言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

新入り仔猫が持つ障がいの名前は「偽関節(ぎかんせつ)」

先週10月2日(月)に我が家へやってきた

新入り仔猫クン。

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名前が決まりました。
 
病院で仮でつけた「ハヤテ」です。
 
かかりつけのお医者さんに「名前はなに~?」と聞かれたのですが、名前が思いついていなかったので、とっさにつけました^^;
 
とはいえ、新しい子猫には「風」をイメージしていたので、もうハヤテでいいかな~と。
 
ハヤテ……疾風。
漢字で書くとこんな感じ。
 
リビングをちょこちょこ走り回る感じは、まさしく疾風☆

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悪い右前足でもなんのそのです。
仔猫には広いリビングを器用に走り回っています。
 
手を出すと、指でじゃれて遊ぶようにもなりましたし、甘えてゴロゴロと喉を鳴らすようにもなりました( *´艸`)

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ゴハンを私があげることも早くから覚えて、私がキッチンへ行くと鳴きながらついてきます。
 
テリオがものすごく覚えが遅かったので、この仔猫はもしかして、我が家で引き取るべきではなかったのかな~……なんて不安になりましたが……
アイキャッチ画像3 
 
ハヤテには、その不安はなさそうです。
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良かった良かった^^
 
 
さて☆
 
前回の日記でも書きました仔猫くんの障害↓
 
右前足が大きく湾曲しているというものでした。

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そのため、走り方も右前足の関節から下をほとんど床へ着地させ、右前足を大きく振り回すようにして行動していますし、立つときは右前足をかばって3本の足で立とうとがんばります。

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座るときも右前足を軽く持ち上げています。
 
かかりつけのお医者さんが診てくれたときに
「猫は3本足があったら、なんとか立てるし、立とうとするから」
そんなふうに言われました。
 
確かに、3本でがんばってますね。
痛々しい感じがしますが、本人は気にしてないようです( ;∀;)
 
この右前足、病名は「偽関節」と呼ばれるものだそうです。
偽関節……「ぎかんせつ」と読みます。
 
偽関節
偽関節(ぎかんせつ、英: nonunion)とは骨折部の骨癒合プロセスが完全に停止したものをいう。骨折の重篤な後遺症のひとつである。骨折部の不安定、血行不良、骨癒合の始めに形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患などにより発生する。 偽関節では骨折端の間が結合組織で埋められ、また異常可動性が認められる。 偽関節に対して、骨癒合プロセスが遅れてはいるが停止していない状態を遷延治癒(せんえんちゆ、delayed union )と呼ぶ。 一般的に、受傷後6ヶ月経過しても異常可動性が明らかな場合は偽関節と見なされ、外科手術の対象となることが多い。
 
Wikipediaで偽関節を読むと、こんなふうに書いてあります。
 
……って、難しすぎるし;;
しかも重篤な後遺症って(;´・ω・)
 
わかるのは後天的な障害になるってことだけか……
 
わかりやすく書くと、骨折がきちんと治らないまま骨折部分が関節のような役割を果たして動いてしまっているということ。
 
骨は折れると繋がろうとします。
 
ですが、なんらかの事情で骨がキチンと接合せず、骨と骨の外側だけが膜のようにくっついてしまい、やわらかな骨になってしまうのだそうです。
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しょぼいイラストで申し訳ないですが(;´・ω・)
 
確かお医者さんは、折れた骨の外側にカルシウムで膜ができるとか言ってました。
それで仮にくっついたような状態になる。
 
仮にくっついたままなので骨がやわらかい。
さらに、その半分折れた状態の足のまま稼働してしまうので、まるで関節のようにプラプラ動きながら足を動かすことになるわけです。
 
足にもうひとつ関節ができたようになるわけですね。
これが、異常稼働性ということかな?
 
なので偽(ニセ)の関節(カンセツ)
偽関節、というわけです。
 
確かにハヤテの右前足を触るとプラプラしています。
ですが、本人は痛がっていません。
 
痛かったら、仔猫でも激しく鳴くそうです。
なので、痛みはないか、もしくは感じないほど薄いかだと思われます。

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ネットで調べてみたら、これって猫だけの障がいではないんですね。
人間でも起こりえるケガの後遺症ということ。
 
そりゃ骨はほとんどの動物にあるんだから、どの動物でも起こりえるわけだ。
 
ちなみに偽関節、治す方法はあります。
 
仮につながった骨折部分をもう一度切ってしまい、今度は足がまっすぐになるように足にギブスで固定してしまうこと。
(※ハヤテ(仔猫)の治療法として聞いていますので、人間に適用できるかはわかりません)
 
ギブスを猫に巻くのは無理なので、おそらく針のような細い針金を前足に入れて、包帯で巻くくらいの固定になるそうです。
 
早いうちにすれば、成長途中なので骨は瞬く間にくっつくそう。
 
ただ、ハヤテは受診時がまだ生後1ヶ月くらいだったので、麻酔をすることが危険。

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確かに早い段階で治療を行えば生後1ヶ月なら治癒も早いですが、幼すぎるぶん、麻酔をかけるのも難しいのだそうです。
 
間違うと呼吸が止まるのでオススメしないとのこと。
 
なので、半年を過ぎた頃――できれば、去勢手術を行うときに一緒に治療してしまうのがいいのではないか。
 
……とのことでした。
 
1歳になるまでに行うのが理想のようです。
 
こちらとしても、その頃は理想的かも。
 
やはり治療費が5~6万円くらいと高額なので、お金を貯めなきゃいけませんし(;´・ω・)
 
+αで去勢手術代もあるしね。
 
……さて☆
当面の問題は右前足が床ずれのようになるかもしれないということです。
 
なので、100均ショップへ行って人間用の指先用ネット包帯を買いました。
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それをちょうどいい長さに切って足につけてあげました。

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おお♪
いい感じ(^^♪
 
まぁ、ものの数分ではずしてしまいましたが(笑)
 
気持ち悪かったんでしょうね。
なので、もうそのままにしています。
 
また来月病院へ行く予定なので、そのときに経過を診てもらおう。
 
ちなみに風邪のほうは順調に治っているようです。
あ、目の周りもキレイになりましたよ^^

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