言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

今年の目標が達成できなさそうな件

おはようございます、いりのです。

私は今年の目標を新年に立てました。

  1. 職場復帰する
  2. 作品を1本、最後まで書き上げる
  3. 3㎏痩せる

抗がん剤治療が今月終了した現時点で、それらがどうなったのかのご報告です。

目標達成できそうなのは、たぶん1つだけ

3㎏痩せるは棚ぼた的にクリア

そのなかで達成できたといえば、3の「3㎏痩せる」くらい。

それもがんによる手術のために痩せてしまったという、あまり良くない減り方。

 

手術前は53㎏を超えていました。

 

一時期、体重は57㎏まで急激に増えていて、それをなんとか低糖質ダイエットで3㎏とちょっと落としたのです。

 

これはネット上などの卵巣がんの記述を読んだ上での予想なのですが……

卵巣がんにかかると、急な体型変化が起こるそうです。

主に下腹部ですが、今まで体型に合っていたスカートやジーンズが入らなくなるとかですね。

 

私も急に、仕事チノパンやジーンズのサイズをワンサイズ上げないと、下腹部とウエストが大きくて入らなくなっていたので、焦りました。

おそらくこの頃から卵巣がんが体の中にできていたのかな~と。

 

ダイエットでなんとか3㎏ほど落としたのが2021年末。

それであと3㎏痩せようと新年に一念発起したわけですが、それはがん手術でアッサリ叶いました。

考え方によっては、棚からぼた餅のような痩せ方ですね(笑´∀`)

 

今は50㎏台で体重を維持することに専念していますが、すぐに太りそうなので注意しています。

 

太ったら、この目標もクリアできなかったことになりますしね。

抗がん剤治療が「職場復帰」と「作品を1本、最後まで書き上げる」を阻む

問題は「1,職場復帰」と「2,作品を1本、最後まで書き上げる」です。

 

自律神経失調症による休職からの職場復帰。

それは抗がん剤治療を優先させるために退職し、あっけなく玉砕しました。

 

自律神経失調症だけ、もしくはがん治療だけだったら復職できたかもしれません。

ですが皆さんご存じだとは思いますが、会社の休職には期限があり、何ヶ月、何年も続けて長期でお休みをいただくことはできません。

 

仕事か治療かの選択を迫られれば、治療に専念することと思います。

命のほうが大事ですしね。

 

私もその判断から、退職を選びました。

おもちゃ屋の仕事が好きだったので、ホンマに残念でした……_| ̄|○

 

そして作品を1本書き上げるですが……

 

仕事辞めたんだから時間あるし、これは大丈夫なんじゃね?

つか治療中に書き終わるかも~~ヽ(*´∀`)ノ

 

……という考え方がとても甘かったことが、治療を始めてすぐに思い知りました。

抗がん剤は体にとって、とてもキツい薬です。

 

それでも近年では、一昔前のように入院してではなく、通院治療で済むようになっています。

それは抗がん剤の副作用を抑える薬が向上したこと、抗がん剤そのものが良くなっているためらしいです。

 

ですがそれでも、抗がん剤投与の回数を重ねるごとに副作用はどんどん重くなり、抗がん剤に負けてしまいまいそうになりました。

私はステージ1cということもあり、抗がん剤治療は6回。

 

正確には「6クール」で、抗がん剤を第1週と第2週に投与して、第3週目を休む。

それを1クールとし、6クール行うという意味での「6回」です。

 

おそらく治療としては軽いほうだと思います。

 

そんな治療でも、あと数回続いていたら抗がん剤に耐えられなくなり、担当医に頼んでやめていたかもしれません。

それくらいキツい。

 

しかも開腹手術後で弱っていて、これから回復させるぜ~~という体に投与するんですから、キツいと感じるのは当然です。

私は術後、杖をついて歩いていましたが、抗がん剤治療中はまったく手放せなくなりました。

 

回数を重ねるごとに倦怠感などの副作用が強くなり、自宅ではほとんど寝て過ごすようになりました。

動けませんから、家事を思うようになんてできるはずもない。

 

テレビの光や音がキツい。

音楽も耳障りになる。

ゲームなんて論外。

 

活字を読むどころか、マンガを読むことすらシンドイときがありました。

こんな状態で長編小説とか書けるわけがない。

 

スンマセン。抗がん剤治療、ちょっとナメてましたわ(;´・ω・)

 

抗がん剤治療について調べていくと、自分で止めたいと言うこともあれば、担当医が患者の様子を見聞きして止める場合もあるようです。

 

なるほどなぁ。

抗がん剤治療が途中で終わる背景には、そういう事情があるのか~。

……と、身をもって知りました。

 

6回だけとはいえ、最後まで終えられたのは幸運だったのかなと思います。

 

抗がん剤も薬ですので、時間が立てば尿などで抜けていきます。

なので抗がん剤が抜けてきた今頃になって、ようやく書きたい小説の資料などを読みふけっています。

 

治療終了後の造影CT検査の結果も良好で、なんとか経過観察へと移行できました。

なので、これからがんばるしかないか。

 

再就職は来年……できるのか?

小説を書き上げるのも来年でしょうか。

 

来年のために新しい目標を考えることとします^^