言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

めんおうさんのブログを読んでいたら、ラノベ作家だった頃に担当編集に言われた言葉を思い出した

おはようございます、いりのです。

 

ちょっとトラブルが続いて、記事は書いているのになかなかブログ更新ができませんでした。

 

気づいたら11月突入……

……まぁ、そういうときもあるわね( ̄▽ ̄;)

 

自分を追い込んでしまうと書きたくても書けなくなりますので、無理は絶対にしません。

めんおうさんのブログを読んでいたら思い出した過去

担当編集に「売れる作品を書いてください」と言われて、出版社から実質のクビ宣告をもらったこと

自分のブログでも何度か取り上げさせていただいているのですが……

 

購読しているめんおうさんのブログです。

www.zinseitanosiku.com

 

この日記を読んだときに、ふと自分がライトノベル作家をやっていたときに担当編集さんから言われた言葉を思い出しました。

 

「売れる作品を書いてください。たとえば「◎◎◎の◎◎」のようなヒットする作品です。そうでなければ、いりのさんの作品を今後本にすることはできません」

 

要はストレートに「あんた、クビね」と言われたわけですけども(笑)

 

この発言に、いりのは長年縛られ続けることになります。

 

売れる作品=おもしろい作品

 

当時の私はそう思っていたからで、この考え方は今も変わっていません。

実際、売れている作品はおもしろいものが多いです。

 

では「おもしろい作品」とはどういうものなのか。

 

もちろん考えても全然わかりませんでした。

 

作品を読んで分析し、「これがこうなっているから、おもしろいんだな」ということは、数多くの作品を読んでゆけばおのずと理解できます。

 

ですが、だからといって自分自身がおもしろい作品が書けるということには繋がりません。

 

だから結論としては、「わからない」にせざるを得ませんでした。

 

もし書けるのだとしたら、私はとっくの昔にもう一度デビューしてベストセラー作家の仲間入りを果たしているはず。

 

もしかしたらベストセラー作品の傾向から物語を構築して書ける方もおられると思いますが、それは作家としての素質を持っている方だと思います。

 

今日のブログは作家としての素質がどうのという話ではないので、それはひとまず置いておいて■⊂(・Д・;⊂)(つ;・Д・)つ■

 

ただ、長年かけて作品を数多く読んでゆくうちに、読後の自分の気持ちに気づくことができました。

 

この作品、おもしろい!めっちゃ好み!( *´艸`)

この作品、確かに作品としてはおもしろいけれど、私は嫌い(もしくは苦手)

 

この2つです。

 

さらに気づいたのは、中途半端なおもしろさを持つ作品は、読者に対して、この感情にすら到達させることができません。

 

そのため、新作などを読まれることで記憶の底へと埋もれてゆきます。

 

そして「おもしろかった」と思う作品のみ、読者は読後、「好き」「嫌い」の感情に分けられ、その作品を自分の心の中でさらにふるいをかけるのではないかと推測しています。

 

そうして、読者さんの心に残る。

 

ふるいにかけられ、作風が読者「好み」で、かつ「おもしろかった」作品、この2つの感想を得られた人数が多いほどヒット作になるのではないか。

 

こう考えました。

ストーリーがおもしろくても読者好みの内容でなければ、結論は「おもしろくない」になる

人間、誰しも感情というものがあります。

 

「好き」「嫌い」で振り分けてしまうと、当然「好き」のほうが印象強くなります。

(※考え方によっては「嫌い」な作品も印象強くはなりますが、それは別の話になると思うのでここでは取り上げないことにします)

 

たとえば「オススメの作品は何?」と誰かに尋ねられたときに、おもしろくても嫌いな作品よりは、好きなおもしろい作品を一番に推すのではないでしょうか。

 

おそらく私も「なにか?」と友人や知人に問われたら、一番好きな作品を推します。

(※取り上げると大変なので、ここではあえて止めておきます(;^_^A)

 

ですが、それが必ずしも友人や知人にとっての「おもしろい作品」であるかはまた別の話となるはずです。

 

友人や知人もまた、感情と個性を持った一人の人間ですからね^^

 

最終的な決断は、私のおススメを読んだ友人や知人が自分で行うはずです。

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結局なにが言いたいのかというと

「おもしろい」は人それぞれである

映画・ドラマ・小説・マンガ・ゲーム……物語を描く方法はジャンルによって様々ですが、おもしろさには共通項があると思っています。

 

けれど、万人がおもしろいと感じているヒット作品であっても、必ず「嫌い」「苦手」という人はいます。

 

要は作品というものは、最終的に作り上げるのは作家が作り上げた世界観を読んで受け止めてくれた、読者さんなんだといりのは考えているのです。

 

それはブログも同じで、そのブログの内容がおもしろいか否かなんて、受け止める人によって違うはず。

 

私がおもしろいと感じる内容が人によってはおもしろくなかったり、その逆もあるんだろうと。

 

正直に書いてしまうと、私も購読しているブロガーの皆さんのブログのすべてがおもしろいと思って読んでいるわけではありません。

 

たまにはおもしろくない日記だってあります。

(※ブロガーの皆さん、ホンマにすみませんm(__)m)

 

もちろん、今回取り上げさせていただいためんおうさんのブログにも、「おもしろい」「おもしろくない」と思う日記があります。

www.zinseitanosiku.com

だけどそれがあるからブログに人間性が出て、ブログを読むことがおもしろいのかもしれませんね。

 

そういえば、「おもしろいも好みによって分かれるやんね~」という話を弟としたときに、

いろんな人がいろんな好みを持って感想を持っている、だから地球って丸いんちゃう?( ̄ー ̄)ニヤリ

急に話が地球レベルになって、そのときは笑ってしまいましたが……

 

いろんな人がいて、好みは人それぞれ。

だから世の中は丸く収まっている部分があると言いたかったんでしょうね。

 

我が弟ながら、妙に深いことを言うな~と思う姉いりのなのでした。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。