に災いが及ばなければ、一過性の犯罪などすぐに忘れ去られてしまう。他人に起きた事件を教訓に変えて記憶の片隅にしまわれ、時とともに消えてゆくのが常……なんだろうな。

 私だって、この事件の被害者が西村先生でなければ、今も覚えているかなんて自信がない。きっと日々の勉強に追われて他の生徒たちと同じように忘れているにきまってる。意識したとしても、留学生の世話をしてくれている人から日本人が殺されたらしいから気をつけろって注意されるときだけに違いないもの。

 まだ真犯人は挙がっていない。警察は強盗殺人のまま捜査してるってビクターも言っていた。やっぱり私がミシェルと一緒にがんばるしか事件の真相にはたどり着けないんだ。

「あれ? 早いね」

 頭上からミシェルの声が聞こえた。慌てて顔を上げると、ミシェルの背後にビクターが立っていたので驚いた。

「え? どうしてビクターがいるの?」

「情報を集めたら、私一人では対処できないとわかったんだ。人手を集めたかったんだけど、時間がないからとりあえずビクターに来てもらったんだよ」

 ミシェルよりも上へ視線を上げたら、ビクターと目が合ってしまう。だいぶ慣れたつもりだったけれど、やっぱり素の状態のビクターの視線って怖い。

「こ、こんにちは、ビクター」

 ちょっと笑顔がひきつっちゃったかもしれない。これからは注意しないと……。ビクターは私の態度なんか気にしていないようで、右手を上げて応えてくれた。

「よう。今日は中学生に見えるじゃねぇか」

 ポーター教授のお宅を訪ねるっていうから、失礼のないように軽くメイクしておしゃれしたことを言ってるんだと思う。メイクって言ってもアイライナーとマスカラ、それと薄い色の口紅を塗っただけなんだけれど……。

(そ、それでも中学生にしか見えないんだ……)

 いえ……ちょっと待って。この発言、ノーメイクの私ってビクターには小学生に見えているってことだよね。

 うぅ……落ち込みそう。いっそのこと普段どおりにしていれば良かった。

 がっくりと派手に頭を下げたとき、バスッとなにかが蹴られるような音がした。

 私が慌てて立ち上がると、ビクターが膝の裏に手を当ててミシェルを睨みつけている。

「てっ……てめぇ、なにしやがるミシェル!」

「さて。ポーター教授のお宅へ行こうか」

 ミシェルは何事もなかったかのような笑顔で私の肩を抱き、そのまま歩きだした。

 え? いいのかな、ビクターを放っておいて。かなり痛がってるんだけど……っていうか、蹴ったの絶対にミシェルだよね?

 それでもミシェルがかまわずに歩くから、私も歩調を合わせた。一度だけビクターのほうへ振り返ったら、ビクターはすぐに立ち直っていて速足でついてくる。

 ビクターの表情を見ている限り、蹴られたことに納得していないみたい。でも、それでもミシェルについていくってことは、こういうやり取りは二人にとってあたりまえで、彼は対応に慣れているんじゃないかな。

「ミシェルって、ビクターには甘えるのね」

 なんだかミシェルが可愛いって思ったら、自然にそんな言葉が口をついて出た。

ミシェルは「えっ?」と声を漏らすと、不思議そうな顔をして私を見下ろしている。本当にわかっていないんだろうな。

「でも、男の人を蹴っちゃダメだと思う。ビクターって頑丈そうだから、ミシェルに蹴られたくらいじゃなんともないかもしれないけどね」

 私が続けて言うと、ミシェルは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。歩みも止まっている。

 そんなに驚くこと? でも他人へ弱みを見せたことがないような雰囲気を持つミシェルに、そんなふうにやり取りができる相手がいるってこと、とても大事なことだと思うし、なによりミシェルも普通の女の子なんだなって思えて、より身近に感じることができて私は嬉しい。

 ミシェルはしばらく立ち止まって驚いた目のまま私をみつめていたけれど、ふいに悪戯っぽく笑ってみせた。

「ビクターの本当の強さを知ったら、きっとそんなこと言えなくなるよ」

「そうなの? それはぜひ見てみたいかも」

 たぶん、これってミシェル一流の冗談なのかな。だから私も笑顔で応えた。それに合わせてミシェルも笑ってくれる。こんなやり取りが嬉しい。

「ポーター教授はビクターが行くことを知っているの?」

 私の問いかけに対して、ミシェルは首を横に振った。

「だから、車の中で待機しておいてもらおうと思う。そのほうがビクターにとっても都合がいいしね」

「都合?」

「……こっちの話」

 茶目っ気のあるウィンクを私へ帰してから、ミシェルはビクターのほうへ振り返って声をかけた。

「ちょっと早いけど、行こうか。道が混むかもしれないしね」

「……おう、そうだな」

 ミシェルが微笑んでいるからだと思う。ミシェルの言葉を受け止めるビクターも笑っている。……とは言っても、事務所でよく見ていた驕慢的な笑い方なんだけど。

 でも、これがビクター・ヘインズって人なんだろうな。これが彼の性質。もしかしたら彼の優しさなのかもしれない。

 そうだってわかったら、普段の視線に怯える私の態度も改めなくっちゃね。私が子供に間違われて不快に思うのと同様に、ビクターもいちいち私に怯えられるのも不快かもしれないし。……あ、年齢のことも気をつけよう。

 大学を出た私たちは、ビクターの運転でポーター教授の自宅がある住宅街へ訪れた。

 街からだいぶ離れたサンフランシスコベイの外側の半島、ペニンシェラの丘の上にある閑静な住宅街。森を切り開くのではなく、森の中へ点在させるように住宅が並ぶこの街は、時折鹿などが現れる自然の多い住宅街だ。

 ミシェルの提案で早めに大学を出たけれど、予想していた幹線道路での渋滞がなかったから、思いの外すんなりと到着することができた。

 もう数ブロックも進めば教授の自宅へ到着する。それにしてもすごい森……。住宅街の隅っこにあるポーター家の周りってほとんど森なんだ。

 アメリカって大都市のイメージがあるから、こういう木々がたくさんある場所があるなんて想像もしていなかった。だけど東京や大阪のような大都市にも町のなかに神社やお寺があったり木々が多い公園があったりするものね。それと変わらないのかも。

「ちょっと早すぎたかなぁ。……どこかで時間潰せないかな」

 ミシェルが腕時計で時間を確認しながら呟いた。

 私はミシェルの言葉で自然に森へと視線を向けていた。すると、緑の木々を突き抜けるようにして屋根のてっぺんを飾る十字架が見えた。木々の隙間からは白い壁が垣間見える。教会だってすぐにわかる。

