言葉を紡ぐ日々

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近畿三十六不動尊霊場巡礼 第1番「四天王寺」~第2番「有栖山 清水寺」 ~気ままな私の日帰り旅行~

おはようございます、いりの@です。

 

先日の日記で、近畿三十六不動尊霊場を巡礼すると書きました。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

参考になるかわかりませんが、巡礼をされるのでしたらぜひ読んでやってください。

 

この夏にはじめると急に決めたのですが、すぐにhiroさんがお盆休みの間に連れて行ってもらいました。

たぶん、自分も行きたかったんだと思いますけども。

 

これから書きます、第1番「四天王寺」・第2番「清水寺

まとめ日記とともに、こちらも参考になれば幸いです^^

近畿三十六不動尊霊場

第1番「四天王寺(してんのうじ)」 亀井不動

〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18

TEL:06-6771-0066 FAX:06-6773-6997

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和宗総本山 四天王寺です。

日本仏法最初の官寺と公式サイトには表記されてあります。

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なぜかとサイトを回っていたら、なんと建立が593年だそうで。

聖徳太子が建てたんですね~~

四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。

今から1400年以上も前のことです。

日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。

四天王寺の歴史 - 和宗総本山 四天王寺公式サイトを参照~

 

実は四天王寺はかなり広いお寺で、どこから入っても迷いそうになります。

(※私が方向音痴のせいかもしれませんが)

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画像の敷地案内をGoogleマップで見ると、けっこうな広さがあるとわかります。

 

そのため亀井不動尊をみつけるだけでも時間がかかりました。

 

しかも、この日(8月13日)は盂蘭盆会を行っていまして、境内の内外で屋台やら納札所が設置されていて、多くの人でごった返していました。

 

そのため駐車場に入るだけでも長蛇の列……

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私たちは四天王寺の駐車場に止めることは諦めて近くの有料駐車場に停め、南大門から入りました。

(※皆さん同じようなことを考えていたようで、有料駐車場も満車だらけ。運よく1台ぶんだけ空いているのをみつけました。ラッキー♪)

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この山門を抜けると、阿形吽形でいいのかな?

仁王像が並ぶ門へたどり着きます。

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仁王像さんにご挨拶してから、大門を潜り抜けて境内へ。

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南大門にもっとも近い阿弥陀堂です。

 

ここは大阪十三佛霊場の第4番であり、法然上人十五霊場の第6番にも指定されています。

おおさか十三仏めぐり

札番で見る | 法然上人二十五霊場

 

四天王寺に祀られている仏像は多く、地蔵菩薩様や布袋様、薬師如来様、元三大師様、弘法大師様、文殊菩薩様、普賢菩薩様、如意輪観世音菩薩様、大黒天・毘沙門天弁才天の顔を持つ三面大黒天様なども祀られています。

 

すべてをじっくり拝んで回ろうとすると、思いの外時間がかかりますので、他にご予定のある場合はご注意ください。

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市場みたいなものも出ていました。

こういうのって蚤の市って言うんだったっけ(;^_^A

 

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極楽門とも呼ばれている西大門。

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門外には屋台がいっぱい並んでいました。

 

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西大門にはハンドルのような車輪が四隅に設置してあります。

「転法輪」と呼ぶそうです。

 

仏さまの尊い教えが広く浸透するようにと、手のひらで軽く回すのだそうです。

時計回しで回してくださいね。

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至る所に供養のためのテントだの何だのとあるうえに、人が多いこともあって、目的の亀井不動尊がわかりにくい……

 

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薬師如来様が祀られている六時礼讃堂は、外からお堂内まで長蛇の列。

日差しの強い、とても暑い日だったので、倒れる人がいないか不安になる密集っぷりでした。

 

万灯供養の時期(8月9日~16日)ということもあって、どこのお堂も人だらけです。

 

ようやく亀井堂近くにやってきました。

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実はここでも何かの法要が行われていたのですが、カメラを向けたら「撮らないでください」と注意されてしまいました。

