「回診(かいしん)」
ドラマ「白い巨塔」を見ていたはずなのだが、すっかり言葉を忘れておりました。
見ていたのは、もちろん唐沢寿明さん主演のほうです。
田宮二郎さんの頃だと、仮に見ていたとしてもドラマの内容は理解できないと思います。
(※幼すぎて観ていたという記憶すらない)
ついにリアル白い巨塔タイムがきた
4月5日木曜日 14時過ぎ。
回診のためお医者さんが集団で来られました(;^_^A
14時前後になると、事前に看護師さんから
「もうすぐ回診に来られるのでカーテンを開けてもいいですか?」
…と問われます。
私の病室は4床室(団体部屋)なので、間仕切りのごとくカーテンがあります。
このベージュ?ピンク?
……色はともかく、間仕切り用のカーテンを開けるわけですね^^
お断りしてもいいんでしょうけど、私にはこれといってお断りする理由がなかったので
「いいですよ~」と答えました。
例えば、自分のスペースが汚いので他人に見られたくないとか、重篤患者だとか、手術後の患者さんだと、お断りしても差し支えないかもしれません。
でも重篤患者だとかの理由ならともかく、先に書いた理由でお断りすると、なんだか自分が矮小な人間に思えてきますね^^;
狭い場所に生活の場を作ってしまうので、モノが増えるのも汚くなるのもあたりまえですし。
どのみちお医者さんには全員見られますしね~^^
それにたぶん、お医者さんは慣れているから、見ても気にしない。
それはさておき。
14時を過ぎると、一番偉いお医者さんと思われる50代後半くらいの男性を筆頭にお医者さんがぞろぞろ……。
担当医とともに研修医さんも入院時に紹介されたのですが、その方々も一緒でした。
救急外来で診てくださったお医者さんも一緒。
他にもお医者さんがぞろぞろ……
総勢10数名~くらいでしょうか?
その筆頭となる、一番偉いお医者さんが一人ひとりカルテを見ながら患者を問診です。
私の場合は内膜症性嚢胞だと思われるので、抗生剤の点滴治療のみ。
担当医に軽く質問してから、私の名前を呼びました。
初めての患者のためか、名前を呼ぶときに軽く疑問形……
「いりの@さん?」
私「はい」とうなずく。
ちょうど点滴をしているところだったので、カルテと点滴をちらちらと見比べつつ
「このまま治療を続けて様子見をしましょう」
…と、偉いお医者さん。
きちんと治さないと再発しやすいうえに、さらに大変なことになると診断で聞かされているので、素直にうなずく私……
偉いお医者さん、軽くうなずく。
私が重症ではないので、そのまま目の前のベッドへと移動。
は、早い……
まぁ、じっくりカルテ見て触診もして~とかだと、私もちょっと嫌だ(;^_^A
そんなこんなで期待した「回診」はあっさり終了。
暇な日常が戻ってきました……
もう1回見たいけど、そうなると入院期間が延びるということで……
いや、もう早く帰りたいから
回診はこれきりでいいです。
あーもう、早く痛みとれないかな~。
早く帰りたいな~~
そのためにもしっかり治します(; ・`д・´)
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