「……あ、教会。なんかかわいい」

「本当だ」

 心の色を表すかのような純白の壁と傾斜角度が高いこげ茶色の屋根。その先端に大きく掲げられた十字架。こぢんまりとした教会はドール・ハウスのようで、かわいらしい雰囲気があった。

 映画で見たような教会みたい。ちょっと覗いてみたいけど、ミシェルとビクターはどうなんだろう。

 

~つづく~

 

最後にポチッとお願いいたします<(_ _)>

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

 

f:id:roshiatehamother413951:20180412224051j:plain

近畿三十六不動尊霊場巡礼 第6番「太融寺」 ~気ままな私の日帰り旅行~

おはようございます、いりのです。

 

先日、ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記をアップしましたが、やや無理をしていたようです。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

一昨日、仕事からの帰宅途中で胃から下腹部にかけて痛みがあり、しかし仕事中のhiroさんへ助けを求めるわけにもいかず、なんとかゆっくりと歩いて帰りました。

 

4月に緊急入院したときと似たような痛みだったので、さすがにちょっと怖くなりましたが、翌日には痛みが引いたので無事に過ごしています。

 

通勤で歩くというのは、やはり厳しいのでしょうか……?

ううぅ~む(; ・`д・´)

 

悩み多く忙しい日々ですが、近畿三十六不動尊霊場はゆっくりと回っています。

(※ブログへのアップが追い付かないです……)

 

今回は、9月末にお参りしたお不動様を遅ればせながらご紹介します。

近畿三十六不動尊霊場

第6番「佳木山宝樹院(かぼくざんほうじゅいん)太融寺(たいゆうじ)」

〒530-0051 大阪府大阪市北区太融寺町3-7

Tel. 06-6311-5480

 

今回は太融寺(たいゆうじ)」です。

近畿三十六不動尊霊場では6番目のお寺となっています。

f:id:roshiatehamother413951:20181109141454j:plain

写真だけ見ると落ち着いた雰囲気のお寺です。

 

ですが周辺はとても賑やかな場所。

Googleマップで見るとわかりますが、大阪の「キタ」と呼ばれる繁華街の真ん中にあります。

www.google.co.jp

大阪市扇町あたりは昔から寺が多い土地柄で、その名残が今も残っています。

そしてhiroさんの実家の菩提寺も、この扇町近辺のお寺。

 

ですが同時に、このあたりは騒然とした繁華街でもあります。

 

詳しい経緯はわかりませんが、戦後、その寺町のあたりの土地を買い取ったのでしょうか。

このあたりは「ラブホテル」と呼ばれるレジャーホテルが多く建ち並ぶ場所でもあるのです。

 

そのためなのか、扇町周辺は寺と墓場、ラブホテルと居酒屋や風俗店などのお店が混在する不思議な場所となっています。

f:id:roshiatehamother413951:20181109143905j:plain

厳かな雰囲気の門。

 

その門扉の外側は、ホテルが並びます。

(普通にお店や会社などもあったりもします)

f:id:roshiatehamother413951:20181109144043j:plain

 

扇町周辺には江戸時代に処刑場、明治時代には監獄があったという話もあり、有名な心霊スポットもあるようですが、私は行ったことがありません。

 

f:id:roshiatehamother413951:20181109152219j:plain

ただ行ってみるとわかりますが、若干カオス的ななにかを感じる場所ではあります。

 

さすが大都市、そしてその町中にある寺ですね。

 

一人では行きにくいため、hiroさんに車で連れていってもらいました。

(※この辺りに行くのが恥ずかしいのではなく、いろいろな店が多くて道が入り組んでいて迷うためです(笑))

 

若かったらラブホテル街へ車で行くのは周囲の目が気になるところですが、アラフィフへと成長した私たちには気にもなりませんね!(`・∀・´)エッヘン!!

太融寺のお不動さまは一願成就の利益があることで有名

さて、太融寺ですが……

f:id:roshiatehamother413951:20181109145207j:plain

高野山真言宗に属する寺院だそうで、本尊は千手観世音菩薩さまが祀られてあります。

 

西国三十三所霊場第2番札所、おおさか十三仏霊場第8番札所でもあり、近畿三十六不動尊霊場は第6番札所です。

 

先ほどの写真が正門のようですが、もう一つ入り口があるようです。

ですが、キチンと道案内があるので不動明王さまへの道は迷うことはないのではないかと思います。

f:id:roshiatehamother413951:20181109153220j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181109153239j:plain

この小さなトンネルを抜ければ、すぐにお不動さまの元へたどり着けます。

 

もちろん本尊である千手観世音菩薩さまをお参りしてから、不動明王さまへ行くことも可能です。

 

f:id:roshiatehamother413951:20181109141454j:plain

ここは一願堂と呼ばれているそうで、ここに祀られているお不動さまは「一願不動」と呼ばれているのだそうです。

 

一願成就の利益があるお不動さまとして親しまれています。

 

不動明王真言(慈救呪)を9回唱えて、いつものようにご挨拶とお礼とお願い事を言いました。

 

 

社務所のお坊さまと、不動明王さまに一言断りをいれてから、今回は写真を撮らせていただきました。

そして社務所御朱印をいただいて、太融寺のお参りは終了です。

f:id:roshiatehamother413951:20181109155723j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181109155754j:plain

私は現在思っていることを願いとして言葉にしますが、神様や仏様は私たちが心の奥に眠らせている「本当の願い」を見透かしているともいいます。

 

また、私自身が生まれてくる前に、あの世で決めてくるという人生の設計図からそれた願い事であれば、たとえ心から切に願うことであっても叶えてくださらないともいいます。

 

 私の本当の願い事ってなんだろう?

