おはようございます、いりの@です。
お久しぶりでございます……と書こうと思っていたら、22日に日記をアップしていることに気づきました。
23日はhiroさんもお休みだったので、1日なにもせずにまったりと2人でゲームをして過ごしていたのですが、そのせいなのか、何日もブログを放置しているみたいに感じてしまいました(;´・ω・)
さて☆
今日のお題は、Myお題です。
はてなブログのお題にしようかと思いましたが、ラブレターとか恥ずかしくて思いつかないし、そもそも書きたい人もいないな~と感じて、「あ、コレ無理だわ」となり、断念いたしました。
ラブレターにするくらいなら、むしろ直接言います(笑)
なので、先日hiroさん(旦那)が言った「俺、文章書くとか絶対に無理」という発言から、なぜ文章が書けないのか……
元ラノベ作家の妻として、その理由について考えてみました。
文章を書くことが苦手という人の特徴を考えてみた
文章が書けないと言う人がたまにおられます。
まぁ、文章が書けないといっても長文が、という意味ですが……
わが夫hiroさんもそのタイプです。
「小説を書くとかオレ絶対無理」と即答します。
「日記なら書けるでしょう?」と言っても、「長い文章は無理」とも言います。
短文ならなんとか書けるけど、長い文章は無理という意味なんでしょうね。
そこで旦那hiroさんを元に、なぜ書けないのか考えてみました。
- 新聞や雑誌は読んでいても、本は一切読まない
- 毎日文章を書いていない
- 文章の構成を組み立てることができない、またその訓練をしたことがない
- そもそも長文を書こうとも思っていない
……まずは、こんなところでしょうか。
4つ目の「そもそも長文を書こうとも思っていない」…というのは無視するとして(笑)
他の3つから自分なりの考察を書いてみたいと思います。
新聞は読んでいても、本は一切読まない
私もそんなに長く生きてきたわけではないので、偉そうに語れるわけでもないのですが……
今まで出会った人たちの話を聞いてきて、長い文章が書けないという方々で共通しているのが、読書量だと感じたことがあります。
- 新聞や雑誌は読むけど、仕事が忙しくて時間がないから本は読まない。
- マンガは読んでいるけれど、小説は読んだことがない。
こういう人たちです。
どんな内容でもいいのですが、文章の本、長文が書かれた本を読む機会が少ない。
文章を読むことが面倒だというのもあるでしょう。
新聞や雑誌は端的に情報を掲載してくれているのでわかりやすく、考えながら読む必要がありません。
さらに現在の出版事情の関係からか、おもしろい小説のほとんどはコミカライズされます。
文豪の名作ですら、いまは漫画化の時代です。
文庫本サイズで500ページ近くもある「吾輩は猫である」をマンガでイッキに読める……。
かかる労力と時間を考えたら、ほとんどの人がマンガを選ぶでしょうね。
それはビジネス書籍なども同様で、文章を読まずにイラストで内容を理解することが可能です。
上手いマンガ家さんが丁寧に書いてくれているので、わかりやすい。
この手の自己啓発本などは、作品によっては、著者の本よりもわかりやすいマンガ本もあるので、意外にあなどれません。
マンガが悪いというわけではありません。
マンガにはマンガの良さがあり、コミカライズはその特性を生かして作られた作品です。
ただ、あまりにもそういう書籍が増えすぎていて、文章に触れる機会が減っているのです。
文章をまったく読まないというのは、文章を書くうえでは致命的な欠点となります。
これは私独自の考え方なので恐縮ですが……
誰かの文章を読むという行為は、その文章を無意識にインプットしているのではないか、ということ。
人は「読書」という行為によって、無意識に文章の書き方や読み方、語彙などを記憶しているのではないかと考えています。
私が小説を書き始めたのは中学生の頃でした。
もちろん、最初に書いた文章は読めたものではありません。
マンガのプロットの延長のようなものだったと記憶しています。
ですが、いろんな作家さんのいろいろな文章を読み進めて書いてゆくうちに、長い年月をかけて今の文章になりました。
それはおそらく、知らず知らずのうちに文章の上手い作家さんや著者さんたちの書き方を模倣してきたからだと思っています。
文章を読まなければ、語彙が頭に叩き込まれません。
また文章の書き方も記憶できません。
なので、文章を書きたいのであれば、第1ステップとして「読書してみましょう」とお伝えしたいです。
著書の内容は好みで構いませんが、できれば、文章を書くことが上手な方の著書が良いかと思います。
毎日、文章を書いていない
これも、hiroさんを見ていて感じたことです。
私は彼が、文章を書いている姿を見たことがありません。
いえ、仕事では書いているのでしょうが、自宅では1文どころか1文字も書きません。
もし、これで「書けない」と悩んでいるのであればナンセンスです。
(※ちなみに、hiroさんはこれっぽっちも悩んでいませんが)
一昔前はノートに鉛筆(ボールペン)だとか、原稿用紙に万年筆でした。
私も子供の頃は、マス目ノートにシャーペンを使用し縦書きで小説を書いていました。
もちろん長編小説などは無理でしたから、短編を書いていた感じです。
書き続けるに従って、どんどん1つの物語が長くなっていった気がします。
ワープロが普及した頃にはワープロへ移行しましたが、今は便利なものでパソコンがあります。
また無料ブログサービスも多数存在しており、誰でもお手軽簡単に文章を書く機会が増えています。
だとしたら、まずは書いてみることです。
書いてみて、自分がどんな文章を書いているのかを把握すること。
ブログなどで読みやすい文章を書く方が増えているおかげなのか、文章を書くことが初めてでも読みやすい文章を書かれる方が多いような気がします。
毎日なんらかの文章を書いていれば、自然に書くことになれてきて、文章の書き方がなんとなくではありますが少しずつ理解できるようになります。
なので、読みやすさや内容の面白さを追求するのは、その次でも良いのではないかと思います。
まずは書くことに慣れて書き方を覚える。
これが重要ではないでしょうか。
あ、できればスマホで長文を打ち込むのではなく、パソコンから長い文章を書いてみてください。
スマホは画面が小さいので、打ち込んでいるうちに誤字脱字が増えます。
また長文になればなるほど、どんな文章を書いているのかの全体像が見えにくくなります。
スマホでの長文は違う意味で難しいので、やめておいたほうがいいかと思います。
文章の構成を組み立てることができない、またその訓練をしたことがない
物語でもない文章を書くのに構成がいるの?
……と、思われる方も多いかと思います。
私は長文を書く際には必要だと感じています。
これは小説に限らず、すべての文章に対して言えることです。
「構成」と書くと難しいので、「起承転結」と書いたほうがいいでしょうか。
「序破急」でも良いのですが、決める前に必ずやって欲しいことはテーマを1つに絞ることです。
そのうえで、たとえば、
「仕事が忙しく不規則な生活。そのため肌荒れが起こって化粧のノリが悪くなり、どうしようかと悩んでいたら、知人からDという化粧品を教えてもらったので解決した」
こんなふうに簡潔でもいいので、簡単な起承転結を決めておくと、長文を書くときには楽になります。
今回は使用した化粧品「D」をテーマにして筋道を立てています。
つまり、化粧品「D」を書くための大筋のプロットです。
不規則な生活(問題提起)⇒肌荒れとなる(問題勃発)⇒問題の解決策を探す⇒解決策との出会い(化粧品「D」出会った理由)⇒解決策を試した結果⇒Dという化粧品の感想。
プラスαで化粧品「D」を販売している会社のことも書くと、さらに長くなりますが、あまりに長くなると読者さんに避けられる可能性もあるので注意してください。
(※ブログだと2500~3000文字がちょうどいいと思います)
決めておかずにいきなり書きだすと、行き詰って短文になって書けなくなるか、逆に終わりの見えないダラダラダラダラとした長文になるだけです。
(そして、だいたいの方が書くことが嫌になってやめます)
小説だと長いお話の大筋をまず考えなければいけないので、「起承転結」を作成する訓練は、避けては通れない部分でもあります。
私も小説やマンガを書くための必然として少しずつ覚えてゆきました。
ですが、日記を書くことが中心のブログだど起承転結の必要性を強く感じないので、考えずに書く方も多いのではないかと思います。
これも訓練の一種だと思うので、少しずつ慣れてゆくしかない方法ではありますが、書くことに慣れてきて、長文を書きたいんだ~とお悩みでしたら、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後に
文章を書くことも技能の1つだと、最近思い始めています。
そのため、やはり訓練が必要なのだろうとも長年の経験から感じています。
キラリと光るセンスのある文章を書くことも、積み重ねた読書や書き綴った文字量に比例するのではないか。
そう考えると、若いときにもっと本を読んでいれば良かったな~と後悔せずにはいられません。
……が。
過ぎた時間は取り戻せないので、諦めて前進あるのみです。
私の文章はまだまだですが、それでも、中学生の頃に比べたらマシになりました。
おそらく一番の駄文を書いていた頃は、「私って小説も書けるや~ん」と調子に乗っていた20代だと思います(笑)
(※まぁ20代って、なんの根拠も意味もなく無敵だと感じる時期ですしね……(;´・ω・))
あの頃よりも少しはマシになったのでしょうか。
そして、これからも良い文章が書けるように精進してまいりますので、またなにか感じ入ることがあったら、こうして文章にしてみたいと思います。
ながながとお付き合いくださいまして、ありがとうございました<(_ _)>