言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

はてなブログで私が小説を掲載しようと思った経緯を書いてみる

おはようございます、いりの@です。

 

そろそろ改稿した作品を、少しずつブログへ掲載してゆこうかと思案しているのですが、その前に、どうしてブログという媒体を選んだのか、それについて書いてみたいと思います。

デビューから10年目を迎えて

私が過去にライトノベル作家をしていたことは、プロフィール欄にも触れておりますが、なぜブログに小説を載せてゆこうかと考えのか。

それは2015年の冬に遡ります。

 

2015年に私はデビューから10年目を迎えていました。

(※とはいうものの、私のラノベ作家生命は3年も経たずに終わりましたけれども( ;∀;))

 

デビュー10年目ということで、同期作家さんだけで集まろうというお話になったのでした。

 

実は過去に私が所属していた富士見ミステリー文庫は、富士見ファンタジア文庫で受賞した作家さんたちとデビューした時期が同じになっていました。

なので、同期作家としてつるむことが多いようです。

 

すでに冨士見ミステリー文庫はなくなりましたので、今ではこういうバラバラのレーベル同士で同期作家というのも少ないかもしれませんが……

 

デビュー10周年ですよね~ということで、ファンタジア文庫の Iさんが音頭をとってくださって、10周年記念の飲み会が2015年の年末に実現しました。

 

修羅場中や仕事(作家以外の本業)で参加できないという方も2名いらっしゃいましたが、ほぼほぼ集まりました。

 

作家としてデビューしても、すぐに食べられるわけではないので、兼業で続けられる方がほとんどです。

その中で頭角を現すことのできた方のみが専業になる……のかな。

 

環境的に恵まれていれば、専業になる方もおられますが、稀ですね。

プロとして書き続けるのは、それだけ難しいということでもあります。

 

作家として変わらずにお忙しい方。

作家以外の仕事のほうが忙しい方。

 

そして、私のように作家を辞めた方もおられました。

 

プライベートも皆さん、10年前とは変わっていて、いろいろとお話を聞いているうちに 10年の月日ってってすごいなと感じたわけです。

 

同時に、たった1冊しか刊行していないのに それでも同期として飲み会に読んでくださった皆さんに感謝しました。

デビューするって、私が思っている以上にすごいことなのかもしれません。

 

このときまで、私は仕事や家事に追われていて執筆から遠ざかっていました。

 

出版社からクビ宣告を受けたときは、再デビューするんだと躍起になって書いていましたが、そのうち疲れ果ててしまって、執筆すらもやめてしまったわけです。

 

ネタも気力も体力も、なにもかも燃え尽きた感じでした。

 

なんといっても、普通に生きているほうが断然ラクなのですよ^^;

 

「人と違う生き方はしんどい」

 

ジブリ映画「耳をすませば」で、主人公・雫の父親が言っていましたが、そのとおりだと思います。

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好きだけでは続けられない世界ですしね。

 

常にネタを吸収し続けないと、創作活動を行うための力というか、自分の内にある泉のようなモノが枯れてしまって、本当に書けなくなります。

 

だからこそ、漫画家でも作家でも、映画やマンガやラノベや小説、ネタになりそうな専門書などを読んでインプットし続けたり、刺激を受け続けたりするわけです。

 

私は出版社の実情を見聞きして嫌気がさしていたのもあったのと、やはり力が枯れてしまったというのもありました。

 

なので生活に追われるまま、また何かに導かれるまま、レイキだのネットビジネスだのと勉強し続けていました。

 

執筆から逃げたつもりだったのですが、結果として、それらが私にとっての刺激になったのかもしれません。

 

10周年の飲み会に誘われる前から、なにか物語を書きたいな~という意欲が少しずつ沸いていました。

 

そこにきて、10周年記念の飲み会……

 

 もしかすると、そのときの出版業界の実情を知ったほうがいいという、神様のお導きだったのかもしれません。

出版社を通じて本を出すメリットが感じられない

飲み会では、有意義なお話をいろいろと伺いました。

 

……で、いろいろと同期作家さんの近況を伺ううちに、今から投稿を続けて出版にこぎつけるメリットがまるで見当たらなかった、というわけです。

(※私の場合は、というだけです^^; 今だ作品を世に出していない新人さんであれば、大賞へ投稿してデビューするのも一つの手段としてアリです)

 

そのときに同期作家さんから聞いた「小説家になろう」みたいなサイトを利用したほうがいいんじゃないだろうか。

 

そもそも私は、もう出版社を通じて作品を刊行してもらおうとは考えていないし、そういった小説サイトで発表させてらったほうが幸せかもしれない。

 

ただ、ひとつだけ心残りがありました。

 

それがデビュー作「BLACK JOKER」です。

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このお話の続きを書いてみたいなと、密かに思っていました。

同時に、1人称に書き直したいな、とも。

 

前の日記には1人称で書いてみたいと書いていたと思います。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

ですが、これはすでに出版社から刊行された作品でもありますので、小説サイトにはさすがに掲載することはできません。

(※あと、著作権の問題もあります)

 

すでにプロではないとはいえ、プロの作品を載せることは、そういったサイト運営者さんたちも快く思わないでしょうしね。

 

ですが、原作者である私が、私が運営するブログで自由に書くことはできるはず。

 

で、できる……はず……

 

……

 

…………

 

………………た、たぶん(笑)

 

物語を書くことも久しぶりでしたので、まずはリハビリも兼ねて、デビュー作の改稿をしたほうがいい、という気持ちもありました。

 

ネットビジネスを学んだおかげで、無料ブログはいろいろなサービスを触りました。

 

Seesaaブログから始まり、アメブロFC2ブログ・FANブログ・JUGEMブログ・livedoorブログ・楽天ブログ……いま思い返すと、けっこう無料ブログサービスを触っています。

 

ブログという形態で、文章をもっとも書きやすかったのはWordPressでしたが、自費を投じてサーバー契約とドメインを取得するのがネックでした。

 

有料が嫌というわけではなく、まずは無料で日記なり小説なりを書き続けられるか試したほうがいいという考えからです。

 

そのため無料ブログをいろいろと試してみましたが、日記の書きにくさ、記述の際のトラブル、デザインに納得ができない…などがあって続けられない。

 

先日の日記でも書いた、相性というものもあると思います。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

 

さまざまなブログで試行錯誤しつつ、同時並行でネットビジネスを学んでゆくうちにたどり着いたのが、このはてなブログでした。

 

はてなブログは、どこかWordPressに似ています。

それが書きやすさの理由かもしれません。

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どっちにしても、書きやすく続けやすいに越したことはありません。

 

幸い、はてなブログはほぼ毎日書き続けられています。

今後は若干更新ペースが落ちるかもしれませんが、これから先もできるだけ続けたいと思っています。

 

明日、「BLACK JOKER~少女たちの方程式~」改め

「blanc et noir ~ミシェルとあぶない仲間たちの事件簿~」の第1章の一部を掲載したいと思います。

roshiatehamother413951.hatenablog.com

今日を持たれましたら、ぜひ暇つぶしにでも覗いてやってくださいませ。

よろしくお願いいたします<(_ _)>