 

願い事を言葉にしながらも、いつもそう思っています。

 

そしてきっと、心の奥底にある願い事を不動明王さまも叶えてくださるんでしょうね。

 

これにて、第6番「太融寺」の不動尊巡りは終了です。

www.taiyuji.com

読んでくださったあなたにも不動明王様のご加護がありますように^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記 その⑩ ~服用からおよそ半年、最終的な治療方針が決まったみたいです~

おはようございます、いりのです。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)の服用を開始してから、そろそろ半年が経とうとしています。

 

副作用にもだいぶ慣れましたし、不正出血もほぼなくなりました。

 

前回より約2ヶ月ぶりの診察から、これまでの経過を振り返ってみたいと思います。

ディナゲスト(ジエノゲスト)服用開始からおよそ半年、最終的な治療方針が固まった

ディナゲスト(ジエノゲスト)服用の辛さを記録し、服用をやめるために続けてきた日記でしたが……

 2018年4月末にはじめてディナゲストを処方されてから、はや半年が経ちました。

 

それから1週間も経たずに辛いとかナントカ日記に書いていますが……

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

仕事を辞め、ディナゲスト(ジエノゲスト)という薬と向き合い、副作用にどう対処するかを考えながら、もっとも体が楽になる方法を考えてきました。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

自分なりのディナゲスト(ジエノゲスト)副作用の対処法のまとめ日記も書いてみました。

 

自分自身が体感して良いなと思ったことも、少しずつではありますが追記しています。

現状の対処法がベストかなとも感じているので、もしかしたら今後は追記が減ってゆくかもしれません。

 

ですが、ちょっと辛いな~と思われている方がおられましたら、ご参考になれば幸いです^^

 

最終的にはディナゲスト(ジエノゲスト)服用をやめることが目的でしたが、自分なりの対処法ができあがったおかげなのか、方向性が変化したようです。

f:id:roshiatehamother413951:20181027175317j:plain

閉経までディナゲスト(ジエノゲスト)服用を続けることとなりました

先月末、2ヶ月ぶりに婦人科を診察しました。

 

この2ヶ月は実に穏やかで「おりものに血が混じっているかな?」と感じた以外は不正出血もなく過ごせました。

 

生理は完全に止まり、精神面もとても落ち着いていて、PMS月経前症候群)も生理が止まっているため当然のことながら起こりません。

 

強いてあげれば寝つきが悪いことと太りやすいことですが、それは別の方法で解消できている気がしています。

(※体重に関しては、あとで記述したいと思います)

 

その旨を担当医に伝えると、体が薬に慣れたと受け止めたようです。

 

「このまま閉経まで、ディナゲスト(ジエノゲスト)での治療を続けましょうか」

 

……ということになりました。

 

日記を書き始めた当初はディナゲスト(ジエノゲスト)服用をやめたいと思っていた、いりの。

 

ですが、私が薬に慣れてうまく対処できていることで、子宮内膜症への治療法として現状維持が良いという判断に落ち着いたのでしょう。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)の量が減ることも、やめることもなく、そのままとなってしまいました。

 

ですが、薬に慣れて落ち着いてきた今となっては、私自身も「そのほうがいいかな……」と感じてもいます。

 

なぜかというと、生理が来ない今のほうが精神的にも肉体的にも楽だからです。

f:id:roshiatehamother413951:20180524141504j:plain

副作用は最初のほうこそキツかった。

 

この薬のせいで気に入っていた仕事も辞めましたし、自律神経失調症が復活するかもしれない恐怖にも怯えていました。

 

ですが、自分なりのディナゲスト(ジエノゲスト)副作用対処法が確立できたため、毎月の生理の苦しみよりも副作用を受け止めるほうが楽になっているのです。

 

内診のとき、自分でも抑えられなくて軽く暴れてしまうほどの激痛がほぼ減っていましたしね。

 

もちろん、閉経がいつ来るものなのかがわからないので、いつまで飲み続けるのか…という不安はあります。

 

また加齢とともに副作用が厳しくなってしまったら…とも考えると、気楽にも構えていられませんけども、あまりネガティブに考えていても終わりがないのも事実。

 

なので、そのときはそのときだと考えて、今の生活を大切に生きることにしました。

 

まぁ婦人科の診察も3ヶ月に1回と減り、遠方への通院の負担が減ったのもありがたいですし。 

でも、90日分の薬代が9200円ってのはマジ痛いんですけどね……(;一_一)

(※ジェネリック医薬品(ジエノゲスト)でこの値段……。ディナゲストで計算してみたら90日分で22000円を超えました)

 

これは月の固定費と決めて、毎月3000円ずつ貯金しておくしかなさそうです。

 

いりの自身が副作用に慣れ、通院回数も減った今、これからのディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記の回数がさらに減るかもしれません。

 

ですが、少しずつでも変化があるようでしたら逐一記載したいとは思っています。

 

これからも、ディナゲスト(ジエノゲスト)服用日記をよろしくお願いいたしますm(__)m

ダイエット、その後~結局サプリメントにも頼っています(笑)

さて。

日記の上のほうで太りやすいことと不眠に対してのことを少しだけ書きました。

 

大げさに追記というほどではないですが、久しぶりにダイエットのその後とプラスαを書いてみたいと思います。

なかなか体重が減らない~副作用で太るって怖い

副作用でお腹が減りやすくなっているせいなのか、体重が増えて止まらなかった、いりの。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

日記を書いてから、ずっとダイエットを続けていました。

 

ですが、どうも体幹リセットダイエットだけでは体重増加を抑えられないようです。

もちろん、無駄なフラつきが減ったので筋力は入院する前よりもついていると思います。

 

でも残念なことに、体重の減少にはつながらないのですよ。

 

たまにダンスも加えてはいたのですが、「たまに」では日々増える体重に追いつかない感じ……

仕事が本格的に忙しくなるにつれて、踊ることも難しくなりました。

(※あと個人的な感想ですが、トレーニングと違ってダンスは音楽が入るせいか飽きやすいです)

 

体重が減りにくいのは、私がアラフィフに入ったということも理由のひとつだとは思います。

加齢で新陳代謝が下がってゆきますしね。

 

ですが、やはり薬の力は運動不足などのソレとは別――つまり副作用による増加ではないかとも、ちょっと感じているのです。

 

いくらなんでも半年で5~6㎏も増えるのって、いくらなんでもイッキに増えすぎ……

こんな太り方は生まれて初めてです……( ̄▽ ̄;)

 

 

むしろ食事量は減っているはずなのに、なんで増えるのか。

もしかしたら知らず知らずのうちに食べる量が増えているのか……?

 

理由はどうであれ、ついに体重が自分のなかで上限と決めていた体重の「55㎏」を超えました( ;∀;)

 

さすがに55㎏を超えたのはショックでした……

(※画像は55㎏を超えていませんが、あくまでイメージです)

 

hiroさんも昨年度から管理職となって仕事内容がガラッと変化したせいか、仕事のストレスで食べる量がどんどん増えて体重が絶賛増加中……

 

こ、これは夫婦ともにアカン!(; ・`д・´)

……ということで、ついにサプリメントに頼ることにしました。

 ファンケルの大人気(らしい)ダイエットサプリメント「大人のカロリミットです。

 

日常活動時の脂肪を代謝する力が高まるそうで、新陳代謝が低下してゆく40代後半から上の方へ向けたサプリメントなんでしょうね。

 

晩ご飯の吸収がもっとも体重増加に関係すると考えたのと、我が家はhiroさんの帰宅時間の関係で晩ご飯が遅めになるため、晩ご飯のときに飲むことに決めました。

 

ファンケルって使用したことなかったんですけども、テレビCMの関係か、個人的に化粧品のイメージのほうが強かったんですよね。

大人のカロリミットを含めたカロリミットシリーズは、名前だけ知っていましたが、ファンケルの製品だとは知りませんでした。

ですが人気があるのもわかる気がします。

 

やはり飲み続けているうちに、増加が止まらなかった体重の増え方が鈍くなり、効果を体感できるようになってきました。

ダイエットサプリメントだけには頼らない!有酸素運動だって取り入れますよ!