 

通り道を撮影するつもりだったのですが、法要を失念していました(;^_^A

 

人が多すぎるので、建物を割けて亀井不動まで……

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看板だけでお不動様まで撮影するつもりはなかったのですが、いま見たらしっかり写っていました……_| ̄|○

 

誤って入るかもしれないし、撮影できそうなところは、お声かけしてから撮影させてもらおう……

 

ここは水かけ不動尊なので、お不動様は緑色の法衣を着ているかのようにびっしりとコケだらけです。

 

ちなみにここも不動明王像の前に真言が書かれた看板が立てかけてあります。

中呪・慈救呪のほうです。

 

このお不動様が建立されたのは古いようですね。

推古元年(593)創建。昭和30年再建。

近畿36不動尊の第一番霊場となっており、本尊は水掛け不動尊。左に子育地蔵尊、右に延命地蔵尊を祀っている。

寺伝によれば、聖徳太子尊いお声に呼び止められ、亀井の井戸を覗かれると、仏法の守護神である不動明王の姿が水面に映っていたため、ここに不動尊を祀られたのが起源とされる。

毎月28日10時30分より不動尊供、午前11時15分より不動尊護摩供が厳修され、多くの参詣者で賑わう。

境内ご案内 - 参拝・供養・祈祷 - 和宗総本山 四天王寺公式サイト 亀井不動尊より参照~

私は自分が暗記しているほうの不動明王様の真言を9回唱えて、ご挨拶と日々お守りくださっていることに対しての感謝と、最後にお願い事をしました。

 

……で。

次は納札所へ行こうかと思ったのですが……

 

敷地が広いうえに人が多すぎてどこにあるのかわからない!

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なので亀井堂の前にいたスタッフさんに聞いて、できるだけ人気を避けながら、なんとかたどり着きました。

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ここに来て知ったのですが、四天王寺霊場巡りの霊場としていろいろと指定されているようですね。

 

歴史あるお寺である所以なのか、祀られている仏様が多いだけあります。

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御朱印をいただいて、ついでにファイルも購入して、第1番「四天王寺」の参拝は終了です^^

www.shitennoji.or.jp

 

第2番「有栖山 清水寺(ありすざん きよみずでら)」 玉出の滝

〒543-0061 大阪府大阪市天王寺区伶人町5-8

TEL:06-6779-9559 FAX:06-6773-6997

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近畿三十六不動尊霊場を巡礼するにあたり、第1番「四天王寺」をお参りしたのであれば、ぜひ続けて行っていただきたいのが第2番「清水寺」です。

 

清水寺という名前ではありますが、京都府京都市東山区にどっしりと構える、あの観光名所ではありません。

 

四天王寺から目と鼻の先の場所に、こじんまりとしたお寺があるのです。

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そのため、よほど遅い時間でなければ第1番、第2番と一気に回ってしまうことをお勧めします。

(※もちろん参拝の方法は個人の自由です)

 

四天王寺から清水寺を目指すときは、亀井不動尊から六時礼讃堂脇の道を北へ進み、十字路へ来たら東へ進みます。

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中之門を出て大きな道路を出たら、信号を渡って大阪府なにわ南府税事務所前に来たら右手へ。

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少し進むと左へ曲がる道に出ますので、そこを左へ。

風除風天尊道標というものがあるようですが、私は気づけませんでした(;^_^A

 

その道をまっすぐに進むと、右手に清水坂、左手に脇道が出てきます。

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「有栖山 清水寺」の石柱もありますので、左手へ進んでください。

 

細い道をしばらく歩くと、墓地が見えてきます。

有栖山 清水寺に到着です。

 

正式には「有栖山清光院清水寺」というそうで、四天王寺と同じ和宗だそうです。

ちなみに和宗は天台系なのだそうですが、調べるとややこしそうなので避けました(;^_^A

 

門が東と西にあるそうで、大きな門は常時閉められているようです。

私たちは気にせずに開いている場所から入りましたが、通用門が常時開いている門となります。

 

