言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

関西地震から阪神淡路大震災を少しだけ振り返る

こんにちは、いりの@です。

 

今朝の関西地方で発生した地震には驚きました~(;´・ω・)

 

今も私が住んでいる地域は、忘れた頃に余震がきます。

 

最初は「お、揺れた?」と思っただけだったのですが、次第に揺れが大きくなり、家全体がグルグルと回った感じがしました。

 

あ、ヤバイわ。この揺れは思ったより大きい。動かんほうがええな(; ・`д・´)

 

……ということで、1階のリビングテーブルのそばにいた私は 椅子の背もたれをつかんで片膝をつく形で座ると、2階で寝ていたはずのシシィがひどく怯えた様子で私の近くまで逃げてきてリビングテーブルの椅子の下へ。

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シシィよ、椅子の下は実は危ないらしいぞ……とは思ったのですが、揺れが予想よりも大きかったので2人そろって動かず、私は「シシィ~」とできるだけ穏やかな声で呼びかけ続けました。

 

キッチンを使い終わった時間で、コンロに火がついていなかったのは助かりました。

火を消しに行っていたら、もしかしたら私はケガしたかもしれません。

 

しばらく揺れ続けているうちに、なにかが落ちたらしく、ガチャガチャ、ガチャーン!という音が鳴り続け、ようやく音が収まったなと思った頃に揺れも収まりました。

 

私は阪神淡路大震災の被災者なのですが(倒壊がもっともひどかった東灘区に当時住んでいました)、あのときはもっと動けなかったと記憶しています。

 

寝ている状態から、まったく立てませんでしたしね。

 

いや、立ち上がる時間と隙を地震は与えてくれなかったといったほうが正しいかもしれません。

 

阪神淡路大震災は、本当に凄まじい揺れでした。

 

あのマグニチュードよりも大きい東日本大震災熊本地震を経験した方々は、もっと動けなかったことだろうなと、容易に想像がつきます。

 

なので、これぐらいなら被害もさほど大きくないだろう、震度4か、大きくても5かな~余震だけ注意しておくか。

 

そんなふうに考えておりました。

 

あと、なぜか毎日チェックしているyoshihide-sugiuraさんのブログを思い出しました。 

yoshihide-sugiura.hatenablog.com

地形に関する知識が私にはないので難しいのですが、毎日拝読しております。

勉強になるので、おもしろいです。

 

地震が落ち着いたあとは、猫たちをチェックです。

 

レアは窓際にいたのですが、大きな揺れのために恐怖で動けなくなったのか、そのまま椅子の上で香箱座り。

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ハヤテは派手に家が揺れる恐怖でパニックとなったようで、一気に2階へ駆けあがっていったと記憶しています。

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写真はすべて地震が落ち着いてから撮ったものですが、どのネコもひどく怯えた顔をしてますよね(;´・ω・)

 

ただ、ハヤテだけは、私が「もう大丈夫だよ~」と近寄るたびに私にビクッと委縮したあとに逃げ回っていたので、もしかしたら、「お母たん(いりの@)が激烈に怒って家を揺らしたんだ!」……とか思っていたのかもしれません。

 

いくら怒っていても、そんな怪力無双なオカンはおらんよ、ハヤテ……

 

地震が落ち着いたら癒しを求めて近寄るシシィやレアと違って、しばらくの間、私に近寄ってくれませんでした(笑)

(※いまはそのときの反動なのか、私にべったりしています)

 

かわいそうなのはhiroさん。

 

なんと朝のシャワー中でした(;´・ω・)

 

いやぁ、風呂場が崩れて、裸で中で死んだらどないしよ~~と少し考えてしまいましたよ。

本人は思っていたよりも落ち着いていましたけれども。

 

LINEで家族や職場仲間や友人たちと連絡をとりあい、みな無事であることを確認。

ひとまずホッといたしました。 

 

震度の大きかった地域ではガスが止まっているそうですね。

 

毎日読ませていただいているココちゃんさんのブログから知りました。

www.tenkinoarekore.com

 

阪神淡路大震災のとき、大阪ガスの復旧は1ヶ月以上かかっていたので、10日ならまだ早いほうかなと思うのは、1ヶ月以上ガスがない苦しみを味わったからでしょうね。

 

たぶん神戸の人間なら、「10日か、なら早いわ」と思うはず。

 

ただ、あの当時、ガスの復旧は暮らしていた場所によっても違いました。

 

兵庫県神戸市近郊の町を含む、その東と西から挟み込むようにして大阪ガスは復旧を開始したと記憶しています。

 

なので、ちょうど東西の真ん中あたりになる東灘区はもっともガス復旧に時間がかかった地域でもありました。

 

倒壊が激しかったのも、復旧が遅れた原因だとも思いますけどね。

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やはりと言うとアレなのですが、揺れの大きさなどを体は覚えているものです。

 

不謹慎かもしれませんが、余震が多かったことと、他にやることがなかったこともあって、余震の震度を体感で当てるなどをよくやっていました。

 

余震がきたあと、ラジオを聴きながら兄弟で当てっこをしていると、震災を忘れられて気がまぎれたというのもあります。

 

今はスマホに逃げるかもしれませんけれども(^▽^;)

 

不謹慎とは思いつつも、それを逆手に取るという発想は、こういう状況を生き抜くための知恵の一つなのかもしれません。

 

あと、もっと大きな揺れを一度経験しているおかげか、無駄に騒がずにいることもできました。

 

そういった意味では、阪神淡路大震災は貴重な経験だったと感じています。

 

そういえば、阪神淡路大震災のとき、発生直前に聞こえた音はなんだったんだろう……

今まで、あまり考えてなかったけれど、未だに忘れられない不思議な音。

 

また考えてみよう……

 

 

楽天市場が「楽天スーパーセール中」なので、もしかしたら防災グッズが飛ぶように売れるかもしれませんね。

 

我が家は水とお米だけは絶対に絶えないように準備しています。

 

hiroさんがボーイスカウト経験者でアウトドアに慣れているので、これだけあれば、とりあえずゴハンは食べられると判断してです。 

(※猫たちも、キャットフードがなくなったら白ゴハンで命をつないでもらうか…と考えています)

 

また大きな地震が来るかもしれません。

 

地震は本当に不意打ちできますので、関西地方だけではなく、関東やその他の地域にお住まいの皆さまも、準備を怠りませんよう、お気を付けくださいませ。