言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

今週のお題「おとうさん」から、父の死について考えてみる

今週のお題「おとうさん」

 

こんばんは、いりの@です。

 

日曜日は父の日ですな。

しかも我が御父上は誕生日でもあります。

 

今年で何歳だっけか……

こんな状態でなければ父に会いに行くのだけれど。

 

とはいえ、実家へ行くと母に会わなければならないので、ここ何年も実家へ帰ったことない親不孝者です(;´・ω・)

(※子供の頃からいろいろあって母とはあまり仲良くありませんが、最近になって互いに年をとって丸くなったせいか関係がだいぶマシになりました)

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父に捧げる言葉を考えていたら、過去に体験した父に関することを思い出しました。

 

ちょっと不思議なお話になりますが、それを書こうと思います。

 

父はとにかく一人娘の私がかわいいらしく、何年たっても、私が何歳になっても、どこかへ行くと私のぶんも購入しようとします。

 

阪神が優勝したときも私のぶんのTシャツをくれました。

 

今は亡き星野監督が胴上げされている写真がプリントアウトされたやつです。

すでにズタボロなので、写真にはアップしませんが(^▽^;)

 

しかもどこで使うのかわからないような品も購入したりするので、阪神が優勝しそうなときはヒヤヒヤします。

 

一応いりの@は関西出身なので阪神は好きなのですが、素直に優勝を喜べない事情があるわけですよ(苦笑)

我が家はそんなに金持ちでもないので、どこへ行ってもナニも買うなよ~と注意しても、娘可愛さで買ってしまうようです。

 

話を元に戻しまして(笑)

 

ある日、父がナニかを買ったとかで自宅まで荷物を届けに来てくれたことがありました。

どこかへ行った帰り道の途中で、食べ物だったので、その日に届けてくれたと記憶しています。

 

自宅近くまで来た父が車から降りてきたとき、私はその人物が誰だかわかりませんでした。

 

なぜかというと、淡く真っ白な光に包まれた人にしか見えなかったんですね。

 

なんだ、この淡い霧みたいな光。

つーか、誰、この人?(;´・ω・)

 

近づいてきて声を聞いて、ようやく父だと気づきました。

 

そこで私は、ようやく父がオーラのようなものに包まれていることに気づいたわけです。

 

なんでオーラみたいなモンと気づけたかといいますと、実はシシィが来てからだったと記憶していますが、ひどく霊感が強くなった時期があったんですね。

 

人がいないのに声が聞こえる。

自宅で誰かに触られた。

 

最初の頃は頭がおかしくなったのかと思い、精神神経科のお医者さんにも相談したのですが、診察の結果、どうやら総合失調症とは違うらしいぞということでした。

(※この話をしたとき、担当医の顔色が変わり、どんな声が聞こえるのか、聞こえる声の内容はどんなものなのか、そらもう驚くほど事細かに質問されましたが、私の返答が総合失調症のソレとは違っていたようで、最後は「そういう力がある方もいますよ。私はサッパリわかりませんけどね^^」と笑顔で言われて終わりました)

 

で、最初の頃は幽霊と思しき姿は見えなかったんですが、次第に姿も見えるようになっていました。

 

そのせいか、たま~にそういうオーラのようなものが見えることが増えていました。

 

ただ、過去に淡くて黒い霧のようなものを見たことはあったのですが、白い霧というのは初めてだったので、最初はなんだかわかりませんでした。

 

父は私を見ると嬉しそうに笑って商品を手渡し、そして私とhiroさんの近況だけ尋ねてから、家にあがることもなく帰ってしまいました。

 

せっかくだからお茶でもと思って用意していたのですが、長いドライブで疲れていたのかもしれませんね。

 

目が慣れてくるとだいぶ淡い霧はマシになっていましたが、それでも父は清らかな白い光に包まれていて、不思議な光景だな~と感じたのを覚えています。

 