いきなり墓場に出てくるということもあり、お盆シーズンでもあったので写真撮影は控えました。

(※正直、ここの空気が怖かったので控えたというのもあります)

 

有栖山と銘打っているだけあって、高台となっています。

墓地の奥には舞台らしき場所があり、鐘をつくためのお堂もあります。

 

ただし、お堂は野ざらしです。

珍しい形ですね。

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どうしても墓場が入るような気がして舞台も鐘も撮影せず、この景色だけ撮りました。

 

もう少し遠いのですが、通天閣が見えます。

この舞台から見える景色は、大阪市内と思えないほどの景色です。

 

お堂らしき屋根を頼りに墓場を進むと階段がみえてきます。

階段を降りると、本堂と社務所を兼ねた建物。

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この道を奥へと進むと「玉出の滝」があり、滝の下に不動明王像が祀られてあります。

 

滝といっても、自然の滝のように高いところからドバドバと流れているわけではなく、小さな流れが落ちている感じです。

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(※ネットより拝借した画像を一部加工しています)

京都の清水寺の滝と似ていますね。

このお寺は京都・清水寺と浅からず縁があるらしいので、もしかしたら似せているのかもしれません。

 

この滝の下にお不動様が祀られています。

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(※ネットより拝借した画像を一部加工しています)

矜羯羅(こんがら)童子、制多迦(せいたか)童子も一緒に祀られています。

 

ここは滝にあたって修行することが可能のようです。

おそらく事前に申し出る必要があると思いますので、必ず寺院のほうへ問い合わせてみてください。

 

ここでも真言を9回唱えて、ご挨拶と日々の感謝、お願い事をしました。

 

ちなみに、ここには不動明王様の真言は書かれてありません。

 

四天王寺で覚えたものを唱えても大丈夫だとは思いますが、覚えていないのであれば真言を唱えずにお参りしてもいいのではないかと思います。

 

四天王寺真言をメモするという方法もあるかもしれませんが、その際には

「一生懸命に覚えようとしたのですが、どうしても覚えられません。本来ならここで覚えるべき真言ですが、どうかメモすることをお許しください。メモをしても効力のある真言として使えるようにしてください」

と、一言お断りを入れてからメモ書きするようにしたほうがいいそうです。

 

メモする際に必ず真言を唱えること。

こうすると、自宅へ帰っても力のある真言として使用できるらしいです。

 

これは桜井識子さんの著書に書かれてありました。

できるだけその場で覚えて、何度も唱えて覚えるほうがいいようですね。

 

最後に、本堂で御朱印をもらって参拝は終了です。

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ここ有栖山 清水寺は空気が凛としているというか、私とhiroさんには本当にちょっと怖くて、

「写真は控えたほうがよさそうやね……((((;゚Д゚))))」

…と、話していました。

 

なので、ほとんど写真撮影していません。

 

まぁお盆シーズンで人が多かったというのもあります。

ご先祖様に会いに来ているのに、傍でパシャパシャ撮影している人がいたら不愉快だと思いますしね(;^_^A

 

ここは敷地が狭いせいか、本堂へおりるための階段に脇にまでお墓があるようなお寺なので、お墓を避けて撮影しようとするのがちょっと難しかったです。

 

あ、「怖い、怖い」と書いていますが、私とhiroさんの感覚ですし、なにかが絶対にいるというわけではないので、不必要に怖がることはないですよ~☆

 

お不動様にご挨拶して、キチンとお参りしてくださいね。

(※お寺の公式サイトはありません) 

まとめ

第1番「四天王寺」と第2番「有栖山 清水寺」を参拝しました。

 

できるだけわかりやすく撮影したつもりですが、四天王寺清水寺も時期のせいもあってか、ちょっと難しかったです。

 

次回は何番の不動尊を巡礼するかはhiroさん次第ですが(笑)、次回はもっと上手に近畿三十六不動尊霊場をお知らせできたらいいなと思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。