言葉を紡ぐ日々

一生懸命、人生を楽しむ主婦いりのの気になること、好きなこと。がん治療のことや、たまにお役立ち情報なんかも書いてゆきます

初めてのワクチンと本当の障がいの名前と赤いおしっこと

日に日に寒くなります。
寒さに弱い猫たちには辛い月日ですな;つД`)
 
26日にハヤテを病院へ連れてゆきました~。

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同じゲージなのに、1ヶ月半くらい前と比べると狭く感じます。
 
ちゃんと成長していますね^^
 
病院での目的は2つ。
 
1つは1回目のワクチン接種のため。
 
もう1つは前回の通院の際にハヤテの右前足の手術をする前に、レントゲン検査をしておこうという話になっていたからです。
 
 
本当は今月のはじめに連れてゆくつもりだったのですが、シシィが赤いオシッコをしたらしいので、先にシシィを病院へ。
拗ね拗ねシシィ 
結果はおそらく体内のどこかでできた石が尿道をとおり、その石が尿の出口ふきんを傷つけたことによる血液だろうと思われます。
 
この件は、また改めて日記に書きたいと思います(;´・ω・)
(時間がなかったので書けませんでした……)
 
さて☆
ハヤテの病院です。
 
ワクチンは手慣れたお医者さんがサクッと終わらせてくださるので、な~んの問題もありません。
 
問題は右前足でした。

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前回の日記でハヤテの障がいを「偽関節」と書きました。
 
折れた骨が正しくくっつかないまま成長したことで、偽ものの関節のようになってしまうという後天性の障害です。
 
これは手術することで治るよ~と言われていたので、じゃあ手術しようと思い、事前検査をすることにしていました。
 
そして、レントゲン撮影してもらったのですが……
 
ここで、驚くべき真実が発覚。

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ハヤテの右前足はケガによる後天的な障がいではなく、生れたときから決まってしまっていた、先天的な障害だったのです……(;´・ω・)
 
つまり、先天的な骨の奇形です。
 
写真はレントゲン検査のそれをそのまま撮影させてもらったものです。
 
肘(?)と足首の2つの関節に異常(※レントゲン写真:左の赤枠)
そして、右前足の骨の欠如(※レントゲン写真:右の赤枠)
 
猫の前足には上腕骨・前腕骨・手腕骨が、関節によってくっついて形成されています。
 
そして、前腕骨は2本の骨が並ぶことで形成されています。
skeletal加工 
レントゲン写真だとわかりにくいのですが、ハヤテは前腕骨が1本、欠けているのです。
 
本来2本あるべきところに骨がないために、関節部分にも異常をきたしていました。
 
手腕骨と前腕骨をつなぐ関節が内側に曲がり、前腕骨と上腕骨をつなぐ関節はほとんど役に立っていません。
 
小さい頃から、なにもしていないときのハヤテの右前足は、いつも内側へグルンと曲がったように見えていました。

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これは、関節が奇形だったためでした。
 
しかも困ったことに、2本ある前腕骨で欠如しているのが、おそらく、大本であるはずの太い骨であること。
 
本来は補助的な役割であるはずの細いほうの2本目が太くなっており、そのせいで関節に異常をきたしているとの見解でした。
 
そのため、右前足が左前足よりも短くなってしまっているのです。
 
さらに困ったことに、右前足の異常は左前足にも負担をかけているということです。
 
ハヤテは座るときや立つときに、必ず右前足を持ち上げます。
IMG_4548加工 
これは大きくなっても変わっておらず、今でも、この体勢で立ち座りします。
 
走ったり歩いたりするときにも、左前足に大きく重心をかけて歩きます。
 
……で。
 
なにが問題かというと、左前足に負荷がかかるということです。
それが引き起こすなにかが、すでに左前脚の関節に現れていました(※レントゲン写真:青枠)
IMG_0112加工 
 
左前脚の関節にも、負荷がかかることで若干のゆがみがあるのだそうです。
 
さらにさらに困ったことに、これは先天性の奇形となるため、手術では治すことができず……
(※最初から骨が1本ないので、大きな病院でも難しいかもしれません)
 
今後も生きてゆくうえで負荷になってゆくかもしれないとも言われました。
 
ハヤテの人生のためにも、どうしようかとも一瞬迷いましたが、我が家も猫3匹と自分たちを食べさせてゆくのが精いっぱいですので、即座に手術は諦めました……
 
手術断念を決断した背景には、お医者さんが
「家の中で生きてゆくだけなら、前足1本悪くても問題ない」
…と、言ってくれたのもあります。
 
前の日記にも書いたかもしれませんが、猫は3本足でも、生きてゆかなければならないのであれば、なんとしても生きるそうです。
 
もし、ハヤテが外で生きている野良ネコで障害のために関節や前足をどこかでこするなどして、骨が見えるほどのケガを負ってしまうのであれば、前足を切断するなどの処置をしなければなりません。
 
ですが、ハヤテは我が家に引き取られた時点で、もう家の猫です。
 
よほどの間違いがない限り、お外で暮らすことはないわけです。
 
なので手術はせず、左右の前足の様子を見ながら、一緒に暮らしてゆこうと決めました。

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本当に右前足が奇形かと思うほど、毎日、元気よく家中を走り回るハヤテ。
 
シシィとレアとできるだけ仲良く暮らしていってくれたらなぁと願って止みません。