父たちの乗った車を見送りつつ、白い光はなんだったんだ~と考えていると、ふいにどこからか声が聞こえました。

 

「おまえの父は神に生かされているのだ」と。

 

本来ならとっくに亡くなっていてもおかしくない状態なのだけれど、問題があってできない状態にある。

なので、神様が生かしてくださっているのだという内容でした。

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確かに、我が実家はトラブルだらけで、私の兄弟が引きこもり~だの、母が問題あり~だので、いま父が亡くなるととんでもない状態に陥ります。

 

当時は母方の祖母が介護状態でもあったので、もっと大きなトラブルになっていた可能性があったのです。

 

しかしどうして神様や仏様が生かしてくださっているのだろうと考えたときに、父と母は休日に祖母を連れて、頻繁に寺社仏閣へお参りへ行っていることを思い出しました。

 

そのためどこかの寺社仏閣の神様仏様からご縁をいただいて、ご加護を受けているのかもしれません。

 

どこの誰かはわかりませんが、声の主は言いました。

 

我が家が苦境へ陥らないために、神様や仏様が父を生かしてくださっているのだと。

 

しかし、人間には寿命があり加護で生き続けるにも限界がある。

 

そう遠くない未来、必ず死ぬときがくるから、そのときは覚悟しておくように、と。

 

声はそこで終わり、その瞬間、私はあまりにも父がかわいそうでならず、涙がこぼれました。

 

寿命が来ていても死ねないなんて辛いなぁ…と思えたから。

 

私は人生を「学校」だと思っています。

 

人間はこの世に生まれ落ちた瞬間から経験を積んで年を取り、そしてあの世に帰るのだと、霊感が強いときに、これまた不思議な声の主から教わったので、今生とは「学校」みたいなものなんだなぁと解釈しました。

 

そりゃ自殺しちゃダメだよなぁ。

自分で学校をドロップアウトすることになるもん。

 

……ということで、できるだけ自殺しないように生き抜こうと考えています。

 

なので、卒業の時期がきても学校を卒業させてもらえないって……ちょっと悲しいじゃないですか。

 

父自身はどう思っているのか知りませんが、父の性格だと、「そりゃ早く卒業したいなぁ」と言うだろうなと思います。

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そして、そのときに気づきました。

 

もしかしたら、淡く白いオーラは死が近い人がまとうものかもしれない、と。

 

先にも書きましたが、出会った人の全身から淡い黒いオーラがみえたとき、その人物が数ヶ月後に亡くなることが度々ありました。

 

私が黒く見えた方はあまり評判の良くない方が多かったのですが、いつだったか、霊感の強い友人から、「とても心の清らかな方がいて、その方の死が近くなったとき、その人が白く輝いて見えたことがある」と聞いたことがあったのを思い出しました。

 

父はわがままですが、子供のように純粋な人でもあり、愛情深い人でもあります。

 

そんな本人の性格と、やはり神様仏様のご加護も手伝って淡い霧のような白い光に見えたのかもしれません。

 

私の霊感はレイキ・ヒーリングを覚えたことで落ち着いたらしく、そういった類のモノは見えにくくなりました。

(※ときどき見えたり聞こえたりがありますが)

 

そして父は、神様仏様のご加護もあってか、おかげさまで二度も心筋梗塞を起こしたにもかかわらず、今まで生き続けています。

(※心筋梗塞を起こしているにもかかわらず、歩いて病院へいってその場で緊急入院となった強運の持ち主です)

 

ですが父も人間ですので、いつかは死ぬ日がきます。

 

私は父に似て口が悪く、わがままで気が強いので、同じような性格の父と衝突していましたが、やはり愛してもらったという記憶があるので、亡くなって欲しくない。

 

でも早く楽になってもらいたいという思いもあります。

とても複雑です。

 

父が今生という名の学校を卒業できるとき、そのとき私はなにができるのか……

 

まだ時間に猶予はありそうですし、これからは私自身も時間が増えそうなので、深く考えてみたいと考えています。