 ……で。 

この大人のカロリミットというダイエットサプリメントのおかげで体重の増加は止まったような気がしています。

 

ですが「止まった気がする」というだけなので、ファンケルサプリメントだけに頼るわけにはいきません。

 

ダイエットサプリに頼ることで安心感が出て、余計に食べてしまう可能性だってありますし、運動をサボる可能性もあります。

 

これ以上体重が増えるのは困るので、ルールを決めました。

  • 甘いものは18時以降は食べない
  • コーヒーは朝食時のみ
  • 夜の飲み物に砂糖を入れない
  • 歩くことを常に意識する
  • 休日に体幹リセットダイエットを行い、体調に余裕があればウォーキングも行う

 

本当は「ランチどきにしか甘いものを食べない」としたかったのですが……

 

仕事で疲れたあと、とても甘いものが食べたくなるので18時以降としました。

少しは自分に甘くしないとダイエットは続けられませんしね(∀`*ゞ)テヘッ

歩くことによって起こるプラスの相乗効果

あとは出勤時に歩くことを決めました。

f:id:roshiatehamother413951:20181027203542j:plain

これは他店での研修を終えて、新規店舗での勤務が始まったためです。

 

現在、私は出勤のために電車とバスを利用しています。

 

自宅から駅までは歩いて行けるのですが、勤務先最寄り駅から職場までは遠く、バスを利用する必要があります。

 

最初はバスを使って通勤していたのですが、ふと

「停留所は2つくらいだし、そのバス停留所から店へ歩くにも距離がある。だったらいっそ、駅から歩いて行くのはどうかな?」

……と、思い立ちました。

 

自宅から駅まで8~10分くらい、駅から仕事先までの22~26分ほどの距離です。

行き帰りでおよそ1時間歩くことができます。

 

しかもどちらも山道なので、普通に歩くよりも負荷がかかります。

(※おまけにバス代が浮くというオマケつき。会社の交通費支給額に上限があるのです)

 

この出勤・退勤時を利用したウォーキングと大人のカロリミットが少しずつ効いているらしく、対処しようのなかった体重の増加がついに止まりました。

 

今朝がた体重を計ってみると54kgを切っていたので、今後も続けてみたいと思います。

 

さらにはこのウォーキング、嬉しい副産物が。

 

なんと寝つきが良くなりました^ ^

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)副作用の一つとして、寝つきの悪さ(不眠)があげられます。

 

それが仕事にウォーキングを加えることで体をさらに疲れさせることができて、功を奏しているようです。

 

……と!

良いことづくめのように書いていますが、実は運動はお腹がさらに空きやすくなるというデメリットもあります。

 

ついついおやつなんかに手が伸びそう……

空腹に耐えながら、なんとかしのいでゆきたいところです。

せめて53.5㎏を切るまで体重を減らしたいぞ~~!( `ー´)ノ

副作用に慣れたわけではないけれど、このまま閉経まで突っ走ります

ディナゲスト(ジエノゲスト)服用とうまく付き合っているように思われるかもしれませんが、やっぱり完全に副作用に慣れているわけではありません。

 

頭痛も悪心(吐き気)もあり、最近は特に頭痛がひどく、そのせいで吐き気がしているのかなと感じるくらいです。

 

また、あまりに疲れすぎるとメニエールが出てしまう可能性もあり、実際、休みの日にまるで動けない日が未だにあることも事実です。

 

ディナゲスト(ジエノゲスト)副作用に加えて、自律神経のバランスが悪くなっているのかもしれませんね。

 

そういう日は無理せずおとなしくしています。

 

ですが、いろいろと試して努力することで自分なりの対処法が固まったのは事実です。

 

また仕事を始めたことで、睡眠時間を意識し22時過ぎには寝室へ移動するようにもなりましたし、日々の疲れのおかげで寝つきも早い。

 

しかし先に書いたように動けない日もあるため、運動の加減がとても難しいところ。

 

とはいえ以前の飲食店のような無茶な働き方はしていませんし、時間も月100時間以内に抑えています。

 

いりのは仕事をすることが好きなようで、仕事をもっとしたいという欲求はあります。

 

けれども体のためにも、家族のためにも現状がベストだということを自覚して、他にやるべきことがないかを模索中です。

 

この我慢のおかげで、思いの外良い方向へ進んでいると感じています。

 

この先どうなるのかわかりませんが、このままの状態をキープしつつ、ディナゲスト(ジエノゲスト)服用を続けようと考えています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その⑲

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

 

 突然の申し出に、ポーター教授がきょとんとしている。と、当然だよね。

「先日、教授が出された課題についてご質問したいことがあるんです。でも、教授は明日からお休みだし、私は今日、数学の講義がなかったから教科書がなくて。明日教科書を持ってお伺いしたいのですが、よろしいですか?」

 ミシェルの返答を聞いた教授は少し迷った顔をした。たぶん見えない犯人のことが気になったのかもしれない。これまでの手口から深夜に侵入して家族ごと皆殺しというのはわかっているのだけれど、ポーター教授の場合もそうだとは限らないものね。

「遅くまでお邪魔することはしませんよ。数学の質問が終われば、私もすぐに帰りますし」

 ミシェルは一呼吸置いてから発言した。

なんだか、その呼吸の置き方がポーター教授の考えていることを見透かしているかのようだなって私は感じた。だってきっと、教授も私と同じことを考えていたはずだもの。私自身、ポーター教授が持ったであろう不安を考え終えてすぐにミシェルは答えたんだから。

「……うん、それならいいかな。それに数学の質問があるなら仕方ないしね。わかった、かまわないよ」

「ありがとうございます。助かります」

「……あ、そうだ。なんだったら、夕食も一緒に食べないか? ナタリーの料理は本当に美味しいんだよ。特にローストビーフは絶品でね。一流シェフも顔負けの美味しさなんだ」

「そうなんですか? 奥様は料理上手なんですね。それはぜひ食べてみたいなぁ」

 笑顔で答えたミシェルは、急に私の腕を肘で小突いた。

え、ええ? これって、なに? もしかして……あ、もしかしなくても、話を合わせろって合図なんだ!

私は慌ててポーター教授のほうへ振り返った。

「わ……私も食べたいです! 留学してからこっち、家庭料理には縁遠くなっていたものですから!」

 唐突に振られたせいもあって、私は口調に必要以上の力がこもってしまった。ふ、不自然すぎる……。とっさの演技もできないなんて、なんて情けない私……。

 そんな私の内心の落ち込みなんて介していないかのように、ポーター教授が軽やかな笑い声をあげた。

「そんなに力を込めなくても、ナタリーの料理は逃げないよ。……うん。でも、石動くんは家庭料理に飢えているんだね」

「は、はい」

 笑顔が固くなっているかもしれないと思いながらも必死で微笑んだ。こうなったら最後まで話を合わせるしかない。私はミシェルの会話に合わせられる言葉を一生懸命に考えた。

「私は寮生活なんですけど、大学寮は基本的に自炊ですから。だから、できれば、レシピなんかも教えていただけるとありがたいです」

「たぶん教えてくれるよ。……あ、でもソースは秘伝のものだから、【内緒】なんて言うかもしれないね。僕はいつも感心するんだけど、ナタリーは味付けの配分を自分で考えているんだよ。本当にすごいよ、彼女は」

愛妻家としても有名なポーター教授の口からは奥さまの自慢話ばかりが飛び出している。噂では聞いていたけれど、教授って本当に奥さまを心から愛しているんだ。

しかも奥さまの話をしているときのポーター教授の表情はとても落ち着いている。見えない殺人犯のことを考えていたときよりも、うんと表情が明るい。死の不安による陰りがどんどん落ちているのが素人目でもわかっちゃう。

 ポーター教授の家族の話から雑談に流れたところで、テレビ番組の撮影があったと言い教授が立ち上がった。私もミシェルともにポーター教授の後を追うようにして研究室を出た。

「すまないね。もう少し話ができればいいんだけれど」

「いえ、充分です。参考になりました。ありがとうございました」

 ポーター教授が研究室の鍵をしっかりかけたところで、ミシェルは右手を差し出した。教授はその手を取り、力強く握り締めて上下へ数回振った。

「家に来る前に電話をくれるとありがたいよ」

「わかりました。それでは、明日の十六時ごろにお伺いします」

「奥さまにもよろしくお伝えください」

 やっぱり私はおじぎをしてしまう。これってもう日本人の性よね。すんなり出ちゃう。

でも、西村先生と交流があったポーター教授はおじぎの意味を知っていたようで、私の肩を二回叩いて去っていった。

 ポーター教授の気配が感じられなくなると、私は自然にため息をついていた。

「もう、びっくりした」

 そう呟いてから、責めるような視線でミシェルを見上げる。ミシェルは「ごめん」と謝りながら研究室のドアへもたれかかった。

「ちょっと思いついたことがあってね。……ああするより他に手がなかったんだ」

「それならいいけど……。でも自宅を訪ねたいだなんて、普通は断られることだわ」

「断らないよ。ポーター教授は生徒思いで優しくて、人懐っこい方だしね。だから夕食に誘われるだろうことも計算していた。教授は本当に奥さまの手料理が自慢だから、遊びに来た人に必ずごちそうするのは有名な話なんだ。それに私は、断られるような会話の仕方はしないよ」

 はっきりと言い切ると、ミシェルはにっこりと微笑んだ。

(すごい自信……)

 どこから来るんだろう、この自信……。私なんかは、もう感嘆のため息をつくより他にすることがない。

『断られるような会話の仕方はしないよ』

 こんなこと、普通にサラリと言える? しかもまだ十六歳の女の子が。人生の酸いも甘いも嚙み分けたっていうほど年齢を重ねたなら、私も言えるかもしれないけれど……。

 いくらミシェルが頭脳明晰だとしても、生半可な自信では簡単に口にできないセリフだよ。こんな言葉、私には言えない。この言葉の中にはあきらかに、相手の性格を正確に認識し、そこから予測したうえでなされる先制がある。

 つまりミシェルは、ポーター教授に質問をしながら先手を打てるように二手、三手先の会話を考えていたということなんだ。

 私はもう一度、ため息をついた。

「……どうしたの?」

 ミシェルが首を傾げて私の顔を覗き込んできたので、私は慌ててかぶりを振った。

「うぅん。あのね、思いついたことってなんだろうって思ったの」

「あぁ、それか……」

 本音を告げるわけにもいかなかったので、私はその前の疑問を口にした。するとミシェルは少しだけ難しい表情になった。

「かなり危険だから真純を巻き込むわけにはいかないとも思ったんだけど、私一人で訪問したいと言えばさすがに断られるかと思ったから……」

「危険? まさか、ポーター教授を危険にさらすというの?」

「あぁ、それはないよ。その点は安心して欲しい」

 ミシェルがそう言うのであれば、ポーター教授は大丈夫なんだろうと思う。でも不安は消えない。私はほんの少し頭を右へ傾けてからミシェルの青い瞳を見つめた。

「いったい、なにをするつもりなの?」

「絶対にきみを死なせたりはしない。だけど、ほんの少しだけ危険を覚悟して欲しい」

 ミシェルのサファイア色の瞳に力がこもる。なんだろう……ふいに大丈夫なんだって、自然に思えてきた。

 心が捉われるって、こういう感じなのかな? 危険が伴うとミシェルは言っているにもかかわらず、安堵感が胸に広がってゆく。

 私は文句を言うこともなく、ただ素直に頷いていた。

 

~つづく~

roshiatehamother413951.hatenablog.com

最後にポチッとお願いいたします<(_ _)>

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

f:id:roshiatehamother413951:20180412224051j:plain

 

めんおうさんのブログを読んでいたら、ラノベ作家だった頃に担当編集に言われた言葉を思い出した

おはようございます、いりのです。

 

ちょっとトラブルが続いて、記事は書いているのになかなかブログ更新ができませんでした。

 

気づいたら11月突入……

……まぁ、そういうときもあるわね( ̄▽ ̄;)

 

自分を追い込んでしまうと書きたくても書けなくなりますので、無理は絶対にしません。

めんおうさんのブログを読んでいたら思い出した過去

担当編集に「売れる作品を書いてください」と言われて、出版社から実質のクビ宣告をもらったこと

自分のブログでも何度か取り上げさせていただいているのですが……

 

購読しているめんおうさんのブログです。

www.zinseitanosiku.com

 

