お久しぶりでございます、いりのです。
現在、職場で試験を受けることとなり、そのために猛勉強中です。
とはいっても、ポケモンのカードゲームなんですけども^^;
そのことは、また後日改めて書くとして……
巡礼はしていても、ブログへのアップが間に合っておりませんが、マイペースに続けてゆきます^^
近畿三十六不動尊霊場
今回は2018年11月に回ったお寺です。
(もう半年以上前ですよ……(´-ω-`;)ゞ)
実は近畿三十六不動尊霊場の第1番から第8番までは所在地がすべて大阪府で、そのうち1番~7番は大阪市内にあります。
そのため車で効率よく回れば、1番から7番までなら一気に回ることも可能です。
(※ただし早朝から行動する必要があるかと思います)
いりのにとって近畿三十六不動尊霊場巡礼は2度目で、1回目は第3番「法楽寺」から7番「国分寺」まで。
そして今回は、すでに巡礼を終えている第6番「太融寺」を除く、3番から7番までを一気に巡りました。
無理に巡礼する必要はないわけですが、
こういうことができるのも、きちんと地図が読めるhiroさんがいるからです。
いやぁ、ありがたや、旦那様(*´▽`)ノノ
第3番「紫金山小松院(しこんざんこまついん)法楽寺(ほうらくじ)」
Tel. 06-621-2103
1件目にお参りしたのは「法楽寺」です。
「田辺のお不動さん」と呼ばれて親しまれています。
町中の住宅街のなかにボンと広い境内のお寺がある感じのお寺で、寺社仏閣に来たというよりも、親戚の家を訪ねに来ているような錯覚を覚えました。
そのため、周囲を見渡しても住宅がほとんどです。
ほかにも寺社仏閣があるかも~と期待して行かないほうがいいかもしれませんね^^;
あと、参拝者用の駐車場が近くに設けられているのですが、出入りする道が狭いので車で参拝される方はお気を付けください。
すれ違いができにくい道幅です。
住宅街のなかにありますが、境内は思いのほか広くていろいろな建物があります。
特におもしろいのが、この三十塔で般若心経を唱えながら右に3周まわるという行為を3回行うと御利益があるそうです。
また、とても大きな楠があって、近くへ行くとパワーをもらったような気分になります。
樹齢800年と大きく、本当にすばらしい楠さんです^^
また、回すだけでありがたい経文を唱えたことになるマニ車もありました。
もちろん一番の目的はお不動様をお参りすることですので、不動明王像を目指します。
法楽寺のご本尊は不動明王。
大日大聖不動明王立像だそうです。
毎度のことながら、ご本尊の撮影は控えておりますので、写真はありません。
ちなみにこの法楽寺には、京都・青蓮院にある青不動の不動明王図像の原画が発見されたことでも有名なお寺です。
もちろん拝観することはできませんが、青蓮院の青不動図像は有名なので、すごいな~と関心するばかりです。
静かな住宅街にあるお不動様、ぜひお参りに行ってみてください。
「紫金山小松院 法楽寺」HP↓↓
⇒http://www.horakuji.com/index.htm
第4番「心王山殊勝院(しんのうざんしゅしょういん)京善寺(きょうぜんじ)」
Tel. 06-6713-5526
2件目は京善寺。
こちらのお寺も思いのほか静かな住宅街のなかに建っていました。
桑津不動(くわづふどう)として有名なのだそうです。
1615年の大阪夏の陣で一度焼失しているそうですが、その後再建されています。
屋外にもお不動様がおられます。
ここは護摩焚きを行う場所なのかもしれませんね。
小さなお寺ですが、お掃除の行き届いた過ごしやすい場所です。
駐車場は設けられておりません。
ただ山門の隣の門扉は開かれていて、車が入れられそうな雰囲気はあったのですが……
もしかしたら参拝者は停められるのかもしれませんが、確認はとっていないのでわかりません。
ですが近くにコインパーキングがあるので、そちらに停めると良いかと思います。
境内に入れば、すぐに本堂がみつかります。
ここでも、本尊の撮影は控えました。
ですが、立派なお不動様が私たちをお迎えしてくださいます。
第4番目のお不動様。
その凜々しいお姿をぜひお参りしてくださいませ。
第5番「高津山(たかつざん)報恩院(ほうおんいん)」
〒542-0072 大阪市中央区高津1丁目2-28
tel.06-761-0543
3件目は報恩院です。
