言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

シシィ、15年目のワクチンと腎臓病用食事療法の開始

おはようございます、いりの@です。

 

先日の「鳥人間コンテスト2018」

ちょっと内容がひどかったのでショックです。

 

皆さんがんばって飛行機を開発・製造して、はるばる琵琶湖まで来ているというのになぁ……

 

強風で翼がバキバキ折れるところは見てられませんでした。

 

そもそもテレビ制作側は、飛ぶ側の安全性考えてやっているんでしょうか?

 

台風12号が来ることが事前にわかっているのなら、延期するという選択肢はなかったのかと、テレビ局に対しての憤りを覚えました。

 

……さて。

 

話は変わりまして。

台風20号が来る前にシシィのワクチン接種を行いました。

 

シシィを病院へ連れてゆくのは大変で、キャリーバッグを出してきただけで警戒します。

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そのため、早くからキャリーバッグを床へ出しておきます。

 

フタを開けておいて

「大丈夫だよ~。これは出しているだけなんだよ~」

……と、わざとらしくアピール(笑)

 

しかし時間の経過とはすごいもので、いつまでも出しておくとシシィはキャリーバッグが出ていることに慣れてくれるんですね。

 

……で、安心しきって眠っているところをサッと抱き上げて素早く入れてしまうのです。

 

before

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after↓↓

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賢いシシィはキャリーバッグに入った瞬間、どこへ行くのか理解しているようです。

 

一瞬で緊張モードに入ります。

微かに鳴きはしますが、一切身動きせず、バッグのなかでカチコチです。

 

担当のお医者さんもシシィは15年も診てくれているので、神経質な性格も臆病で攻撃的なところも知ってくれています。

 

連れてゆくと慣れた手つきで注射してくれます。

 

その後、高齢猫でもあるシシィの状態についてお医者さんとお話しました。

 

以前から水を飲む量が増えているという話はしていて、やはり尿の量などをみていると昔よりも倍くらいに増えていること。

 

グルーミングがどんどん下手になっていて、毛並みの下のほうへと毛玉が溜まっていること。

 

以前、爪が伸びすぎて肉球に食い込んだことがあるシシィですが……

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2年前のことでした。

000ourbelovedcats413951.hatenablog.com

 

あれ以降、爪チェックは欠かしていませんので、今のところは大丈夫です。

 

毛玉が溜まるのも爪も飼い主のチェックでなんとかなりますが、どうしようもないのが飲み水の量が増えたこと。

 

これはおそらく、猫好きさんにはやはりというか、腎臓が悪くなっているかもしれないとのことでした。

 

念のために血液検査をしてもらうことに。

 

怖がりなので、おとなしく採血させてくれるかな~~と不安だったのですが、怯え切っているおかげで逆に問題もなく血を抜くことができました。

 

結果は15分~20分くらいで出るそうなのですが、早くシシィを連れて帰ってあげたかったので、後日あらためて伺うことですぐに帰宅。

 

結果は、腎臓病予備軍とのこと。

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写真だと見にくいのですが、「血液生化学」の項目の「BUN」「Cre」「IP」という3項目があって、そこが異常値であると間違いなく腎臓病なのだそうです。

 

シシィは15歳という高齢にもかかわらず、思いの外数値が低かったとのこと。

「BUN」の数値が赤いですが、これはまだ低いほうです。

 

症状が重い猫ちゃんの数値はグンと跳ね上がるそうです。

 

ネコは1歳になると、人間でいうところの二十歳を迎えます。

その後は1年で4~5歳ずつ歳をとってゆくのだそうです。

 

シシィは人間に例えると80歳くらいのおばあちゃん。

 

それでこの数値ならば、まだ健康なほうじゃないかということでした。

 

検査を受けた日に、ゴハンを腎臓病食に変えてあげたほうがいいかもしれないということで、病院からサンプルをいただきました。

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腎臓病を持つ猫ちゃん用のドライフードです。

 

猫の腎臓が悪くなるのはたんぱく質が原因だとか、加齢だとか、いろいろと理由があるそうです。

 

でも最近は動物医学も進化しているそうで、「猫だから」という理由で悪くなることもわかってきているのだとか。

 

つまり猫が加齢によって腎臓が悪くなってゆくのは、ネコ科という生物の宿命でもあるようです。

たんぱく質が主食で栄養源である肉食獣の宿命ともいえますね。

 

10年も経たずに亡くなってしまうことが多い野良猫には、そんなこと気にせずにバクバク肉を食べていればいいんでしょうけども……

 

ペットである家ネコは待遇が良くなって長寿となったこともあり、腎臓病は高齢化によって必ず起こる病と言っても過言ではない。

 

逆を言えば、腎臓が健康なネコ様は長生きをするということ。

 

腎臓を健康に保つためにも、食事療法は欠かせなくなっているそうです。

 

腎臓は再生不可能な臓器であるため、食事によって治すという考え方ではなく、腎臓の老化を遅らせてゆく感じだと考えていただければわかりやすいかと思います。

 

ただ一つ問題があって……

腎臓サポートのドライフードは10歳以下の健康なネコ様たちにはあげられないのです。

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このドライフードは若い猫に必要なたんぱく質が少ないので、栄養が足りなくなるのだとか。

 

我が家のネコ様たちがすべてシシィと同年齢なら出しっぱなしでも良いのですが、3歳から1歳未満と年齢がさまざま( ̄▽ ̄;)

 

そのため間違って食べないように気をつけなければいけません。

 

ロイヤルカナンはレアが大好きなシリーズなので、ゴハン時のシシィがいる部屋は閉め切ってしまいます。

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実際、シシィにロイヤルカナンをあげたら、レアがシシィのゴハンの皿を超ガン見……

ニオイでわかったようです。

 

あきらかに目が狙っていたので、慌てて引き離しました。

 

 

さらに困ったことに、このロイヤルカナンの病気用フードって高いんですよね……

 Amazonでも4㎏が6000円台……

 

 

楽天市場では4㎏が5000円台です。

 

「腎臓サポート」を基準として考えて比較すると……

「腎臓サポートスペシャル」のほうがやや高めになり、「腎臓サポートセレクション」はややお安くなります。

 

ただ、サンプルの裏面の説明書きを読んでみると「腎臓サポート」と「腎臓サポートスペシャル」、「腎臓サポートセレクション」は若干違う感じです。

 

「腎臓サポート」「腎臓サポートスペシャル」は腎臓病持ちの猫のための食事療法食となっているようなのですが、「腎臓サポートセレクション」は総合栄養食としてのドライフードの延長上に病気を意識しているような感じだと受け止めました。

 

なのでお値段で考えたら「腎臓サポートセレクション」なのでしょうけども、ここはシシィの今後のためにも「腎臓サポート」でいこうかと。

 

ゴメンな、シシィ……「腎臓サポートスペシャル」は我が家の家計では高かったわ……;つД`)

 

 

 

 飼い猫が高齢になってゆくことは避けられないので、今後は毎年ワクチンの時期に血液検査をしてゆくことを提案されました。

 

検査は1回6000円以上するのですが、これもシシィのためですので、そこはがんばってママンが稼ぎます!( ー`дー´)キリッ

 

もし急激に行動などに変化が現れたら病院へ行って話し合うことになりますが、しばらくは食事療法と年1回の血液検査で様子見。

 

我が家に最初にやってきて、誰よりも長く生きているシシィ。

 

なにかとワガママな女王様ではありますが、これからも強くたくましくワガママを重ねてほしいと思います。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。