この日記を読んだときに、ふと自分がライトノベル作家をやっていたときに担当編集さんから言われた言葉を思い出しました。

 

「売れる作品を書いてください。たとえば「◎◎◎の◎◎」のようなヒットする作品です。そうでなければ、いりのさんの作品を今後本にすることはできません」

 

要はストレートに「あんた、クビね」と言われたわけですけども(笑)

 

この発言に、いりのは長年縛られ続けることになります。

 

売れる作品=おもしろい作品

 

当時の私はそう思っていたからで、この考え方は今も変わっていません。

実際、売れている作品はおもしろいものが多いです。

 

では「おもしろい作品」とはどういうものなのか。

 

もちろん考えても全然わかりませんでした。

 

作品を読んで分析し、「これがこうなっているから、おもしろいんだな」ということは、数多くの作品を読んでゆけばおのずと理解できます。

 

ですが、だからといって自分自身がおもしろい作品が書けるということには繋がりません。

 

だから結論としては、「わからない」にせざるを得ませんでした。

 

もし書けるのだとしたら、私はとっくの昔にもう一度デビューしてベストセラー作家の仲間入りを果たしているはず。

 

もしかしたらベストセラー作品の傾向から物語を構築して書ける方もおられると思いますが、それは作家としての素質を持っている方だと思います。

 

今日のブログは作家としての素質がどうのという話ではないので、それはひとまず置いておいて■⊂(・Д・;⊂)(つ;・Д・)つ■

 

ただ、長年かけて作品を数多く読んでゆくうちに、読後の自分の気持ちに気づくことができました。

 

この作品、おもしろい!めっちゃ好み!( *´艸`)

この作品、確かに作品としてはおもしろいけれど、私は嫌い(もしくは苦手)

 

この2つです。

 

さらに気づいたのは、中途半端なおもしろさを持つ作品は、読者に対して、この感情にすら到達させることができません。

 

そのため、新作などを読まれることで記憶の底へと埋もれてゆきます。

 

そして「おもしろかった」と思う作品のみ、読者は読後、「好き」「嫌い」の感情に分けられ、その作品を自分の心の中でさらにふるいをかけるのではないかと推測しています。

 

そうして、読者さんの心に残る。

 

ふるいにかけられ、作風が読者「好み」で、かつ「おもしろかった」作品、この2つの感想を得られた人数が多いほどヒット作になるのではないか。

 

こう考えました。

ストーリーがおもしろくても読者好みの内容でなければ、結論は「おもしろくない」になる

人間、誰しも感情というものがあります。

 

「好き」「嫌い」で振り分けてしまうと、当然「好き」のほうが印象強くなります。

(※考え方によっては「嫌い」な作品も印象強くはなりますが、それは別の話になると思うのでここでは取り上げないことにします)

 

たとえば「オススメの作品は何?」と誰かに尋ねられたときに、おもしろくても嫌いな作品よりは、好きなおもしろい作品を一番に推すのではないでしょうか。

 

おそらく私も「なにか?」と友人や知人に問われたら、一番好きな作品を推します。

(※取り上げると大変なので、ここではあえて止めておきます(;^_^A)

 

ですが、それが必ずしも友人や知人にとっての「おもしろい作品」であるかはまた別の話となるはずです。

 

友人や知人もまた、感情と個性を持った一人の人間ですからね^^

 

最終的な決断は、私のおススメを読んだ友人や知人が自分で行うはずです。

f:id:roshiatehamother413951:20181101190305j:plain

結局なにが言いたいのかというと

「おもしろい」は人それぞれである

映画・ドラマ・小説・マンガ・ゲーム……物語を描く方法はジャンルによって様々ですが、おもしろさには共通項があると思っています。

 

けれど、万人がおもしろいと感じているヒット作品であっても、必ず「嫌い」「苦手」という人はいます。

 

要は作品というものは、最終的に作り上げるのは作家が作り上げた世界観を読んで受け止めてくれた、読者さんなんだといりのは考えているのです。

 

それはブログも同じで、そのブログの内容がおもしろいか否かなんて、受け止める人によって違うはず。

 

私がおもしろいと感じる内容が人によってはおもしろくなかったり、その逆もあるんだろうと。

 

正直に書いてしまうと、私も購読しているブロガーの皆さんのブログのすべてがおもしろいと思って読んでいるわけではありません。

 

たまにはおもしろくない日記だってあります。

(※ブロガーの皆さん、ホンマにすみませんm(__)m)

 

もちろん、今回取り上げさせていただいためんおうさんのブログにも、「おもしろい」「おもしろくない」と思う日記があります。

www.zinseitanosiku.com

だけどそれがあるからブログに人間性が出て、ブログを読むことがおもしろいのかもしれませんね。

 

そういえば、「おもしろいも好みによって分かれるやんね~」という話を弟としたときに、

いろんな人がいろんな好みを持って感想を持っている、だから地球って丸いんちゃう?( ̄ー ̄)ニヤリ

急に話が地球レベルになって、そのときは笑ってしまいましたが……

 

いろんな人がいて、好みは人それぞれ。

だから世の中は丸く収まっている部分があると言いたかったんでしょうね。

 

我が弟ながら、妙に深いことを言うな~と思う姉いりのなのでした。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。 

blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~ その⑱

このお話は途中から始まります。

よろしければ最初からどうぞ^^

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

 

「大変申し訳ないのですが……。亡くなった数学者の方のお名前と所属していた大学名を思い出すことは可能ですか?」

「え……? あ、あぁ。一応全員調べたけれど」

「教えていただけませんか? 教授には大変お答えしにくいことだと思われますが……」

「いや、きっとマクガイヤーくんの推理には重要なことなんだね。……わかった。殺害された日にちも教えたほうがいいのかな?」

「お願いします」

 ポーター教授は不躾な質問に腹立てることなく、殺害された四人の情報を快く教えてくれた。

私は即座にショルダーバッグからメモ帳を取り出し、教授からつづりを教えてもらいながら一人一人の名前と大学名を記述した。

 最初の被害者はジャック・O・ラッセル。カリフォルニア州・ロサンゼルス在住。九月二十八日死亡。州立大学の教授で、ポーター教授の話だと著書も多数持つ有名な人物だったみたい。

 二人目はビル・パターソン。カリフォルニア州・サンタモニカ在住。十月十六日死亡。ロサンゼルス郊外にある私立大学の助教授で、地味で目立たない人物だったというのは、ポーター教授の思い出話から。

 三人目はラルフ・オストリッチ。ネバダ州・リノ在住。先程ポーターが述べた人物で、唯一となるカリフォルニア州以外での被害者で、教授も知らない人物だった。

 犯行は全員深夜。一人暮らしの者以外は、同居している家族そろって殺されていた。

「カリフォルニアが多いですね……。ポーター教授も手紙を受け取った人物として加えると、二人もロサンゼルスに集中している」

 私が三人目の名前を書き終えたところで、メモを覗き込んだミシェルがふと漏らした。その言葉で、私はポーター教授に大学名を語ってもらったミシェルの真意がわかった気がした。たぶん……だけど、犯人の活動区域を特定しようとしてるのかな?