こちらは先の法楽寺や京善寺とは一転して、喧噪な市街あるお寺です。
ご本尊は、ちょっとわかりませんでした。
周辺には雑居ビルやラブホテル、飲食店、マンションなど、目的の違う建物がそこかしこに建っています。
roshiatehamother413951.hatenablog.com
第6番目「太融寺」でも思いましたが、大阪の市街地にあるお寺周辺はなぜかラブホテルと呼ばれるレジャーホテルが多いです。
お寺周辺はもともと墓地だった土地が多いから値段が安いためだと、子どもの頃に父から教わった記憶がありますが……実際のところはどうなんでしょうね。
どこに理由があるにせよ、よくこんなうるさい場所にいることができるなぁ…と、思わず不動明王様に同情してしまいました。
そして、実は写真はコレ1枚のみという……^_^;
なぜかと言うと、門をくぐるとすぐにお不動様がおられるからです。
境内はお世辞にも広いとは言えず、その場所の真ん中にお不動様がおられるため、境内のどこを撮影してもお不動様が入ってしまいそうになりました。
そのため撮影は外から1枚のみで、それでも不動明王様が入ってしまうため、外からお不動様に一言お断りをして撮影したくらいです。
(※写真をよく見ていただければ開門された通路から、お不動様がこちらを見ておられるのがわかるかと思います)
ですが中におられるお不動様は、とても立派な仏様で、お力をわけていただきました。
周囲はうるさいですが、一度なかへ足を踏み入れれば喧噪を忘れることができます。
個人的に好きなお寺です。
駐車場は期待できませんので、お近くのコインパーキングへ停めることをおすすめします。
「高津山 報恩院」↓↓
http://daigo.ne.jp/temple_new/?jiseki_id=100379&page=1
第7番「勅願道場護国山(ちょくがんどうじょうごこくさん)国分寺(こくぶんじ)」
tel.06-6351-5637(代)
この日最後に参拝したのが、国分寺です。
このお寺も町中にポンとある感じがします。
ですが住宅街も近いためか、あまりうるさくはありません。
(※法楽寺や京善寺ほどではありませんけども)
近くにコインパーキングが見当たりませんでしたが、お寺のなかへ停めることができました。
(※こちらはお寺へ入ってから駐車しても良いかと確認しました)
ご本尊は金堂におられる薬師如来様です。
薬師如来様・日光菩薩様・月光菩薩様が並んでおられます(薬師三尊)
私とhiroさんは金堂へお参りし、弘法大師様へお参りしてから、最後にお不動様をお参りしました。
お不動様は、このお堂のなかではなく、お堂の裏……つまり、外におられます。
……で、なにを思ったのか、最後の最後で私はお参りのあとに外でお立ちになっている不動明王像のお写真を撮ってみようかと思い立ったんです。
一言「お写真を撮らせてください」とお願いしてから、不動明王様へカメラを向けると、
「お堂の向こう側から撮れ」
……と、頭のなかへお言葉がスコーンと飛んできました。
「え?お堂の向こう側?どこ?」……とか戸惑っていると
「お堂を介して写真を撮れと言っているんだ」と、またもお言葉が。
「あぁ、お姿を直接撮っちゃダメなのね……(;´・Д・)」
聞こえたのがどなたのお声なのかはわかりませんが、それだけはわかって元の正面の位置に戻りました。
それが上の写真となります。
お堂から見ると中が暗いのでお顔がよくわかりませんが、裏側へまわって直接見ればお不動様のお姿を拝むことができますよ。
国分寺には水かけ不動尊もおられますので、どちらもお参りしてみてください。
お顔も表情もそれぞれ違っていて、とてもおもしろいですよ。
「勅願道場護国山 国分寺」↓↓
http://www.kokubunjiosakajapan.com/index.html
最後に
毎回hiroさんに助けられている近畿三十六不動尊巡礼ですが、この大阪府を巡る第1番から第7番までのお寺は、本当に彼の方向感覚と地図を見る能力に助けられています。
(※いりの一人では、車で効率よく巡礼するとか絶対に無理です(T_T))
また助けられながら、hiroさんと二人で巡礼を続けたいと思います。
読んでくださったあなたにも不動明王様のご加護がありますように^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました。