おはようございます、いりの@です。
ゴールデンウィーク後半、4連休を4連勤した結果、軽く体調を崩しました……
昨日・一昨日と軽く寝込み、今日はなんとか起きました。
ブログ書いている時間以外、寝ていたような……
いやぁ、病み上がりなのに、朝早くから18時とか19時まで飲食店で連日働くとか、無茶しちゃダメですね!(・_・;)
……で。
はてなブログのお題です
ゴールデンウィーク2018はなにをしたのか
4月の3連休は、比較的ゆっくり過ごしました。
4月30日に働いたくらい。
この日は忙しかったですが、最初の連休最終日ということもあって、比較的引きが早かった気がします。
5月1日にhiroさんの両親とお出かけ。
roshiatehamother413951.hatenablog.com
ゴールデンウィーク勤務から働き方改革を少しだけ考えてみた
5月3日からの4連休は仕事です。
覚悟はしていましたが、本当にとても忙しかった!
止まらないウェイティング(お待ちのお客様)
止まらないお客様の苦情……
客「なんで席が空いているのに、早くお客を入れないんですか?」(怒った顔をしている。腹が減っているので、早く入れてほしい)
私たち店員「申し訳ございません。今しばらくお待ちくださいませ」
店員の心の声
(人手が少なすぎて、座席を空ける店員はいても、お客様を入れる店員がいないんです)
この苦情を受けたとき、店員はキッチンを含めて3名でした(苦)
従業員の休憩時間に重なったというのもあります。
空いた座席を空けてゆく店員が1名。
まだお食事をされているお客様がかなり残っているため、もう一人の店員(私)も含めてその対応にも追われます。
さらに、私が働く店は時間制限あり食べ放題の店舗なので、お客様をお入れしても提供する食材がなければ話になりません。
お客様がお怒りなのはごもっともなのですが、レストランに入って食べ物がないなんて、ナンセンスとしかいいようがありませんものね。
食材の補充が最優先です。
そのため人員が欠如すると、お客様のご案内のほうが後回しになってしまうことも多々あります。
手が空いて、余裕があるときに入れようとすると、お会計をするお客様がレジへ来て、さらにご案内が遅れる……
そこに苦情が来ると、店員としても頭を下げるしか方法がなくなります。
そんなときに限って、「入るのに何時間くらいかかりますか?」というご質問を受けることも多い。
次はその対応に追われてしまい、他の作業が遅れてゆきます。
悪循環の始まりですね。
(※別にお客様が悪いと言っているわけではないです。念のため(;´・ω・))
また、こういう大型連休期間はお客様の流れが止まらないので、ランチとディナーの切り替わる時間になっても、ランチのお客様が長々と残っていたりするので、ディナー受付が遅くなりがちです。
さらに、大型連休ならではの動きがあります。
他の店舗は知りませんが、私が働く店舗ではランチでも酒類の提供が増えます。
(通常の休日だと、ランチで酒類が出てゆくのは稀です。ディナーはさらに増えます)
食べ放題の食材に揚げ物が多いからだと思います。
揚げ物があるとビールがススムと聞いたことがあります(私はアレルギーがあるのでお酒が飲めません( ;∀;))
それと連休中で皆さん、気が緩むのでしょうね。
飲む方って何度でもお酒の注文をされるので、そのたびに作業中の店員の手が止まります。
こういった状況が重なり、さらにお待ちのお客様が増えると、店員はさらに焦ります。
……が、どうしようもない。
人手不足も過剰な客数も、ゴールデンウィークならではの状況でもありますね^^;
連休の休日希望は人それぞれだけれど、20年前とはシフトINする理由は確実に違う
従業員がたくさんいて、たくさんシフトに入ってくれたらいいのですが、やっぱり連休は休みたい人も多いみたいで、なかなか入ってもらえません。
大学生だって、遊びたいでしょうしね。
彼女や彼氏がいたり、もしくは新しくできたら、休日は遊びたいでしょう。
お金がないと遊べないので、できるだけシフトに入ろうと努力はしてくれますけども。
地方から進学して、あきらかにお金がいるという学生さんだと、できるだけシフトINしてくれます。
ですが、長期休暇は地元に帰るという子もいるので、連休の地獄を少しだけでも手伝ってくれ~と思うこともしばしばです。
20年前よりも前だと、大学生にも欲しいものが多かったこともあってか、稼ごうとする人が多かった気がします。
従業員も昔よりも多かったこともあってか、シフト希望出しても削られたりしていました。
シフト削られて、陰で文句言ったりね(苦)
ですが、今は違うみたいですね。
適度に稼いで、適度に遊べたらそれでいいという考え方の学生さんのほうが多いうようです。
主婦だって稼げるなら休日も稼ぎたいという人はいるでしょう。
ですが、それができにくい背景が今の日本には数多くあります。
主婦だって、壁を越えて働きたい?
小さいお子さんのいる主婦さんのシフトは難しいですね。
だからと言って、主婦さんが働く日数を減らして楽している……というわけではないです。
だってシフトを減らすということは、その月の収入が減るということですからね。
(※もちろん、あまり働きたくないという主婦さんもおられると思うので、私の推論は全員に当てはまる考え方ではないです)
彼女たちの日数や入る時間数から考えると、おそらく、所得税がかからない金額とされた年収103万円にも到達していないんじゃないかなぁと思います。
お子さんが幼稚園や学校から帰ってきても、一時的でもいいので安心して預けられる場所があるなら、お子さんがいる主婦さんは一生懸命に働くと思いますが、現実問題としてそういった場所がありません。
なので、小学生以下のお子さんがおられる若い主婦さんは、旦那様もお休みを利用して、交代でお子さんの面倒を見ながらシフトへ入ったりしてくれています。
夏休みとかあまり稼げないので、苦悩している姿もよく見かけます。
私は主婦さんこそは、もっとも稼ぎたいけれど稼げない人たちの代表ではないかと感じます。
もちろん、子供のために家で待っていてあげたいという本音もあるでしょう。
ですが現実問題として難しいのであれば稼ぐしかない。
けれど、また別の――たとえば子供の預け先だとか、そういう現実的な問題のせいで、思うようには稼げない。
主婦は常に、家計とにらみ合いながらジレンマを抱えて生きています。
お金から得るストレスは、人間関係と同じくらい疲弊しますからシンドイです。
私は子供がいない夫婦なので時間に余裕があり、hiroさんのお仕事開始が5月3日からだったので、お店のシフトに合いやすい状況でもありました。
hiroさんの休日が平日というのも、普段のシフトでは都合がいいらしいです。
私は扶養家族内である年収130万円まで入れるとしているのですが、現在の人員状況で足りない部分へ私がシフトINしてしまうと、確実に130万円を超えてしまいます。
そのため、私のシフトは土日祝日中心に長時間で、平日は1日か2日を短時間でしか入れないのが現状です。
2018年から103万円の壁が150万円になるという話があっても、結局、扶養家族であるためには130万円を超えるわけにはいきません。
お子さんがいれば、主婦さんが扶養家族からはずれたとしても、お子さんの扶養の義務がご主人にあるため、年末調整還付金は少なくなっても返ってきますが、子供がいない夫婦には年末調整還付金が完全になくなるので不利なんですね。
仮に私が扶養からはずれて働くとすると、働くお店の会社の社会保障に入れてもらえたとしても、年収で180万円くらいは稼がないと得はしません。
(※とはいえ、今の人手不足の面から考えると、いまの職場で社会保障に入って働けば、年収200万円は軽く超えるだろうと思いますけども)
じゃあ、お子さんのいる主婦さんが本当に150万の壁を目指して働くのか?
…と考えると、お子さんの年齢にもよるので難しいのではないかと……
そもそも、子供の扶養期間が終了したら、夫の社会保障からはずれた私はどうなるの?
……とも、考えてしまうでしょうしね。
150万円の壁って、こうやって考えると主婦として、あまりありがたみがないというか……
扶養家族でいられるのか否か。
このあたりが主婦にとっての本当の壁であって、ココををなんとかしないと意味がないんじゃないの?…という気がしないでもないです。
飲食店の人手不足解消に時給アップは役立つのか?