「西村先生を加えると、ロスだけで三人ね……」

「そうだね。先生は数学者ではないけれど……」

 西村先生は確かに違う。先生は日本語講師だもの。日本人であるという点でも他の犠牲者とは違うけれど、でも、同じ手紙を受け取っているのに「違う」と断定したくない。

「うん……そうだね。僕が知っている四人目の被害者はマサだから、必要ないかな?」

 哀しげな顔をして言うポーター教授に、私も――そしてミシェルも言葉もなく頷いた。

 私は不覚にも涙があふれそうになった。

……ダメだ。私、まだ西村先生の死を乗り越えていない。それは自覚していたつもりだったけれど、こうして不意に話にだされるとグッとこみ上げてきてしまう。涙を堪えて、私はポーター教授へ視線を置いた。

「教授は……お逃げにはならないんですか?」

 ポーター教授は返答せずに、まぶたを伏せて薄く微笑んだ。そのやわらかな笑顔は、心なしか私の質問を拒絶しているようだった。

「家族が犠牲になって僕だけが生き残っても、なんの意味もないんだ。それぐらいなら、せめて傍にいて、僕が犠牲になりたい」

 私の質問に答えてくれたポーター教授の言葉は、とても穏やかだった。

 そうか、ご家族がいるんだ……。静かで、それでいて強い意思を持って語るポーター教授の言葉に、私は胸が締め付けられそうになる。

そしてポーター教授の恐怖は自己保身からではなく、最愛の家族を失うかもしれない不安からきていたのだとようやく理解できた。

「じゃ……じゃあ、ご家族で旅行に出かけられたらどうですか? どこか遠く……そう! 日本とか!」

「もし、宿泊先に殺人犯が来たら? ホテルに泊まったら、見知らぬ他人にまで迷惑をかけてしまう。銃じゃなくて爆弾なんかを使用されたら、どうするんだい?」

 自宅に押し込まれれば、家族揃って殺される。その事実を踏まえたうえで提案したんだけれど、ここまで理路整然と反論されると返す言葉もない。

「じゃあ……せめて奥さまとお子さんだけでもご実家へ帰されるとか……」

「ナタリーに事件を説明したら、きっと逆に居座ってしまう。それに、お腹に二人目の子がいるから無理をさせたくないんだよ。彼女の実家はシアトルにあるんだ」

「そんな。どうしよう……」

「それでは、せめて明日と明後日は休講にされてはいかがですか? それぐらいなら、どこからも文句はでないでしょう」

 私が言葉を無くしていると、ミシェルは別方向から提案をしてくれた。

ポーター教授は家族の傍にいられる安心からか、すんなりと頷いた。

「そうだね。それぐらいなら、いいか。……うん。明後日は土曜日で休校日だから迷惑はかからないしね。じゃあ、明日は休んで一日家にこもることにするよ。万全とは言えないし生徒たちにも申し訳ないが、命には代えられないからね」

 疲労でくぼんだポーター教授の栗色の瞳に明るい光が宿る。私も少しだけ安心した。死の恐怖から完全に逃れられたわけではないけれど、少しは教授の心に安心できるなにかが灯ったんだってわかったから。

 ……あ、そうだ。大事なことを忘れてた。

「ポーター教授。あの、手紙の中身……」

「……あ、そうだ!」

 私の言葉を遮るようにして、ミシェルが唐突に声を上げた。それは普段のミシェルからは想像もできないほど高く明るい声で、私は思わずミシェルをまじまじと見つめてしまう。

 ミシェルは私の視線なんかまるで気にしていないようで、明るい声のまま会話を続けた。

「教授、明日ご自宅へ伺ってもよろしいですか? 真純と二人で」

「えっ!?」

 予想もしていなかったミシェルの言葉に、私はものすごい勢いで振り返っていた。な、なんなの? そんな話、事前に聞いていないけど?

 ミシェルは、あきらかに訪問が迷惑となる状況下の他人お宅へ好奇心だけで訪れるような、そんな無神経な人間ではない。でも普段とは全然違うミシェルの明るい声は、首を傾げたくなるほどの奇妙なノリがあるから、逆に私は怖くなってしまった。

 それって私の質問を遮ってまで言うことなの? そりゃ手紙の内容は西村先生とそんなに大差ないだろうって、話を聞いていれば予想できるけれど……。私ももミシェルの性格をある程度理解してきたつもりだったけれど、さすがに今回は意図を計りかねてしまう。

 

~つづく~ 

roshiatehamother413951.hatenablog.com

最後にポチッとお願いします<(_ _)> 

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

f:id:roshiatehamother413951:20180412224051j:plain
 

SEGA「JUDGE EYES:死神の遺言」の体験版をプレイしてみた ~気ままな私のゲームレビュー~

おはようございます、いりのです。

 

今日もレビュー日記をば。

いろいろと溜めてしまっているのと、もうそろそろ時間に余裕がなくなりそうですので、時間の許す限り書けるだけ書きたいと思います。

 

……って、あれ?

初めてのゲーム感想でしょうか。

(※そういえば、ペルソナ5のクリア感想も書いてないですね……)

 

12月発売予定のゲームの体験版です。

木村拓哉がカッコよすぎるだろ~~「JUDGE EYES:死神の遺言」

キムタクでフルボッコは意外に気持ち良い

現場研修先がおもちゃ屋なので、当然といえば当然なのですが、ゲームなどの情報がいち早く入るうえに販促用の映像なども見られます。

 

なのでゲーム好きには思いの外地獄かもしれませんね(笑)

 

その勤務先で仕入れた情報で「木村拓哉がゲームキャラになる」という話がありました。

 

それがSEGAから発売予定の「JUDGE EYES(ジャッジメントアイズ):死神の遺言」です。

f:id:roshiatehamother413951:20181010182754p:plain

 

製作は「龍が如く」シリーズでおなじみのメンバーだそうで、なるほど体験版をプレイしてクオリティは高さを痛感しました。

 

