こんばんは、いりのです。
台風と決算棚卸のおかげで連休となったので、家事モロモロに余裕ができた今のうちにブログ更新しております。
店がオープンしたら、たぶん更新止まりそうですしね。
明日も更新できるといいな~~(*'ω'*)
さて、今日は滞っていた日帰り旅行日記を載せたいと思います。
8月末に行った「智積院」です。
近畿三十六不動尊霊場
第20番「智積院」
〒605 - 0951 京都府京都市東山区東大路通り七条下る 東瓦町964番地
Tel. 075-541-5363 Fax. 075-541-5364
住所に「下る」が入っているのがなんとも京都らしい住所だな~と書きながら思ってみたり。
さて。
智積院です。
正式名称を「五百仏頂山(いおぶさん)根来寺(ねごろじ)智積院(ちしゃくいん)」と呼ぶそうです。
真言宗智山派の総本山だそうで、なんとも立派な佇まい……。
実は先月に行った京都府京都市東山区にある「蓮華王院 三十三間堂」
この近辺にあります。
roshiatehamother413951.hatenablog.com
そのため、hiroさんが一緒にお参りできるようにと前もって調べてくれていました。
調べて、実際に現地へ行ったあとで
「優しい旦那サマやろ?( ̄ー ̄)ニヤリ」
……と、関西人らしい自己申告さえしなければ、大変良い旦那サマだと思います(笑)
前回のお不動さん巡りでも、hiroさんは三十三間堂が近くにあることを知っていました。
ですが私のために、お不動さんのほうを優先的に巡ってくれていたこともあって、三十三間堂は諦めていたのです。
なので、今回は「三十三間堂へ行きたい!」という思いから「三十三間堂⇒智積院」というルートを決めて行ったようですね。
なんにせよ、覚えていてくれてありがたかったです。
いざ、智積院・明王殿へ
こちらは智積院会館に近い入り口です。
車で来たので、この門の手前の道を右へと抜けて、奥にある駐車場へ停めました。
ここは総門ではないと思われます。
智積院の全体図なのですが、私たちが入ったのが右下の赤丸のほうですので、おそらく左下の黄色い丸のほうが総門ではないかと思います。
どっちにしても、とにかく広いです(;・∀・)
そして、庭がとても美しいです。
春や秋に来られるといいかもしれませんね。
総本山であるためか、とにかく広い敷地のようで私たちが入った木製の簡易な門から、かなり歩きます。
ですが、ルートは決まっているので道に迷うことは少ないのではないでしょうか。
この低い階段を登ると、お堂が見えます。
この歩道を左へいくと収蔵庫へ行ってしまうので、このまままっすぐです。
ちなみに収蔵庫には国宝などが収められているらしく、拝観料を払うとなかに入って見ることができるようです。
今回、私たちは収蔵庫はパスしました。
正面に金堂が見えます。
ここをまずお参りしてから、このお堂を右手へ続く道へと進みます。
明王殿に到着。
お不動さんをお祀りしていることから「不動堂」とも呼ばれているそうです。
堂内は写しませんでしたので、外観だけ(;^_^A
広々とした落ち着いた明王殿です。
この日は暑い日でしたが、お堂の中は風が通っているおかげなのか、やや涼しかったですね。
いつものように中呪(慈救呪)を9回唱えて、日々お守りいただいていることへの感謝と願掛けをしました。
毎回そうなのですが、真言を唱えてお参りするとなんだかスッキリします。
悪いものを払ってくださいともお願いしているので、本当に不動明王様が悪いものを祓ってくださっているのかもしれませんね。
ありがたいことです。
弘法大師空海さまに会いに行ってみる
お祈りを終えて、金堂の前まで戻ってくると、明王殿から戻ってきた道が、金堂を過ぎてもなおまっすぐ続いていることに気づきました。
少し進むと階段があって、なにやらお堂が見えます。
階段の手前で道が分かれており、階段から向かって右手に細い道がありました。
好奇心から階段をのぼってみると、真言宗のお寺では見慣れた銅像や、「弘法大師」などの文字がちらほら。
どうやらここは真言宗開祖である、弘法大師空海のご尊像を安置するお堂だったようです。
以前、桜井識子さんの著書を読んだ際に、
「空海さんと関わりのある場所であれば、空海さんとはどこでも繋がれる」
……とかなんとか書いてあったな~というのを思い出し、弘法大師さまと繋がれるかな~、繋がれるといいな~と思い、手を合わせてみました。
いつもお守りいただいていることへの感謝と、なぜかいろいろと身の上をお話ししているうちに質問になっていました。
実は今回の願掛けはいたこをしていた曾祖母が絡んでいることだったので、本当に願っても良いものなのか、ちょっと迷いながらの巡礼でもあったのです。
すると、頭のなかにポンと声が。
「曾祖母のあとを継ぎたいと願ってみればよいのではないか?」
「ただし、(その道は)厳しいぞ」とも。
なるほど……
それが私にとって必要なのかどうなのか、同時にそれを行うことを恐れ迷っている私の心を見透かしていらっしゃるようだ……恐るべし声の主(たぶん空海さん)(; ・`д・´)
迷いましたが、いったんかけた願いを変えるのもいかがなものかとも思い直し、「では、そう願ってみます」と心のなかで答えました。
私が見えない誰かと話しているとき、私は動きを止めてあらぬ方向を向いてジーっとしているようで、その姿を見るといつもhiroさんは「誰かとお話ししてたん?」と尋ねてきます。
なので答えられることは素直に答えます。
(※たまにhiroさんに関することを言われた後で「それは言うな」と声の主に言われることもあるので、そういう内容は黙ってはしょります(苦))
それにしても驚くほどハッキリと男性の声が聞こえました。
この声は大師堂の周辺を出るまで聞こえていて、大師堂から横道があったので進んでみようかと思ったところ、同じ男性の声で「そっちは墓場だ」との返事が。
正確には密厳堂が建っている場所があり、密厳堂には真言宗中興の祖、興教大師覚鑁のご尊像を安置されているそうです。
人気がないせいか、とてもひっそりとした場所でした。
(※この写真の奥に密厳堂があります)
最初は「ん?墓場なんてないやん?」とか思って歩いていました。
この密厳堂をどうにか奥へと進むと確かに墓場があるようで、ちらりとたくさんの墓石が見えたので、「あぁ、なるほど。ホンマに墓場やわ」と納得。
私とhiroさんは大師堂のほうに一礼してから、元来た道を戻りました。
助言をくださった声の主の男性、ありがとうございましたm(__)m
この小さな建物が総合受付です。
敷地の広さに比べるとなんて小さい……
ここで御朱印をいただきました。
今回は「蓮華王院 三十三間堂」と合わせて行ったので智積院のみとなりました。
ですが、ルートによっては他の霊場と一緒にお参りすることができるかと思います。
前回、私たちは車での移動ということもあり、第19番「青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)」もお参りしたと記憶しています。
京都はどこを回っても楽しいので、ぜひお不動さんだけでなく、他の寺社仏閣も一緒に回ってみてくださいね^^
公式サイト⇒真言宗智山派 総本山智積院
最後までご覧いただき、ありがとうございました。