人手不足なら、時給あげるとかして人手を増やせばいいじゃん~とか、思う方もおられるかもしれません。
でもねぇ……
希望者、来ないんですよ(苦笑)
時給上がっても、飲食店で働こうという人、いないんですよ。
キツイのみんな知ってるから。
あと、立地にもよりますよね。
駅前で通勤便利な場所だと、やっぱり人が増えますけれど。
地方の大型ショッピングモールで車でないと通勤が難しいと、あまり増えません。
いきなりステーキさんが土日祝日の時給を1500円にしていましたけど、増えたのかな……
増えたって聞きません。
……っていうか、時給1500円まで上げたら、逆に人員減らさないといけなくなるんじゃないのかな……
どう考えても経費かかりすぎでしょう。
たとえば、オープンからクローズまでの9時~23時までお店が運営されるとする。
働く時間は人それぞれですが……
9時~18時までが2人、10時~21時までが1人、11時~23時までを5人と仮定してシフトを組んだとします。
(※全員、1時間休憩です)
少し残業したとか、22時以降の深夜時給、交通費など、諸々のそういう細かな部分をすべて省いて単純計算したとしても、1日12万1500円です(※時給1500円計算です)
これは人件費がかかりすぎだと思います。
どれだけ食材を売らなきゃいけないんだー(;´・ω・)
店舗運営にも諸事情あるわけで、人を増やしたくても増やせない。
簡単に時給UPと言いますが、アップさせたらさせたで、単純計算でも1日に入れるべき人員をを1人減らすという考えが、管理する側には生まれてしまいます。
人手不足も重なっているので、もう6日の最終日とか皆が疲労困憊で死にかけていました……
特に店長がフラフラでかわいそうでした。
働き方改革のために店長自身が、時間を無理して働けなくなっているので、人手不足のまま店舗運営しないといけなくなっている。
そのため、社員である店長のシフトもおかしくなっています。
せめてもう一人、正社員がいたらな……
そういうのも含めて、今の企業体制はブラックです。
働く時間だけがブラックじゃありません。
お客様の苦情が生まれても、その責任をパートやバイトへ押し付けようとしている。
口では違うといいつつ、やはり責任を転嫁させようとしているように思えるのです。
それはやはり、いろんな意味でブラックではないでしょうか。
働きづめはよくないともわかっているのですが……
働き方改革、なにか根本が間違っている気がします。
年中無休の店や、24時間営業の店を廃止するとか、年中無休のショッピングモールにも毎週定休日を設けさせるとか、そのほうがよっぽどシフトも組みやすく、働きやすくて画期的です。
休みのぶんのシフトを他に回せるという余裕も生まれますしね。
働き方改革は生産性を上げるためと同時に、労働力不足の解消のために考えられたと思うのですが、休み方についてはまるで触れられていない気がするんですよ。
いえ、触れているとは思うのですが、ちょっと方向性が違う。
要は、現場で働いたことのない方が机の上で考えた法案なんだろうなっていうのが、丸わかりなわけです。
机上の空論を戦場へ持ち込めば惨敗するのと同じようなことが、この法案には丸々のっかっている。
戦場へ出たら、先に打ち出しておいた戦略もあいまいになるし、戦術も現場の状況次第で刻々と変化します。
現場の指揮官がしっかりと観察して、その場の戦況をしのいでくれるからこそ生き残れる。
それと同じです。
誰か1人でもいいので、現場をじっくり観察してくださいよ、本当に。
東京の飲食店の店舗、1人の店長が3店舗の店長をかけもちしているとか、当たり前のようですよ。
社員の働く時間が8時間でOKだけど、そのためにパートやアルバイトが11時間勤務とかおかしくないですか?
数字とか時間だけで「働き方」を見ないでください。
でも、バイトも含めて本当にみんな、よく働いたと思う。
みんな、本当にお疲れさまでした。
仕事内容はキツイし辛いししんどいけれど、今の職場は好きなので、なんとか長く働けるようにがんばります。
今週のお題「ゴールデンウィーク2018」から、働き方改革を考えてみる
……でした。