体験版はプレイステーションストアの「無料版」からダウンロードしてプレイできます。

あ、ダウンロードにはけっこう時間がかかるのでご注意くださいね。

(※ネット環境にもよるかと思いますが、私は30分以上かかりました)

 

SEGA「JUDGE EYES:死神の遺言」あらすじ

主人公:八神隆之は15歳の時、両親を殺されたという過去を持つ。
弁護士だった父親は、担当した殺人事件の裁判で無罪を勝ち取るが、被害者遺族の凶行により、弁護を担当した父と共に母親の命も奪われたのだった。

以来、八神は天涯孤独の身となり神室町で自暴自棄の青年時代を過ごすが、やがて様々な理解者に支えられ、父と同じ弁護士の道を歩んでいく。

そして八神は、ある殺人事件の弁護を担当することになる。
かつての父親と同じく、八神は容疑者・大久保新平の無実を信じて奔走し、見事に無罪を勝ち取ることに成功する。

有罪率99.9%を誇る日本の刑事裁判において、その無罪判決は奇跡と言ってよく、八神は弁護士として一躍時の人となる。

 

しかし……
無罪放免となった大久保新平が、釈放直後に同棲中の恋人を惨殺。十数度に渡って包丁で刺したうえ、彼らの住んでいたアパートへ火を放ったのである。

釈放されたばかりの男が及んだ残虐な犯行は、八神に対する世間の評価も一転させた。

“凶悪な殺人鬼を野に放ったインチキ弁護士”

大久保新平は死刑を言い渡され、奇跡を起こしたはずの八神はそれまで築いてきたもの全てを失う。
弁護士としての信念すらも……。

 

3年後……。
八神は、胸の弁護士バッジを外し、便利屋もどきの探偵となっていた。猥雑で暴力的。過去に傷を持つ者も少なくない吹き溜まりの街、神室町。ここを第二の故郷として生きてきた八神は、この街で細々と暮らしていた。

しかし、その神室町で連続殺人事件が発生する。殺人が珍しくないこの街においても、全ての死体から目玉がくり抜かれるという、あまりにも猟奇的な殺人事件は人々を震撼させた。

八神は、弁護士時代に所属していた法律事務所からの依頼を受け、単なる報酬目的でこの連続殺人事件に関わっていく。その先に待ち受ける真実が、自分の運命を変えると知る由もなく――。

JUDGE EYES:死神の遺言 | セガ公式サイトより引用

 

テレビではあまりCMを見かけませんが、YouTubeではいろいろなパターンの動画がけっこう流れています。


『JUDGE EYES:死神の遺言』オープニングムービー

 

でもまだ完成してないとも思いますし、万人が見るテレビのCMよりもインターネットで広告したほうが話題が広まるのも早いし、宣伝効果も高いかもしれませんね。

 

体験版では、あらすじに沿った3年前の八神隆之が弁護士だった頃のストーリーがムービーで流れます。

ストーリーのうえでも重要な部分ですね。

 

そこからOPムービー⇒3年後へ移行してゲームプレイ画面に変わります。

 

探偵となった八神隆之が、借金癖のある探偵を尾行し戦って倒して、依頼を完了するまでが体験版の流れです。

f:id:roshiatehamother413951:20181018171054j:plain

結論からいうと、思っていた以上におもしろかったです。

そして、さすがと言うべきクオリティ。

 

このクオリティがおもしろさを加速させているんですね。

龍が如く」シリーズをプレイしたくなりました。

 

あと木村拓哉でプレイするって、妙に不思議な感じがします。 

コントローラーの操作であのキムタクが動く…… 

 

f:id:roshiatehamother413951:20181018160252j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181018160302j:plain

 

しかし怖いくらいに似てるわ……

もちろん、声も木村拓哉氏ご本人。

f:id:roshiatehamother413951:20181018160340j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181018160349j:plain

ひげ面の浮浪者を演じていても、さすがキムタク。

ゲームキャラでも輝いています。

 

キムタクこと木村拓哉が演じる「八神隆之」は格闘技の心得があるようで、ゲーム内で戦闘をお試しすることができます。

 

敵の強さはプレイ前に「hard」「normal」「easy」の3種類から選択できますが、このシリーズの初心者でも「normal」モードで勝てるはずです。

 

木村拓哉の大ファンなので「絶対に無傷で終わらせたい!」なんて強い思い入れのある方は、一番優しいモードで行うほうがいいかもしれませんね。

 

私も写真を撮るために手を離した隙に、いつの間にか敵にフルボッコされていましたけどね……( ̄▽ ̄;)

f:id:roshiatehamother413951:20181018160507j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181018160803j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181018164757j:plain

f:id:roshiatehamother413951:20181018164808j:plain

 

これは極端な例ではありますが、操作がわからなくても方向キーとボタン連打でなんとかなります(笑)

 

また体験版ということもあってか、最初にチンピラに絡まれるシーンと、この画面で行われた探偵との戦闘前と戦闘中に操作手順が画面に出てくれます。

 

格闘ゲーム慣れしているとうざったいくらいなので、丁寧な説明なのではないでしょうか。

綿密に練られていると想像できるシナリオ!重厚なリーガルサスペンスを堪能しよう!

シナリオの出来も良さそうで、体験版が途中で終了したことが残念なくらいでした。

 

ですがそのストーリーの重厚さが、今の私には気になった部分。

 

リーガルサスペンスとしてキチンと組み立てられていると予想すると、3年前の事件を冒頭のムービーで見る限り、内容はかなり重そうです。

 

しかも探偵業務を行うための細やかな操作だとか、格闘だとか、ゲーム内のゲームプレイだとか、謎解きだとか……

 

仕事で疲れた頭のまま、このゲームできるやろか……( ̄▽ ̄;)

休日でもしんどそうやで……

 

……というのが最初の印象でした。

 

なんといっても「龍が如く」シリーズ製作のメンバーが作りこんでいるわけですしね。

 

ですが、なんというか重苦しいはずの内容なのに、キムタクの演技が良い意味で軽い。

(※木村拓哉の演技が下手と言っているわけではありませんし、私は彼の演技は好きです)

 

この重厚なストーリーを明るく引っ張ってくれている気がしました。

 

キムタク主人公なら、最後までプレイできるかもな~と期待してしまいます。

 

でも、このゲームでいりのの1番の目的は……

脇役で出演している「谷原章介」さんを見ることですけどね(∀`*ゞ)テヘッ

現時点で発売日に購入するかは未確定ですが、本編が発売されたのであれば、いつかはプレイしたいゲームです。

 

興味が湧かれましたら、ぜひ体験版でもプレイしてみてくださいね^^

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

発売日:2018年12月13日(予定)